one day I remember

今思うこと、ある日いつか思い出す、その日のために

ようやく。

遅れましたがあけましておめでとうございます! …さすがにもう遅いんで、寒中見舞い申し上げます。 逆に見舞ってくれといいたいぐらい大寒波が来てますがね。 1年の中で最も雪が降る確率が高い週なのよ。大寒だもんね。 新年あけて、久しく高校の友達勢ぞろいでカラオケしたり、母親と温泉行ったりしてます。 みんなの話を聞いているかぎり、春はまだまだのようです。私もな。 で、で。 昨日は新正月といっていいほどのことがありましたね。 hydeさん40うん歳の誕生日おめでとうございますうぅぅぅぅ!!! あと、厄年おつかれっしたああああああああああああああ!ん?まだ、後厄あるか? あ、年齢はご本人様のご意向ということで濁しときました(`・ω・´) 「THE HYDE」の発売もおめでとうございま。 それに伴いまして、誕生日・出身地・身長・本名等のデータ解禁となりまして。 やーっと、やーっと…やああああああああああっと晴れて誕生日を祝えるというわけです。 表だってね。本人も気にかけていたみたいねぇ。余計な気ぃ使わしてこちらこそすいません。 お互い、気遣いすぎると疲れちゃうときってあるよね。だんだん濁ってくるよね。 あーよかった。よかったさそりゃあもう。うれしさのあまり昨日はお酒を飲みました。 肉も食べました。29(肉の日)やしね。いい日に生まれたね。うんうん。 それから、つーけまつーけまつけまつけーる♪のきゃりーぱみゅぱみゅさんもこの日に生まれた模様。 奇才が並びましたな。 さて、昨日発売された「THE HYDE」ですが。 発売するにあたってまぁ、一陣のピリっとした風と寂しさはよぎったものです。 そのピリッと感がもう嫌だったんだろうけど。ある程度ばれてることに対してね。 それに勘違いされたままっていうのもねぇ。 ただ、それをだすことでかねてから夢見てた憧れの姿は完全消失するわけです。 hydeさんが「夢のない世界だからね」とぼやいた時から1週間ぐらいはどーも気分が晴れなくて なんかさみしくはなったな。 何せ、ラルクであれだけ「夢」見せてくれる人だし、 ラルクにみんなが「夢」を持ち込んでいることを理解してる人だし、 「DREAM」という英語がついた曲はどれもこれもすてきで。 hydeさんが「夢」を使うときはいいイメージしかなかったよ。初期の儚さでさえよかった。 「夢」っていう言葉はけっしてhydeさんきらいなわけじゃないよなって。 けれど、「夢」をつかった発言で寂しいって感じたのは今回が初めてだったように思う。 なんだよ夢のない世界って!!!!って、「あんだけいいもん見せてくれといてそんなこというんか この口は!」ってそこにhydeさんのほっぺがあるならつねって伸ばしたくなるぐらい ちょっと腹も立ちました、笑。裏切られたみたいな気分だったんだよ。 でも、よくよく考えたら、ちょいちょいこの人現実的だったなぁって思いだした。 それから、彼の言う「夢のない世界」っていうのはけしてすべての世界のことをいってるわけじゃなくて 一部だよね。と自分を納得させたりもして。 彼自身が、アーティスト活動を通してどれだけ内側をさらけだしたとしても、 世間一般は彼をミステリアス扱いして、プライベートを探りたがる。 そういう下世話な世界を「夢のない世界」っていったのかなぁとかぼんやり考えてブログに書こうかなぁ とか思ってる間に発売してた。 結果は半分あたりで半分はずれみたいなもんだったな。 以下、一部内容を要約したものを書きます。(あぶりだしてね) L'Arc~en~Cielという表舞台に立っていたらみんなが素性を知りたくなるのは必然。 結果、自分が求めていたっミステリアスな存在にはなりきれなかった。と。 自分が少年時代にあこがれていたバンド、本物の悪魔が住んでいるあの世界ではない世界に 自分は着いてしまった。 ってな感じのことがかかれておりました。 「夢のない世界」がマスコミへの揶揄を意識したものだけならあーそうかーぐらいのもんだったけど 彼が必死でたどりついた先すら「夢のない世界」だったってことがね…。 まぁ、正確に言うと「夢見た世界」か。 見ているこっち側としては、見えている部分はとても夢があって素晴らしい世界なのに 本人が夢見た世界じゃないっていうことがやっぱりどうしたってさみしくてさみしくてねぇ…。 別に自分が悪いわけでもないんだけど、この世界を愛してしまってすいません!!! でも今のこのL'Arc~en~Cielが大好きなんですううううううううってぐすぐす泣いたわ。 ねぇ、だって、きっとおどろおどろしいだけのL'Arc~en~Cielなんて私好きにならなかったわよ。 私が勘違いしてたのは、もう、hydeさんはミステリアス扱いされたくないんだろうと思ってたこと。 「隠していることに魅力を感じない。」っていってたからあーもうそうなんだーとばかり。 じゃなくて、やっぱり幼き頃にあこがれていた存在はいつまでも彼の中にあったのね。 でさ、この「夢見た世界」「あこがれの存在」に届かないもどかしさは 「音楽と人」のVAMPSでのインタビュー時に語られてたりするのね。 明希ちゃんが同じようなことを思い悩んでてhydeさんに話して、「おんなじだな」っていったそう。 hydeさんですらそんなこと思うんかーとあのときふむふむと読んでいたけど 結構ナーバスな悩みだった模様。 とにもかくにもさみしさであふれてしまい、身長なんざ何センチでもいいわボケェ!となった私ですが、 最後の章の最後の段落であーよかったぁ…ってほっとしたかな。 やっとこさかよ!ってつっこみたくもなるけど、笑。 これからでもいいから彼自身の「夢」がさみしいものではなく、 いいものに変わっていけたらと願います。 過去は変わらなくとも、未来がよければ、過去への印象が変わる。 そう言うhydeさんがなんだかんだでやっぱり好きなわけです。 あとはまぁ、ラルクピリピリ時代は本当にピリピリしてたんだなぁってこととか 本当に生き急いでた時があったんだなぁとか(それをまた的確に感じ取ってるファンもすごい) そういうことが分かったぐらいで、 プライベートに突っ走った内容かって言われたらそうでもない、笑。 考え方とか価値観みたいな内容が多くて、基本ファンが熱心になって読むことばかりよ。 だからまぁ、hydeさんのことを下世話な方向で知りたい人が3500円支払って読んだら なんじゃこりゃ?ってなって損した気分になると思う。しめしめである。 あの表紙のhydeさんのポーズと表情はまさしく「しめしめ」顔だ。
THE HYDETHE HYDE
(2012/01/29)
寶井 秀人

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