one day I remember

今思うこと、ある日いつか思い出す、その日のために

kenちゃん、操る

  さて、しんみりしたライブの感想しか書いてませんので、大阪。 やっぱり楽しかったこと書きましょう。 あぁ、全部だ。全部楽しかった。全部幸せ。 その中でも馬鹿みたいに笑ったのがkenちゃんのMC。 しゃべることない、考えてない、っていいながらなんか上手いこというもんね。 っていうか考えたらおしまいだよね。 自分でいってんじゃん、今月のWhat's IN!?WEBの放談アウトレットで。 考えだしたら止まるって。考え出したら語源まで行き着いちゃう人だから。 kenちゃんの頭ん中は左脳が活性してて、口と右脳が直結してる感じ。 kenちゃんのMCの何曲か前に「My Dear」をやっていまして。 あのイントロのピアノ・・・CDのバージョンに入ってるところはスラスラスラスラ進むのに、 その前のあのアドリブピアノがどうにもこうにも、 外で時折耳にするバイエルを習い始めた子供がたどたどしく部屋の中で弾いてる音 にしか聞こえなくておっかしいのなんのって! その手で!?ねぇ、その美しい手でそれ!?(超失礼) アンバランスにも程がある。ハイディの手ならぴったりの演奏だ。(さらに失礼) 「My Dear」で爆笑してたのはきっと私ぐらい。まぁ、ちょこちょこ笑いは漏れてましたけどね。 そんな、kenちゃんの第一声。 「げんきー?」 あぁ地元のドラッグストアkenちゃんピアノミスって元気なさげ・・・? そういやデイブレもイントロでギター止まってたなぁ・・・ と、思いきや、「俺も元気。何故か元気。」という意外な返答。 ピアノ散々だったくせに!ほんと不思議だよ!(お前本当失礼) 「・・・あー、しばらくライブないらしいで?」 知ってる!そんなのしってる! 「あのさー、聞くけどライブってそんなにやってほしいもんなの?なんで?楽しい? 俺は人のライブにいくと眠くなるんだよね。」 出た、kenちゃんの飽き性! kenちゃん花火大会もきっと最初から最後まで見てられないんでしょう。 屋台とかおねーちゃんに目がいくんでしょう。まぁ、ちっちゃいころの私がそうでした。 「隣で寝てる人いない?あ、居たらちゃんとおこしてや!」 kenちゃんもちゃんと起きようね。 「でー、いつものとおりしゃべること考えてないんですが・・・マイディア?のピアノね、 とうとう・・・とうとう・・・!」 弾けたのか?弾けていたのかあれで? 「最後まで1回もまともに弾けんかった・・・。」 やっぱり。 「ピアノ・・・あの楽器ほど緊張感のある楽器ってないね!だってギターなんてちょっと間違えても気付かんやろ?がーっととやってピース!ってしたらどうにかなるし、ドラムはそもそも全部が間違いみたいなもんやからね。 せやけどピアノはピース!ってやった瞬間全部なくなるからな。」 全部が間違いって・・・それでも3年ぐらいはやってきたであろうドラムスキルを一掃したよ、自分で。 「3年後には完璧に弾けるようになってるかな? ピアノ習ってる人ー?どう?俺は弾けるようになってる?バッチリ?ほんとぉ? っていうか3年後「My dear」やるかどうかわからんけど。 3年後ねぇ・・・まぁ、3年ライブないんですが、3年後のことがきまってるってすごいことですよ。 俺はねぇ、3ヶ月先ぐらいまでのことしか予定立てられんからね。 それが3年後の予定が決まってる・・・。こんなことは高校のとき以来やと思うよ。 高校入学して3年後には卒業してるんやろうなっていう、ね。大学は3年やないし、 実際もっとかかったな・・・。」 そうですね。私も3年後のライブが決まってなかったら、私の3年後はまったく見えてなかったわ。 今はとりあえず、どんなに身の回りの状況が変わっていたとしても3年後はライブにいってる ってことだけははっきりといえるもの。 「また、俺はしょうもない話を・・・何が訊きたいんやー!」 なんでもええがなー! 「じゃー、緑の棒を持ってる人だけ言って? ・・・や、『うぇーい!』じゃなくて何はなしてほしいか言ってよ!」 うぇーい(聞いてない) 「じゃー、黄色の人・・・ん?これ面白いな。(ハイディをチラリ見)・・・もうちょっとしゃべってい?」 おねだりかわいい。 「緑あげて!」(サッ!) 「青あげて!」(サッ) 「黄色あげて!」(ササッ!) 「あ、そこ間違ってる!黄色、黄色!や、そこピンクちゃうって!」 好き勝手に星ゾライトをあげはじめる客席。 「ちょ、ちょっといったん全員下げて!下げろ!こら、さーげーろ!って。 ・・・ほんま君らいうこときかんなー!」 仕切りなおしまして。 「緑!(サッ)黄色!(サッ)青!(サッ!)ピンク!(サッ・・・!ドヨドヨ・・・) ・・・なんかピンクだけやと新宿の街みたい、笑」 じゃ、S.O.A.Pのときは全員ピンクで・・・。 「あとは何色が残ってるの?」(赤ー!) もしくは無色ー! 「何色が嬉しいの?」 個人的には青がいいです。みんなそれぞれに持ってる色がお好みの様子で。 「それぞれにすきなのね。どう?振るの楽しい?」 楽しそうですみなさん。あぁ私もほしかった・・・。 「いろんな振りかたあるやろ? まず、縦振りー!(縦にブンブン)横振りー(横にブンブン)回してー!(グルングルン)、 じゃあ交通整理の人みたいにやって!(「はい、そっちー」と大きく横に振る) 「笑、素直やね。」 さっきとは大違いです。3万5千人フルに操りkenちゃんもご満悦。 「いろんな振り方で俺たちを楽しませてくれよ!」 とまぁこんな感じのMCで最終日締めくくったわけですが、 最終日にして星ゾライトが存分に活用されました。 そして最終日にしてkenちゃんが意欲的にMCをしました。 kenちゃんにいじられ、もってないなかった私としてはハンカチを噛んできいっぃぃー!っと なるぐらいうらやましかったです。参加したかった! 賛否両論のサイリウム。割に今回好評だったので定番化することを懸念されてらっしゃる方も いますね。今回持てなかった私としては次回こそ!という気分でいます。 ただ、それによってステージ演出が阻害されたり、振ってる人と振っていない人で 中途半端に分かれてまばらな光がちらちら視界に入るっていうのが気になるっていうのは 考えものですよね。それから、光で人の手の動きが分かってしまうので、 日本人の性かどうかしらないけどその動きにつられて ついついみんなおんなじ動きになってつまんない状況になったり。 All or Nothing 京セラドームの最終日、暗転して一面に広がったサイリウムは初日の東京ドームとは 比べもんにならないぐらい綺麗でした。それだけで感動した。 この気持ちに嘘はないです。あぁ、サイリウムいいじゃんって思ったよ。 あれはあれでひとつの演出になったんじゃないかな。って。 それが中途半端な数になっちゃうと個人で楽しむ道具に成り下がっちゃうかな。 だから振るなら一斉にどーん!と。振らないならみんな振らない。が望ましいですね。 持つんだとしたら。まぁ、それは無理な話ですけどもね。 定番化はないんじゃないかなぁ。 だって「Link」のメンバー紹介を一時期やめてたぐらいだもの。 あれ、ASIA LIVEであれだけ好評だったらもうずっと続くって思うでしょ? けど、それをしなかったからね。彼らは。 だから引き際はちゃんと見るとおもうよ。マンネリは最大の敵。 今回は主にkenたんの話でしたー。 なんか、大阪ライブの感想はメンバーごとの総括になりそう。 おつぎは大阪でのハイディについて、のんべんだらりと書きましょう。