空の上の舞台監督
「目の前の闇は糧と言い聞かせ、笑え」
それが答えか。マオにゃんよ。
本文ではなく、タイトルに書かれたその言葉にきゅっと胸が引き締まって
久々に、彼の男気を見たようなそんな気がした。
タイムリーにも程がある、その歌詞。
不思議なもので言葉を綴る人は意図せずしてそのときの流れをつかんだ歌詞を呼び寄せる。
戦後60年の年にハイドがやたらめった戦争の話題を取り扱った歌詞書きまくったりとか。
あー、降りてくるってそんな感じなんだろうなって思う。
この人が今伝えるべきことはこれなのだと。
うん、届いた。届いたから。
後もう少しだけ、確定してしまった事実になかせてください。
uverのライブから帰ってまっさきに「ark」「ray」のアニバーサリー盤の特典DVD広げて見た。
シドのhikariの特典映像を見た。
ラニバは、たぶんしばらく見れないと思う。あれ、やっぱり最高だったから。そして映るから。
私が最期にみた姿はkenちゃんでのライブでした。
kenちゃんが「音楽と人」でいってたよ。
「作曲は個人にならなければならないけど、ライブはみんなで作ってくもの」だって。
12月9日のライブにも、彼はいたはずだね。
一人がいなくなって駄目になるような軟な事務所になんてJACKはしたつもりないだろうから
これからもあれこれやってくれるでしょう。年末も事務所所属の面子のライブも、その先のラニバも。
だけど、一人の命を尊べないような血の気のない事務所でもないでしょう。
何せ熱い、騒がしい、むさくるしい、がとりえの事務所ですもん。今勝手に私が決めました。
彼らなりのけじめのつけ方があって、そして、もう前に進んでる。そう信じよう。
マーヴェリック、否、デンジャークルーの船大工、コメットさん。
彼が、自由に飛べるようになったその足で全クルーのライブを見渡していることを願って。
心よりご冥福をお祈りします。