one day I remember

今思うこと、ある日いつか思い出す、その日のために

あの夏この夏。

下の記事にぽつぽつと拍手ありがとうございます。まさかいただけるとは、笑 あれだけ、胸焼けするような文章かいて言うのもなんですが、私ムックファンではございません、笑 たぶん、な。まぁ時間の問題かもしれませんが今はまだ「いいよね。」っていえるぐらいの状況。 もう、ここのブログは誰ファンのブログなのかわからないですね。 ラルクはじまったらわきゃー!ってなるんでしょうけど。時の流れに身を任せマース。 だってハイドちゃん海外なんだもの・・・。むしろ今ハイドちゃんより、ちくいち現地の様子を ツイッターであげてくる社長がかわいいんですよ・・・。 【】の使い方が悪ノリ傾向になりつつあります。あんなチャーミングな50代なかなかいません。 さてさて、夏フェス本がいろいろでてますねー。 そして出るときづくんだ、自分のレポが途中さしであることを、いつか・・・いつかあげます。 デンクル班としてはこちらの夏JACK本が買いなんでしょうが、 私はこちらを買いましたー。夏JACK本はたぶんあと本屋で3回立ち読みすれば満足できる。
音楽と人2010年10月号増刊 ロック・フェス・グラフィティ 2010 2010年 10月号 [雑誌]音楽と人2010年10月号増刊 ロック・フェス・グラフィティ 2010 2010年 10月号 [雑誌]
(2010/09/30)
不明

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この夏フェス本、2年前にも買わせていただきましたー。 と、いうのも2年前にもRUSH BALLにいってまして、そのフェスがページのトップにあげられているから。 これをみて、あの夏は・・・って振り返るのがすき。 3大夏フェスである、ロキノン、ライジングサン、フジロックロキノンは主催が雑誌の編集会社なだけにオリジナルで本がでておりまして、 となると普通は残りのライジングサンやらフジロックのレポが ドーン!と掲載されてもおかしくないのですが、この雑誌はわりと中堅どころのフェスのレポートが わんさかのっているので楽しいのです。しかも去年から夏JACKがはじまったもんでそちらのほうも アップしてくださる。後ろのほうで特別に。ありがたい。 そして、それを一編集会社の人間が己の足であっちこっち走り回って レポをつくりあげているから楽しいのです。 ちゃんと編集アーカイブスまでのってるんだもん。 泉大津に向かうのに新潟から大阪まで急行「きたぐに」のってるあたりでかなり親近感沸いた。 ソニマガさんのは、まぁ、夏JACKだけを取り上げてくれているのはうれしいけど 多数のライターさんがそれぞれに書いて提出したのをまとめただけっていうそっけなさ感があるんだよな。 あと、写真が今回好ましくないわ(大きい写真を加工してコラージュ風)。 なので、立ち読みでおいしいところだけ頭の中にとどめとくことにした。 みんなが楽屋で誰と何を話してたあたりをね。 ぶっちゃけ、これはインタビューで本人からきくより樋口さん(音人編集者)みたいな人が 客観視しているのを文章にしているほうが楽しい。だから音楽と人のレポが楽しい。 あ、ソニマガのおてっつぁんのレポは東條さんでした。間違いねぇな。しのびねぇな。 もう、この人のレポを下手に若手にかかせた日にゃどうなるか、笑。信頼置けるライターさんでないと。 そして終演後インタビューなし!わかってたよ。 音楽と人の方の夏JACKレポの写真には、社長が撮った写真も使われてるみたいです。 (写真のところにJackの名前が)社長本気でカメラマンやってるよ。お金もらってますよ。 各雑誌のレポを見てる限りだと、とりあえず出演バンドのレポ全部を1,2ページでざっくりまとめてるので 足早にすすめてるせわしなさがあります。 個々バンドに対するあたりさわりないほめ言葉の羅列とイベント全体にたいする賞賛。 「○○でてきました、○○でした、次。」みたいな。 えぇ!そんだけええええ!ってなります。お目当てのバンドのレポだけを読みたかった人にしてみれば 悲しい話。だけど、樋口さんのはページ数ある分自分の足取りをそのまま伝えてるような感じなので いってない人も行ったような気になれるのね。 ホスピタリティエリアの様子までいろいろ書いてくれてる。 あれ?足湯とかマッサージのコーナーなんてあった? あとはたつろーさんと樋口さんによるJACK反省会があります。こういうインタビューは 自分の足を使って踏み込んできた人のなせる技です。 たつろーさんもよそいきじゃない言葉でインタビューっていうより座談会状態。 あ、でもたつろーさん結構イベントに関してはシビアな目をもってるみたいです。 招く側は時間を守れと。あとは事務所バンド以外がでやすいよう事務所色を薄くしたいとか。 方向性を事務所イベントの枠におさめたままでいくのか夏フェスとしていくのかを定めないといけないとか。 なんていうか、マーヴェリックは必然とこういうまとめ役が育ってくるね。 後継者がちゃんとでてくるっつーか。 やってることはおどろおどろしてそうで、実はめちゃめちゃアットホーム、そこが愛されポイント。 本年、ごたごたつづきのV系界で、こうも健やかにやってられる事務所はそう多くない。 RUSH BALLのレポはまださらっとしかみてないけど、主催者の言葉に 「近年稀に見る好評ぶり」というのがあって、 あ、やっぱり2年前より入場者数増えたんだと思いました。よかったねぇ。 たしかに多かった。あの日ペットボトルとカキ氷があっというまに売り切れた。 ラッシュボールのよさはギターロック系で結構上のほうにいる面子を1日にまとめてみれるところ。 2,3日開催のフェスだとそれぞれ別の日か、あるいは別ステージにされてそうなバンドばっかりですから。 それを1日6000円ぐらいで見れるからそりゃチケットのはけもよくなる。 規模がちょうどいいんです。ラッシュボールは。大きすぎず小さすぎず、中身が濃い。 あとは地域振興型のフェスっていうのもね、今の時代にあっててそれも成功の鍵になってると思う。 Kjとオオキさんの対談もこれまたさらっとよんだだけですが、 Kjの「バンドなんて星の数ほどでてきて星の数ほどいなくなる」っていう言葉を読んで あぁ、この人と清春さんって似てるなって思いました。 V系界における清春さんの位置とギターロック界におけるKjの位置がね。 一回矢表に立って(たたされて)、さんざんのされて今は地下にいるけど、 根気強く自分が好きな世界をつくり続けてており、その姿勢が同じバンドマンや ファンに愛され尊敬されてるような人。それぞれ、自分を含めいろんな盛者必衰を見てきたんだなって。 あ、アシッドマンは来年以降やっぱり夕方にやってください。ほんと。オオキさんと同意見。 真昼間のバンドじゃないです。夕暮れに聞くと身にしみるし気持ちいいから。 そんなんいったら、誰もが夕暮れ時にやりたいよね、笑。今年はハイエイタスに譲ったみたいですが。 さてさて、この雑誌のおわりに編集者の方もおっしゃっておりましたが、 フェスのブームがおわったやらなんやら昨年あたりから言われてるみたいですが (おそらく巨大フェスのうちの2つ、サマソニフジロックがこけたことから) どこが、っておもう。楽しいよ。知ったのは2年前からだけどこれから毎年こうしようって思ったもの。 毎年こうでなくっちゃ!って思ってる人がいるかぎり続くし、それはもうブームとか そんなもんじゃなくて当たり前の存在として認識されてるってことです。 動員数が増えた減ったはそのときの環境が影響してるだけで、「この夏が好き」な人の気持ちは そう薄れるもんじゃない。と、私も信じてます。そんな数字に流されるのではなく、その場にいる人の 顔を見て、これからも続けてほしいと願います。 フェスは音楽にどっぷり浸かっている人だけがいくものではないです。 もちろん、ワンマンにも同じことはいえますが。 ただ、そこに、音楽が流れていることを何気なく楽しみに行く、お祭りです。 地域の屋台がでてるお祭りみたいなもんです。 敷居を高くすることなく、それでいて各々の色を出せるようなフェスを これからも作っていってほしいと思っております。また来年の夏にあいたいと思います。 音楽と人のみなさんが来年もまた、ひっしこいてかけずりまわってくれることを祈って。