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one day I remember

今思うこと、ある日いつか思い出す、その日のために

STRAUGHTENER 10th Anniversary 2013.02.17 LIve at 日本武道館

1.TRAVELING GARGOYLE 2.Ark 3.星の夢 4.LEAP IN THE DARK 5.Discography 6.Toneless Twilight 7.Man-like Creatures 8.KILLER TUNE 9.GUNSHIPRIDER 10.WHITE ROOM BLACK STAR 11.COLD SLEEP 12.Farewell Dear Deadman 13.Lightning 14.シンクロ 15.The Novemberist 16.Sunny Suicide 17.ETERNAL 18.Dive 19.SAD AND BEAUTIFUL WORLD 20.AGAINST THE WALL 21.From Noon Till Dawn 22.BERSERKER TUNE 23.YES, SIR 24.羊の群れは丘を登る 25.REMINDER 26.MARCH —————————— 27.SILVER STAR 28.MAGIC WORDS 29.ネクサス 30.Melodic Storm —————————— 31.ROCKSTEADY 2013年初ライブはストレイテナーのメジャーデビュー10周年ライブ。 メンバーが2→3→4人と一人ずつ増えていくわ、 メジャーデビュー以前の活動歴もそこそこ長いわでどこに記念日を置けばいいやら 悩んだ挙句、とりあえずメジャーデビューからにしときましょうかということでの記念日。 記念日ライブらしく、曲はファンからのリクエストTOP30を全部!ズルはなし! ということで、この日のライブの作り手はファンの方ですよ。と、申されておりました。 投票の傾向としては、まぁわりと新旧バランスよく配合されていたかなぁという印象。 ちゃんと4人になってからの曲もしっかり入っておりました。OJ人気あるもんねぇ。 まぁ、しかし最近やってる曲に関しては丁寧に削除されておりました、と。 好きじゃないわけではないですよ!普段からきっとipodのプレイリストにはちゃんと入っているはず。 ひなっちが嘆いてたKINGMAKER(80位台)も、シンペイさんが音楽界に一石を投じた と息巻いていたVANDALISM(90位台)もきっと!きっと! ただ、「記念日」と称されるとどうしても特別な曲を聴きたくなるのです。 それは、巨大ロックバンドだろうがヴィジュアル系バンドだろうがロキノン系バンドだろうが 固定客がいるバンドにおいてすべて共通事項といえるようです。 あと、重い曲がひたすらおおい。多かった。 そう、MCでいった後の曲がほんとに重くて、(Lightning~AGAINST THE WALLまで) なんかテナーの面々に「な、重い曲ばっかきくの実際つらいやろ?」って諭されてる気分になった、笑 まぁ、老舗の洋食屋で食べるならウン十年継ぎ足しで作り上げてきたデミグラスソースが かかったものを食べるだろう、とりあえず初めてその店に寄ったならば。 自分の人生の経験値としてそんなものが食べたくなったり聴きたくなったりするものです。 そして、セトリは重さと軽さのバランスが大切で、それに関してはやはり向こうはプロだなぁと 思わざるを得なかったのでした、笑 テナーに関しては、2人時代をしらないのとOJ加入初期時代にちょっと離れてたのもあり 知ってる曲と知らない曲が半分ずつぐらいでした。 メンバーの加入がどうのこうのではなく単にNexusとCreturesが当時響いてこなかったんだよなー。 なので、今回ライブで初めて聞いて、めっちゃかっこいいやんけ!え、あの曲このアルバムに はいってたのかー!!!?なぜ私いままで聞いてこなかったんだ!と思う場面が多いいこと多いこと。 自分が年を重ねたのもあり、また、向こうが年を重ね表現力が増したのもあり… ようやく今好きになることができたのでしょうか。 そう、表現力といえばホリエさんの歌。 リニアが出たころ、ホリエさんの声が粗すぎて曲に溶け込んでないような感じがしたんですよね。 なんか、派手にやり散らかしたいって感じはわかるけどガチャガチャしてるなーという印象でした。 それがまぁ、今のホリエさんの楽曲に溶け込むようなすーっとした声のすばらしいこと。 ent(ホリエさんのソロ)での静かにやる曲の効果もあるのでしょうか。 4人になって音の層が増したテナーの音に反発するように響くのではなくすっとなじんで音となっていました。 「Toneless~」の流れ星が降り注ぐみたいな音の洪水。 「Man-like」の水に別の液体が溶け込んできれいになじむような音。 そしてそれらの静かで重かった流れをぶったぎるかのようなKILLER TUNE。 かっこいいなぁ、と思いました。 個人的な見解を述べさせてもらうと メジャー1st、2ndは素直なバンドの音。冬の空気のように澄んで荒々しくとんがっていてきれい。 それが「リニア」から「Immortal」にかけて、 技巧を凝らしたいとう面が見えてきてメロディーが沼にはまったような印象を受けたんですね。 混合物と混合物が混ざり合う感じ。かっこいいのかもしれないけどヌケのよさを感じられなかった。 技巧を凝らすには3人での表現力に限界が見えた。 そこにOJが入って。めちゃくちゃ期待しました。大人のOJ。期待のOJ。 でも、まだメロディーが沼にはまってる感じが抜けなくて。私の中で。 「Donky~」みたいな大人っぽいひねた曲をやってくれるようになったのはバンザーイ!だったのですが どうしても、昔、大学生の頃寒空の中で聞いた澄んだ冬のにおいのテナーが聞きたかった。 「Toneless~」で久しぶりにその感覚がもどってきて、 「羊の群れ~」で待ってました!と感動しふたたび私の好きなテナーがパワーアップして 戻ってきたという感じでした。 テナーのいいところはメンバーが増えて行ってもだれも抜けていないところ。 足りないところにちゃんと人が入ったところ。 そうすることで、澄んだ音も、ぐにゃっとした音も、混ざり合った音も、すかした音も、 少年のような曲も、大人な曲も、すべてを手中におさめ表現できるようになっていったんじゃないかなと 思います。 私が投票したのは「Toneless Twilight」と「The Novemberist」と「STILLNESS IN TIME」 でしたー。あと、「DONKEY BOOGIE DODO」も投票したかな。 「STILLNESS~」なんてかすりもしなかったよ…! 私はどうも人気のど真ん中と不人気のど真ん中の両方をつくタイプのようです。 50位まで発表されたのですが、あーあれもそういやききたかったー!っていう反応があちこちから。 「TODAY」ききたかったなぁ。 で、今回のセットリスト実は全部で31曲あります。そう、1曲だけリクエストとは別の曲が入っています。 それが最新シングルの「From Noon Till Dawn」というわけです。 そりゃあこれやっとかんとね!なにせ素晴らしいゲストもついていらっしゃるわけですし。 Tabu Zombie&Kunikazu Tanakaというラッパ隊を迎えての1曲。 もうまさしく大人がかっこよく遊んでる姿そのものでした! 大人の余裕が見える。貫録とまでは言えないけれど、音楽を楽しむ余裕は感じられる。 まぁ、「久しぶりの武道館にぶっちゃけ4年前より緊張してる。あの時よりプレッシャーを感じる。」 なんて冒頭におっしゃっていましたけど、この曲やるころにはそんなの吹き飛んでたと思います。 しかし、ホリエさんはなんであんなにライブになるとかっこよくなるんでしょう・・・? 昨年福井のラジオに生出演されたときに握手してもらったんですが、滑らかでピアノひくのにもってこいな 白くて長い指はともかく本人のお姿は細々としたものでした(失礼) しかし、ライブになると照明が味方するのか、ホリエなだけに顔のホリにうまいこと照明が当たり むちゃくちゃかっこよくみえます。じゃない、かっこいいんです。実際本当に。 演奏してる姿が素直にかっこいいって思えるのはやっぱりロキノン系のバンドのようなきがする。 シドっちゃんやラルクはどこか邪念がはいる、己に。 みんなに大人気のOJはいつのまにか頭刈ってました…。びっくりした。いつ? えー、スペアザにいそうなあのモジャイケメンがあああああああ。と、プチショックでした。 武道館前にさらに整えてきたとのことです。 美容師さんによると最近は頭を刈る際「線を入れますか?」と聞くのがマストらしい。 通称エグ剃り。エグザイルのボーカルの人みたいな剃りのいれ方が主流だとか。 まぁ、OJはいれてませんでしたけどねー。 いれなくとも、刈ったことによって浮き彫りになったフェイスラインとちらちらとゆれるピアスが OJの大人の色気をさらに助長させていました。 Yes,sir(だっけ?)ではすばらしいハーモニカも披露。かっこよすぎるoj、バーにいてほしいoj。 シンペイさんもいつのまにやら頭が小ざっぱりとショートに。 最初の頃は、なんか洋服大好きなおしゃれ男子がするみたいな、今でいう栗原類風の黒髪くせ毛ロングパーマ。 それがバッサリと肩より上のボブのラインまでカットされ、今ではすっきりとしたショートに ある意味、今、一番ストレイテナーでさわやかな髪型になってる気がします。 ホリエさんがたまにはく毒にもやんわりと相槌を入れ、本人は小粋にトークを交わす。 ドラマーってたぶんバンドで最後に受け答えしないといけないからおのずとトーク力が増すのかな。 そういや、同じドラムのyukihiroさん(L'Arc)もストレートロングから現在ではショートになり 真太郎さん(uver)もデビューしたての頃はドレッドでしたがそこからセミロング、金髪、と 紆余曲折を経て今は黒髪ショート。 ドラマーは年齢を重ねるとともに小ざっぱりする傾向にあるのか もともと派手好きなのがおちついてくる傾向にあるのか。 この法則で行くと、シャンペインのサトヤス君もいずれはこざっぱりするのでしょう。 ひなっちひなっちでした。ひなたのベースです。 ホリエさんが「ストレイテナーはサービス精神の少ないバンド」だと自分たちのことを称して いたことに対し、あぁ、どこかのバンドでも似たようなことをきいたなぁと なつかしさでいとおしくなりました。 ちゃんとそこにいとおしさを感じられる人もいるから安心してといってあげたい。 そんなストレイテナーも、過去にはやっぱりランキングに乗っかるようなバンドでありたいと 思っていた時期もあったそうな。 まぁ、誰しも一度は夢見て目指せばいいと思うんですよね。 目指そうともせずにメジャーがかっこ悪いといっているバンドのほうがよっぽどかっこ悪い。 ただ、現状のランキングのフィールドと自分たちのフィールドが合致してるかどうかを 目指しながらも見極める必要性はありますよね。 ランキングなんてもはや時の運。一石投じても水面に響く前に搾取されちゃう世の中。 テナーの面々はどちらかというと今それを痛切に感じてるんでしょうね。 それより己らがバンドとしてうまくあり続けられる場所と人間に出会うこと それこそがバンドには重要でそれがもう見えてる。一度目指したからこそ見えてる。 だからあの余裕のある大人のかっこいいバンドができあがったんじゃないんでしょうか。 世間のフィールドが己に向いてこようがこまいが、 自分たちのフィールドが拡大しようが縮小しようが、 音楽をききたいとうフィールド自体はそんなに変わってない、と思うのです。 だから、右往左往するのではなく、いい聴き手とつくり手に逢う為に、邁進あるのみ。 バンドが長く続いて、長く好きでいると、まぁたまに好きじゃない時期っていうのもでてきます。 でも、嫌いにならない限り懐におさめとくと、 昔苦手だったあの曲が今突然響いてきたりする。 そんな瞬間が、この日のライブにもありました。 「Lightning」 たぶん、昔はもっとキリキリとした音が好きだったから好きになれなかったんだろうね。 今は、なんとういか、水や風に溶け入りそうな曲が好きなのもあって この曲がド頭から耳に響きました。 こういう時、なんかずっと懐に収めて温めていたご褒美みたいなものをもらった気分になれます。 長く好きで入れたことのご褒美、それがこの日のライブでした。 ストレイテナーは今年このあとずーっとライブ三昧! こんな小さな小さな福井の町にも来てくれる! ライブハウスも依然来た時より規模ちっちゃいところになったけど! でも楽しみだ。