ちょっと、音楽の話
ストレイテナーのチケットをとったのであわてて今回のツアーのアルバム、「リニア」を
聴いてる未褪です。このままラジアンDXが始まるまで待ちます。
先日FOB企画のサイトいったら「残りわずか」になってて、
昨日もう無理かなって駄目もとでいったらとれた。あれ？
以前、石川・富山でやったときわりと早くチケットSOLD OUTしてなかった？
ストレイテナー福井で人気ないのかしら。それとも「響きのホール」なんて
ライブハウスともホールともつかない中途半端な会場がよろしくないのかしら、
それとも今回のアルバム「リニア」の評判がよろしくない？
んー、今回は確かにギタージャカジャカな音がメインではなく、
打ち込みやギター・ベース・ドラム以外の音を積極的に入れたりします。
前2作に比べるとわりと落ちついた雰囲気。そこか。そこに異を唱えるファンがいるのか。
あぁ、ACIDMANの「green chord」に対する年季入ったファンの反応と同じね。
さんざ「こんな音も出せるんだぜ」ってスマートにかっこつけても、実際は
いろいろやれるよやってみたよ！っていう新しいおもちゃを与えられてはしゃいでるみたいで。
あれこれ使うだけ使ってちょっと収拾ついてない？
なんだろう、使い方は知っていても使いどころが甘いのかな。
まだまだ背伸びしてる。だから、どこか浮いた感じがする。
とくに、ホリエテナーのボーカルがぽっかり浮く。
音がめちゃくちゃ加工された人工なのに対して声があまりにも生っぽい、
マイクからの距離が近いんだわ。
エモーショナルな部分と機械的な部分がうまく入り混じってない状態。
ま、まぁあれこれ試さず視界狭いまんま、同じような曲を作られるより、
いろんなことやって、広げるだけ広げて、そこから自分にあったものを選択していくほうが
私は好きよ。だから、これからよ。これからが楽しみ。
ちなみにずっとずっと下書きのまま保存してあるCDレビューに書いた「リニア」の感想↓
これはiTMSでダウンロードしました。「SIX DAY WONDER」の流れを受けまして
まぁ、とかくバックの演奏や曲のお化粧部分がより凝ったものになっており、
このアルバムもまた「衝動」から一歩身を引いた作品になっていると思います。
ギタージャカジャカ♪が少なくなったのが何よりの証拠。
ただですね、演奏や編曲のスキルが向上して音は変わっているのに、歌声が荒いというか
録ったそのまんま！って感じで妙に浮いた存在になってる気がする。
いやぁ、生っぽい雰囲気を出したくて意識してそうしてるのかもしれませんが。
前までは周りの音が激しくて多重に鳴っていたから歌がうまく紛れ込んで気にならなかったのに
今は周りの音が落ち着いてる分歌声が妙に気になってしまう。
もっとボーカルの音量をおとすかうまく曲に紛れ込むようにして一体感が欲しいですね。
「AFTER THE CARM」はわりとこれまでのテナーっぽい曲ですね。
「CLARITY」が確かFMとやまの3月の月間推薦曲になってたはず。これが一番好きかな。
でも実はそんなにきいてません。このアルバムが今までのテナーの中で
一番好きになるかな、って聴くまではかなり期待度が高かったんですけれどもね。
金沢ライブ行きたかったなぁ…。ライブ行くとそのアルバムの印象がまた変わりそうで
いいきっかけだとおもったんだけど。
さ、21日のライブですこしは印象変わるかしら。
もちろん「リニア」以外の曲も聴きたいわー。
「STILLNESS IN TIME」とか「KILLER TUNE」とか「Melodic storm」あたり。
