one day I remember

今思うこと、ある日いつか思い出す、その日のために

monoral NEW ALBUM RELEASE PARTY 『Turbulence』 in Shibuya AX

Anisが体調を崩されて名古屋のインストが中止になったそうで。 今年がんばってるもんね。あちこちまわってお仕事してるし、この厚さだし。 お体気をつけて、あー、ハロウィンどうしようか? 仮装しなきゃいけないからなぁ。メイド服ぐらいしかないよ。しかもロング。 あっついなー。 では前回のmonoralリリースパーティーのレポートどうぞ。 いやぁ、いい会場でしたねー。monoralのライブ今回初めて行ったんですけど AXぐらいの広さががっちりはまってました!高さと広さがちょうどいい。 これ以上狭いときっとAnisの声も腕も広がりきれずに終わってしまう、 けど、ホールとかアリーナって感じはどことなくそぐわない。 monoralは外か広めのライブハウスがいいです。 そんななか私は、後ろの一段高いところで見てました。機材がおいてあるところの横っちょ。 もたれつつだるーんと。Anisはタッパがあるからよく見える。 ステージには最初薄い幕がかかっておりました。そんでもって1曲目は「kiri」。 ステージにうっすらと5人が浮かび上がります。(ここでチームmonoralが5人であることを知る) 幕があるからそこにいるかいないかのような漂ってる感じ。遠目だとね。 初っ端からこのバラードで来るか!とびっくりしました。 初めての生monoralバンドサウンド、潤いと広がりのある音で箱中が満たされる。 森の奥の綺麗なところで恵みの雨を受けてるような、とかくもう、気持ち良い。 最初っからノリの良い曲で火をつけるより、水を介してじっくり奥から温めていく monoralの罠にずるずるはまっていくのです。 このら辺、達観してるっつーか、若さと勢いだけが売りのバンドとは違いますね。 2曲目、先ほど降り注ぎ満たされた水がこの曲のイントロで沸々と湧いてきます。 影が幕の上をさまよう。あぁ、どうしよう!どうしようもなくかっこいいよ! 曲が展開した瞬間幕がざばっ!と落ちる。「Like you」 おわぁぁぁぁぁぁぁAliとAnisがスーツだああああ!正装だ!「Turbulence」のアー写の2人だ! 水は沸点に達し、血は騒ぐ。 この曲に隠されたAnisとAliの悪意が蔓延してしてやられた感ばっちり。 さ、この最初の2曲の流れのイメージが強すぎてあとが飛んじゃってます。 アルバムで割りと好きな曲「Pompadour」はわりと序盤でやったはず。 この曲さ、Aメロの入り口はわりとさわやかなのに終わりが不穏な感じが漂ってるところがすきー。 Anisが何をしゃべったかはもうほとんど覚えてないなぁ。 「タービュレンスの曲ぜんぶやります!」って言ってたような。 「monoral至上最も長いライブになる」とも言ってましたっけ? あ、今年はあっちこっち回ってライブやってて、ファンの子に「ライブでこの曲やってください!」 ってリクエストをされるんだけど、その中である一人の子がずっとリクエストしている曲があるって ことを話してました。 その瞬間上手中央側から「きゃぁぁぁぁぁ!」と声が上がってました。その子がいたみたいです。 Anis、「あー、来てるねぇ。」そりゃ来てるだろうよ。 そのリクエストしてる曲が、「I am I am」っていう現在廃盤になってて 買いたくても買えないCDに入ってる曲なんだから。 そのリクエストにmonoral応えてくれました。6曲目で歌ってましたね。 ミディアムテンポでけだるくてちょっとエロい曲。うん、好き好き。 でも、聞きたくてもCD無いから聞けないのねえぇ。 で、その後にやった曲がドツボにはまりまして。イントロのギターの重厚感が どえらいエロティックで私の中のよからぬものががだだ漏れしそうだった。 Anisエロい、Aliエロい、あぁこの空間全部エロい。 this band has not begun. この曲は幸い、今でも販売されている「in stereo」っていうミニアルバムに入ってるので ライブ終わってから即買ったんですけど、いかんせんライブでの印象がきつすぎるのか、 CDの音では物足りない。全体的におとなしくて薄暗いのよね。 「in stereo」にしても廃盤になってるCDにしても。 今のようにがつんと派手にやっちゃってる方がかっこいい。 いっそあたらしく録り直して出せばいいのになぁ、なんて思ってます。 密室的な2曲が続いた後はさわやかにシングル曲2曲が続きました。 Anisの動きがいちいち可愛い。どっか1点焦点定めて歌ってる時とか 後ろ向いて左右にぴょこぴょこはねてる姿だとか。 でもやっぱり基本はかっこいいかな。 すっげぇかっこいい!とドツボにはまった曲2つめは「weird kind of swings」 確かAnisが拡声器もって歌う曲。その拡声器をもってゆらぁっと構える仕草もすきなんだ。 ものすごく悪どい感じがして。 Anisの中の悪魔が姿をあらわすんですよ。にやにやしながら。 その悪意に飲み込まれてもいい!なんて馬鹿な私は思うのです。 Anisはさ、「wash」の歌詞見てるかぎりだと私がグーを差し出したら グーを乗っけるような、相手に従ったりつくしちゃう健気でちょっぴり変態なMなんだわ と思ってやまない・・・やまなかったんですよ。 けれども、サイン会での「ちょっとだけ、優しい。」といった発言や、 Perfect Goldの力強く甘美で妖しい誘惑や、 拡声器を持った時のにやりとした悪どい笑顔を見ると、 Anisの中にSの悪魔が潜んでる気がしてならないのです!最近。あの優しい顔の下に! こうなったらAnisの脳内暴いてやる!と、探ろうとしたら思いのほかガードが固かった。 ちょっと崩したら一部露呈されました。ちなみに、ハイディとの関係性はこんなかんじ。 「sparta」は血が騒ぐね。Anisはこの曲の前に「次が勝負・・・」っていってました。 あー、もっといろんなこといってたのに!ちっとも思い出せやしない! アンコールはFUJIROCK前夜祭でできなかったアコースティックライブを やってくれました。 「Monkey Cage」と「wash」の2曲。「Monkey~」は一応みんなのリクエストで やったみたいだけど、この時点でアルバムでやってない曲がこの曲だけだったので どのみちやることにはなってたんだろうね。 個人的に「Tente」をやってほしかったなぁ。私この曲すぅごく好きなの。 でもね、この単語の発音が分からなくてリクエストできなかったのさ! あまりこの曲好きっていうmonoralファン見かけないんですよね。 アルバム1曲目だし、アルバムの中でも代表曲に選ばれてるもんだと思ってた。 「wash」はインストの時からあぁ、たぶんファンの中で名曲化されてるなぁって 思ってたんだけど、CD聞いたら私も途端に好きになりました。 やっとみんなが歌っている部分を知ることができたよ。in this coming of darkest time~♪ さ、アコースティックライブだけではアンコールは終わりません。 びっくり!ほんと長い長いライブです。2時間越えてます。 「Don't you look~」とAnisが歌い始めます、細々ながら跡に「Don't you look~」と ファンが歌います。この曲も盛り上がるわねー。 その後の曲がめぇちゃくちゃかっこよくて、でも何の曲か分からなかったんですけど、 調べたらビートルズのカバーでした。「Helter Skelter」 monoralライブでは定番化してるのかしら?すんげーよかった! わりと海外のアーティストでこの曲カバーしてる人多いみたいですね。 曲とってもいいんだけど、やっぱりmonoralサウンドで欲しいわー。 最後は「Tame me」前作アルバムの最後の曲。 「みんな調教されやすい曲、仲良く」とかなんとかいってたかな。 そのほか。 Anisはライブが進んでいくにつれて徐々に服がカジュアル化していきました。 ジャケット脱いで、ジャケットの下に来ていた白のカッターシャツのボタンがはずれ 羽織るだけとなり、アンコールではTシャツに。 Aliはジャケット脱いだらベスト着てた!ぬおぉぉう!好きだ。 個人的にはかっちりした服をちょっと着崩すぐらいがすきです。 Anis、MCで唐突に「あぁ、今ものすごく頭の中妄想が・・・」と言い出す。 なんだっけ?「○○(メンバーの名前)と○○が~・・・」「○○がマイク持ってー」 「Aliがビデオまわしてー。」「僕は監督でー・・・」 な、何の話がしたいのかしら?Anisは。 なんつーか、Anisのトークのテンポは独特だ。時々ついていけない時がある。 Aliは「ロズウェル60周年!」と嬉々として話そうとしたところ、 客席の頭から「?」が浮かんでいたのを見て、話すのやめました。ちょっとしょんぼりぎみ。 あぁ、この人は音楽バカだ。生粋の。 すげー気さくに話すのに、音楽のことになったらまわり無視してノンストップだ。 途中、何かの曲で最初ミスって曲がストップしましたね。 Anisが「ストーップ。」とまったをかけた。「ちゃんとやろう。」 最初が静かで、いきなりガン!と音が盛り上がる曲。タイミングが確かにとりづらそうな曲だった。 レポを書き連ねましたが、改めて、monoralはかっこいい! とてもじゃないけど小動物をみるような感覚ではみれないわ、笑 人として、ミュージシャンとして、一人の男としてかっこいい。 やさしさと、危うさと、攻撃的、この3つの要素がバランスよく配分されているライブで 癒されたい気持ちと圧倒されたい気持ちが同時に消化されました。 monoralは今年で6周年。前作のアルバムが出たころだから。 私は、えっと・・・2年ぐらいですわ。これからも何卒良しなに。