one day I remember

今思うこと、ある日いつか思い出す、その日のために

終わったな…

終わったな…。 ラルクの壮大な1年が終わったな…。 季節は初夏だというのに、線香花火でもしながら途方に暮れたい気分です。 よろしければ一緒にどうぞ。 お祭りは本当にあっという間。 ただ、盛大な虹色の花火に引き寄せられた空が、昨日、嵐も虹も持ってきました。 後夜祭だったんですね、きっと。 1年前に、ぽろっとhydeさんがいったことがまさか本当に実現するとは…。 (去年のラニバ初日にhydeさんが「最後には虹がかかるようにしてるから」といい、 20thラニバの終わりであり、去年のライブから1年後の28日に虹がでた。) 神様はいないけど、神様のような仕掛け人はあちこちにいるんだなーと思わざるを得ませんでした。 もうね、壮大なドキュメンタリー映画よ。 L'7の時も思ったけど、今回もそう感じたな。 私のワールドツアーは3月25日のライブビューイングから始まり…。 ライブビューイングがはじめてでどんなもんかいなーと思ってたわけでしたが 私が見に行った会場は割と音響もライブ並みに大きくて楽しめましたよ。 映画館の椅子もふこふこで、私ゆったり座って鑑賞しておりました。 ライブと同じ環境で見る!というより、映画館で見るからこその楽しさがあるだろうと。 しかも、始まりがどっしりとした「いばらの涙」だったので。 なんとなく、ぜいたくにDVDを鑑賞している気分だった。いい気分。 お金持ちの人がホームシアター作りたくなる気分がわかったような気がした。 しかしながら、あの最初の「いばらの涙」はインパクトあったなぁ。 重厚感たっぷりで。hydeさんの歌声も迫力があった。 アメリカで人気をもたらしたのがレディステだから、そういうパーッとした明るい曲で 3曲駆け抜けるのかと思いきや、ですよ。 「いばら」「CHASE」「GLMW」とタイプの違う、でも、これで今のラルクのかっこよさと幅広さが 一挙に伝わる3曲をたたきつけた感がありました。 「いばらの涙」はもう、ロックやってるっていうより、名誉ある舞台に敬意を表して hydeっていうディーヴァがオペラをうたっているような…そう、あの時のhydeはディーヴァでした。 MCとか演奏からバシバシつたわってくる緊張感。 以前の世界ツアーの「ある種故郷のようなフランスに来てやったぜー!」っていうノリノリ感ではなく、 「どこまでやれるかな。どこまで魅せつけられるかな。」といった挑んでるラルクを見たのは そういえば久しぶりだなぁと感じました。 いつ以来だっけ?そうだ、L'7で今まであんましやっていなかった曲群を演奏しているラルクが そういう風に見えたんだった。挑んでいるラルクほどかっこいいもんはない。 アットホームなラルクも好きだけど、演奏しているその1音1音がかっこいいと思えるラルクが好きだ。 20年たってもまだやれることはたくさんあるっていうのは、本当で。 今回のUSA公演が、満員御礼にならず、あちらのお客さんの反応も完全に乗り切っている状態じゃなくて 様子見している部分があったっていう状態だったっていうのは、いいことだと思ったんです。 まだ、目指せる余地がある。そこへ向かうラルクをまだ見続けることができる。 そうね、まだ南米にもいってないし、次はブラジルあたりで本物のカーニバルのおねーさんと 「pretty girl」でたわむれるkenちゃんとかみたいわね。 ラルクイズにでてきたコピバンさんのいるメキシコにもいってあげられたらいいわね。 ほんと、つきないなぁ…。しあわせやねぇ…。 って、もうほとほと泣きながらたぶん「叙情詩」から「forbidden lover」までを聞いていた気がします。 うっとりとしたいい時間でした。帰りはうんまいカレーくって夜な夜な車運転して帰ったよ。 そんな3月25日の思い出。 1 いばらの涙 2 CHASE -English version- 3 GOOD LUCK MY WAY 4 HONEY 5 DRINK IT DOWN 6 REVELATION 7 叙情詩 8 XXX -English version- 9 fate 10 forbidden lover 11 MY HEART DRAWS A DREAM 12 Caress of Venus 13 Driver's High 14 STAY AWAY 15 READY STEADY GO <Encore> 16 あなた 17 winter fall 18 Blurry Eyes 19 虹 (たぶん)日産スタジアム編に続く。