one day I remember

今思うこと、ある日いつか思い出す、その日のために

7/31 SID Summer Festa 2010 ~SAITAMA SUPER LIVE~ in さいたまスーパーアリーナ

【衣装1】 マオさん→ゴテゴテ軍服みたいなキラキラジャケットにシャツ 明希ちゃん→全身黒のピカピカキラキラスパンコールな感じ Shinjiさん→白シャツ黒ベストグレイのだぼパン。おしりのあたりがヒラヒラしとう。 ゆうやさん→赤い。赤い。ゆうやレッド! 【ながーい花道】 ステージのよこに100メートル走ができるぐらいの長い花道があって、2曲目の「歌姫」で さっそくShinjiマオ明希が両サイドの花道に繰り出す。ステージにはゆうやさんのみ。 すっからかん。しかもShinjiさんは埼玉のスターばりにくるくると回るわマオさんがその前に 跪いてあはーんな感じになってるわ、ちょ、私、A5ブロックにいる意味無くね!?なくね? やさしい明希ちゃんが一足先にステージに帰ってきました。ありがとう! 【妄想日記】 フリはできません勘弁!周りの皆様はさすがしてらっしゃいました。私はもう開き直って Shinjiさんがん見。「寝顔心さえも全部」のところで黒ベストとシャツを一緒にひっつかんでぱたぱた。 生で見れた!ちゃんと見れた! 曲の最後のほう、上手側でShinjiさんのもとに明希ちゃんが跪きうぎゃうぎゃと絡んでおりました。 めずらしくShinjiさんがおせおせな感じで明希ちゃんの首元に顔をよせておりました。 今日はやっぱりShinjiさんがいっとう偉い日!だってあのマオさんが跪いたから。 【最初のMC】 「埼玉ー!なんと、うれしいことに32000人全席即日SOLDOUTということでありがとうございます! シドはこの前までライブハウスツアーをしておりまして、大体平均キャパ300人ぐらいのところを20箇所ぐらいまわっていました。その300人からの32000人。ギャップ萌えです。君たち、ギャップ萌えだよ?」 「ギャップ萌え」だの「腐女子」だの、完全網羅しているマオさんは随分とネットの世界に毒されてる模様。 「で、ここ広いじゃん?こんなに人入るじゃん?(なんかやたら「じゃんじゃん」いうのが耳に残った) さすがに俺も緊張して、おちつかなくていつもより1時間早く準備が終わっちゃって。することないじゃん? だから、あの携帯のさパカパカするところ、あの隙間に地味にごみたまるでしょ?そこをつまようじできれいに 掃除してた。そしたら少し落ち着いてきた。ありがとう埼玉のつまようじ。」 「アリーナ元気?えーっと、そっちはなんていうの?(あsdfklgl;@p-!)え?わかんない? スタンド?(そえふぉいgg@おいうおp-!)何、ちがうの?1階!・・・って君たちのことを言ったんだけど 伝わってないね・・・うーん・・・。あ、その辺(下手の横の2,3,4階を指して)はミルフィーユっぽいね。 で、なんていうの?あーわかんないその辺!(指を刺したところが騒ぐ)この辺!あの辺!近く!(はーい!)」 「今日はですね、SIDサマーフェスタということでシドのなつまり・・・っ(噛んだ) 夏祭りっぽくいきたいと思います。 次からはね、シドの季節シリーズ。シドの夏の曲っていったら・・・?そう、「夏恋」! 【季節シリーズ~パフォーマンス】 まぁ、シングル曲が多いのでけっこうだれた印象があったな。まだあったまってない。 「夏恋」はテンションあがるけどモノキスでどうしていいかいつも困る。 「2℃目」は最初に明希ちゃんが手拍子をするのでテンションがあがる。「嘘」はみんなが可憐になる。 Shinjiさんのギターソロはエレキでぎゃんぎゃん。 まぁ、スタートダッシュがおそいのは昔のラルクみたいなもんだな。 ラルクも昔は大体7曲目ぐらいからグルーブ感が増していったもんです。 パフォーマンスはやたら長かったな。光る指先をうねうねと動かす細かいパフォーマンス。 指に光ってるの私最初グッズの指輪かと思った。 モニターにはドアップで手が映ってるけど私のところからは肉眼で人がちまちまやってるのも見えるので なんかもうどちらに集中していいやら。で、あれはすごいことなんか?できそうじゃないか、自分で。 パフォーマンスが終わるとこんどはステージの周りにはりめぐらされたパネルスクリーンに巨大な 蛇が出てきたり戦車に花が咲いたりUFOがとんだり。ううううううーん・・・いまいちコンセプトがまとまらず なんかこういうことやったらかっこよく見えるんじゃない?の詰め合わせっぽかった。 この辺の見せ方はまだまだです。で、その後に「星の都」のジャケットみたいな絵柄がどーんとでてきて なに、この後昔にさかのぼりタイム?「星の都」のターンがくるのか!?とwktkしてたら・・・ 【「棘と猫」~「日傘」前】 「棘と猫」が入ったっていうね。もう、完全に「星の都」きたー!って思った。が、しかしその次の曲が 「マスカラ」だったので単なる「けだるいお聞かせ曲タイム」になりました。 でも、この辺のちょっとジャジーでけだるくてエロい感じがシドのお得意とするところだしファンは 好きなのでこの辺から徐々に皆様ヒートアップしてきたように思う。 で、衣装がねかわりましたよ。特筆すべきはやはりShinjiさん。 ぬああああああああああabsのメンバーが着ていたみたいなギャルソン服!!!! すらりとした足にはオックスフォードシューズ。そして黒ベスト!!!そして黒髪!!!! だだだだだだだだ萌えするっつーの! そんなこんなで首から下ばっかりを見ていた結果、私は彼がそのとき黒縁めがねをかけていたことに 気づかないという、Shinjiファンとしての人生最大の汚点を残しました。あああああああ。 しかしながらここら辺のけだるい曲調になんともあのお姿はぴったりでした。 パネルに表示されたちょっと廃れたレンガの映像もよかったように思う。 マオさんは下手花道をねり歩きうっとりしっとり歌姫のように歌い上げますが、 残念なぐらいのハーパン&シューズという子供仕様で、ええええええええええってなった。 「マスカラ」のときのステージの青と朱色の照明が印象的だったのにマオさんをみると若干げんなりした。 「ホソイコエ」のイントロが入った瞬間何より「ヒメさん・・・・!」って思いました。 パネルの映像は深い森。マオさんの声の入れ込み具合も半端ない。 お立ち台に座り込み、膝を抱えてさびしげに歌うもやはりハーパン姿にいまいち私は入り込めず。 「ホソイコエ」のあとしばらくマオさんがステージ後ろで飲み物をのんで時間をとりまして。 みんながメンバーの名前を呼び出したころにマオさんあわてて戻って「ハイ、じゃあ次は『日傘』」 っていって「日傘」にはいったんだけど、この流れに妙な違和感を覚えました。 ひょっとして、ここ、とまるところじゃなかった? って不安が的中、マオさんがイントロでゆうやさんをとめる。で、マオさんいったんはける。 真顔で「え、マジ?」って顔をするゆうやさんにあの日がよぎったのかもしれません。 で、あとのマオさんのMCから察するに、最初に着てた衣装があんまりにもあつすぎて一瞬マオさん くらっときちゃったんじゃないかなーって感じでした。 イヤモニやらマイクが不調だったっていう人もいるね。で、で、ですよ。 みんながちょっと不安になって、それをフォローしきれないゆうやさんや明希ちゃんがいる中、 出てきたのは埼玉の救世主です。 【ShinjiさんフォローMC】 「ライブにトラブルはつきものですよおぉー。」 時として、この人の平坦なもの言いに落ち着きを感じるというか、うっかり涙が出そうになった。 あああああやっぱり年の功ですか?彼が歩んできた散々な人生に比べたらこんなトラブル屁でもないよね。 「こんばんは、シドのギターのShinjiです。埼玉は私の地元でして、昨日は実家に泊まりました。 家のそばにですねぇきれいな林がありまして、夜は蛍をおっかけてましたよおぉぉぉぉぉ。 で、最近は天気がものすごくいいでしょぉ?だからね、朝はタンポポをねつんでいましたよぉぉぉ!」 たくさんの胡散臭いコールがあがる中、私はめちゃくちゃ真顔できいてました。 気持ちとしてはゆうやさんやら明希ちゃんみたいにはらはらしててごめんぶっちゃけ今笑えねぇんだよ馬鹿! ってShinjiさんに対して思った。これが悔やまれる。彼がせっかく場を和ましてるのに 笑えなかった自分が。胡散臭いって言えなかった自分が。 でも、とにかくその時、この人が一番大人だと思った。それがうかつにもかっこいいと思ってしまった。 「あのですね、今日は32000人きててそのなかで始めてで何も知らない人もいるわけですよ。 あんましね、そこで胡散臭いっていわれるとさぁー・・・。っていうか、これだけの人があれこれいってると こっちには「がーっ!」ってしか聞こえない。」だから傷つかずに大人でいられるんだね。 そうこうしてるうちにマオさん戻ってくる。 「あ、その靴胡散臭い。」 「・・・・・・・・・・・・・・・、人がフォローしてやったっていうのにこの人は・・・・。」 そんな2人が大好きです。 「えー、ちょっとね、ごめん急にメロンパンが食いたくなっちゃって。」 マオさんのこのどうでもいい嘘はなんなんだろうか、といつも思う。 それに対し「それ、胃の問題?」と若干Shinjiさんがウキウキ気味に聞く。 「そ、胃の問題。はらへった問題。・・・・いやぁ、あれだね、さっきみたいなちゃんとした服ってさ普段着ない もんだからすごく暑くなっちゃった。やっぱり夏は半そで半ズボンでしょ!」 お立ち台の上にどーんと立つマオさん。 「次の曲・・・ってもうみんな言っちゃったからわかってるよね、笑。 今日さー、みんな日傘さしてたね!?びっくりした。日傘ってあんなさすもんなんだって。 俺、指したこともないのに日傘ってタイトルつけちゃった。では、聞いてください『日傘』」 やっぱ「日傘」の入れ込み具合は好きだわぁぁぁ。 【日傘後MC】 たぶん、こっちが予定通りのMCタイムだったんだろうな。 まずはマオさんがゆうやさんいMCをふります。 「元気の~ゆーやーもーとー!元気のー・・・say?(ゆーやーもーとー!)あれ、おかしいな。小さいぞ。 今日は32000人いるって聞いたんだけどな。俺、今日、32000人の「元気のゆやもと」を聞きたいんだよね。 もっかいいくね?元気の~ゆーやーもーとー!元気のー・・・say? (ゆーーーーやーーーーーもーーーーーとーーーーーー!!!)」 「なんか、音程きれいだねお客さん。ボーカリスト的に言うと。」 上から目線マオさん。イェイイェイ坂下。 「ありがとうございます。こんばんは、滝川クリステルです、笑。あ、これね準備してたの。 だって言うこと考えとかないとね・・・。今回はこれ1回だけだからね。 1曲1曲ツアーのファイナルの気持ちでやってるからさ・・・。」(しーん) みかねたマオさんが一言。「あの、さ!今ゆうやすっごくかっこいいこといってんだよ?(分かってる?) だからさぁこういうことでしょ?さっきのレインが初日の東京だとすると、次の歌姫は神奈川で、とかそんな感じでしょ?そんな気分でやってるってこと!」「そうそう」「でも、それだと全国まわれなくない?」 「まぁ、そうだけど」駄目じゃん、笑 「明希はー、元気?しゃべって。」 「えぇっと、皆さん元気ですか?今日は32000人も集まってるということで、 その中には僕より年が下の子や上の人とかいろんな人がいるんですね。 そんなたくさんの人たちとこの広い会場でライブを楽しむことができるなんて、 なんて幸せなロックバンドなんでしょう・・・」 なんか、明希ちゃんが遠い目をしてるような・・・。何ぞ悟ったんや? 「まぁ、会場は広いですけど、気持ちはライブハウスの感覚でやってますよ!」 (シーン・・・) (見かねたマオさんがまた乱入) 「あのっさぁ!今、明希かっこいいこといってんだよ!?(わかってんの、笑?2℃目) だって、こんなにたくさん人いるのにライブハウスだってふつーおかしいじゃん?なのにそういってるの! かっこいいと思わない?思えよ!もっとそこはイェーイ!ってなるだろ!?」 マオさんって、いつも明希ちゃんのフォローに余念がないよね。 「さっきからおかしい。まったく、分かってないなぁ、ねぇ明希?」 「ほんと、わかってない(むすぅ)」 そんなやりとりがかわいくて、おもわず「かわいー」の声が上がる。やばい、この流れは・・・ 「もう、かわいいっていうなそこ!」ピシィィィッ!と下手スタンドを指す明希ちゃん。 やーだーかーわーいーいー。 「かわいくないっていってんだろ!・・・・っっってぃ!」 左腕をぶんっと水平に振りきってのけようとするしぐさをする明希ちゃん。 かーわーいーいーーーーーーーーーーー!!! 明希ちゃんこそ自分のかわいさをちゃんと理解してないんだ!そのほうが悪い! 「駄目だって、明希。みんな『っっってぃ!』ってやってほしくてかわいいっていってんだもん。 もっと徹底的にやんなきゃ。ほら、やってみな?」 「っっっっっ・・・・・・・・・・・・・・・ふははっ!あ、笑っちゃった。」 ぬかりないかわいさ。 そしてそんなやり取りの中さっきの明希ちゃんの「気持ちはライブハウスだ」という発言を メモろうとするShinjiさん。「それ、いいな、よしメモっておこう・・・ぶつぶつ。」 二人の会話にかぶってぜんぜん何言ってるかわかんないよ! しまいには、「ま、まぁあれはほっておくとして。」とマオさんにほっとかれ・・・ 「ハイ!そしてボーカルマオです!えー、この3人で今日の埼玉頑張っていくんでよろしくお願いします!」 お決まりのShinjiさんぶっとばし作戦が始まりました。 「あれ?俺、立ち位置ちがうよね、もっとそっちじゃんね? (上手に向かって歩き始めShinjiさんの前に立つ)明希はそこでもっと前でて! (いわれた明希ちゃん正直に前にぴょこん!と出てくる、かわいい) そうそう、これでオッケー!じゃあおねがいしまーす! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、ちょっと、君、無視はやめてよ無視は。」 マオさん後ろを振り返りShinjiさんを見る。Shinjiさんいたって平然としてる。 「いいよ別に。俺、先に帰っちゃうけど、いいんだね?(すんすん)」ちょっと上ずった声。 そして帰ろうとするShinjiさんの腕をマオさんががしっとつかんで帰らないでー!と 引っ張ってとめるしぐさ。 しばらく押し問答があるも、途中でマオさんが力をぬいてShinjiさんがその場にごろん。 で、もうひとつ別の流れで今度はマオさんが帰っちゃいそうになるシーンがあったんだけど、 そのときはShinjiさんが最初無視をしていて、みかねたマオさんがなんどもShinjiさんのほうをみて 「ちょ、お前この流れ気づけよ馬鹿!」って必死な態度がかわいかった。で、なんとかShinji さんが気づいてまた帰る帰らないの押し問答がはじまるんだけど、マオさんがすたすたとはけそうに なっていってなんかぐだぐだになった。Shinjiさんが「え、なんで俺が怪我したみたいになってんの?」 っていってました。結局、いつだって優位に立つのはマオっさんなんです。たとえ、埼玉の地であれ。 やっとこさ、Shinjiさんの本番MC。 「さっきさぁ、今日話そうって考えてたことほとんどいっちゃって話すことがないんですけど・・・。 あ、そうですブログにも書いていますが内転筋エクササイズをやってます。今のところ順調で、 お尻がいい感じにひきしまってきました。」 「え、それってどんな感じでやるの?」 「こう・・・(足をじゃんけんみたいにグーパーする)」かわいい! 「そういう口でやるんだ?」 「口?」 「アヒル口。」自然とアヒル口になっているshinjiさん。 「そう、アヒル口になりながらやってますよ。」うにゅっとさらにアヒル口になるShinjiさん。かわい! そして、話すことがなくなり「・・・・シドのギターのShinjiですよろしく。」っておわろうとする。 「ちょ、ちょ、まってまって!それだとお前おかしくない?それだとシドのギターで内転筋ダイエット してるってだけだよ!?」 まぁ、さっきのフォローMCでだいぶ胡散臭いの伝わったから大丈夫。 【エレベーターでの話】 一通りメンバーのはなしがおわったところで次の曲にいこうとするも、 さっきどこかの流れで話しかけたエレベーターの話が気になって イェーイ!ってなれない客席。それに気づいたマオさんがその続きを話し始めました。 「昨日、ここでリハがあって埼玉のホテルにとまったのね。で、朝起きてエレベーターで下に下りようと したの。そのエレベーターからちょうどこの会場がみえてさ。8時ごろだったんだけどすでに お客さんがずらーっとならんでるのが見えた。そしたら一緒に乗っていたおばあちゃんがさ、 『まぁーあんなにたくさん人が並んで・・・なにがあるのかしら、ねぇ?』って俺のところにきてさ! 隣にいたおじいちゃんじゃなくて俺に真っ先に聞いてきたの。 『ハイ?』って俺のサングラス昭和チックにずりっとおもわず落ちたからね、笑 でさ、言ったわけ。『まぁ・・・・・・・・・・・・・・・、ぶっちゃけ、俺、なんですよね。(苦笑)』って いったんだけどそのおばあちゃんぜんぜん信じてくれてなくてさ。 『あら、そうなの?ふぅーん?何時から?』『あ、5時からです』 『へぇ、じゃあ見に行っちゃおうかしら。』なんていわれて。まぁ、最後には信じてくれてたみたいだけど。 あのときのおばあちゃんきてるー?(はーい、とまばらに)。 笑、いや、そんな300人もおばあちゃんいないでしょ?」 きてたんですかねぇ。 【「cut」~「眩暈」】 と、いうわけでスーパー盛り上がりタイム!まぁ、いち好きですっかり定番と化した流れですね。 「cut」で銀テがパァーン!と飛んできました。目の前にごっそりと塊が落ちてきて、それを アンコールで前にいた女のことっしょにくるくるまとめてました。いつぞやの明希ちゃんのように。 あれ、結構めんどいです。あ、ちゃんと文字いりでしたよ。 「プロポーズ」のときかなぁ。shinjiさんが上手でごろんって寝転んだような気がするんだけど・・・、。 あと、個人的に「眩暈」のパネルスクリーン演出がよかった。 あれが唯一効果的に作用していた瞬間だった。 「眩暈」のときにステージ前にボッ!っと炎があがって、スクリーンの画像は炎上する洋館。 それがだんだんひどくなってきて最後には全部崩れ落ちるという演出。 あれですね、ラルクでいうシャウトアトザデボーな曲ですね。 このあたりはわりと必死に明希ちゃんを見ていたような気がします。 曲が進んでいくことに挑戦的な態度になり、色気が大量放出されていくので・・・。 しかし腕に首に腰に、振れるところは全部振った。 【金曜シンジショー前フリ】 アンコールまちでくるくる銀テをまく作業をしていると、ステージが明るくなり、 パネルスクリーンにあの懐かしい昔の金曜ロードショーの映像がドドーンと流れる。 生で見るのは初めてでその圧倒的なくだらなさに「馬鹿だ・・・」と銀テを巻きながらその場に崩れ去る私。 「ちょ・・・!大丈夫ですか?」と前の女の子に心配される。 や、くだらなさに腰がぬけそうになっただけです。 こんなところに私たちのチケ代のいくらかが投入されてるんですよね? 私Shinjiファンだからいいけどさぁ、ほかのファンの人暴動起きませんかね、笑? 「東映」の三角マークのところは「現役」ってなってました。 そして、「南越」とかかれたTシャツをきた男がステージにやってきました。福井人、きょどった。 「南越」・・・・ナンエツ!ナンエツなの!?なんで、どうしてそんな福井の一地方の名をその胸に!!! 「こんばんはー。これ、なんて読むかわかる?(Tシャツの文字を指して)」 わかります!ナンエツ!ナンエツですよね先生!!!!!!!!!? 「埼玉にね、『南越谷(みなみこしがや)』っていう地方があるんですよ。 それを略してみんなこういうんです。『ナンコシ』って。」 ずしゃあああー!とずっこけたのはいうまでもありません。なんだよ、とんだ期待はずれだよ。 「南越谷・・・、僕の初恋の場所です。(フゥゥゥゥゥゥゥゥゥー!)」 あれ、反応うすい?あんまし興味ない?(ありますとも!)うーん・・・。 今日は埼玉でやってますけれども、結構埼玉以外からもいろんな所からいらっしゃってるんですよね? じゃあ、自分は出身埼玉の人ー!?(まばらに手が挙がる) ・・・うん、後ろの人は話きいてないかんじだね。えー、埼玉出身のギターのShinjiです。 名前だけでも覚えて帰ってくださいね?」 この辺のテンション、たぶんたーぽすで金髪について「うん、賛否両論だね。」っていったときと 同じっぽそうだな、って思いました。 (かわいい!と言う声に)「・え、かわいい?・・かわいいわけないでしょ?いくつだとおもってんの。」 (なおもかわいい!という声に)「そんなにいわれると自信持っちゃうよ(照)」 かわいい。かわいいっていってばっかりだな、いろんな人に。 「今回の埼玉ですね、俺以上に親が張り切っちゃって。 『ほら、しっかりたべなさい!』って次から次へとごはんがでてくる。 もう、でるわでるわ炭水化物が・・・俺、これ(足をグーパーにして内転筋エクササイズのポーズ) してるっつーの!!!!しかも、『これ食べて元気だしなさい!』って いわれて出されたのが、オクラととろろのあえもので・・・、俺山芋アレルギーだっつーの! 結局ぜんぜん飯くえなかった。」お母さんクオリティ、ナイスです。 「で、眠れないので、昨日1曲つくりました。新曲です。(軽く咳払い) 少々照れるけど歌っちゃっていいかな?・・・コウザイ君、ギターをこちらに。 (コウザイ君ギターを持ってくる)コウザイ君、これちょっとずれてる(手前のカンペ)。 そう、もうちょっとそっち、はい。最近やせた?元気?」 「・・・元気です。」 「・・・、そこはもっとボケなきゃ!!!!」 え、コウザイ君にまでそこ求めんの?笑。 「照明さん、カトちゃんライト、下さい・・・」 「では、聞いてください。新曲『僕と金利と手数料』」 【金曜シンジショー本編、かいつまんで】 おもいだすなぁぁぁぁぁ。 ミュージシャンになるという夢を追いかけていた20代前半、 先行投資で借りたお金が軽く小さな会社(マンション?)を買えるまでの額に。 テレアポでちまちまとお金をかせいでは借金を返していく日々。 お昼はちいさいカップ麺と塩おにぎりと公園の水。 友達はやれスノボだのスキーだの。高級外車にのり、その助手席にはピチピチギャル。 うらやましかった・・・っ! バイトが終わればA3の紙を半分に切って、ビラ配り。 このさいたまスーパーアリーナにも来たことがあります。 思いのほか警備が厳しく、会場に近づくことさえできませんでした。 会場をみたのは今日がはじめてです。 借金は膨れ上がる一方、その借金をついには自慢するようになりました。 消費者金融にまで手を出し、借金の取立て屋から督促の電話がかかってくるようになり、 電話恐怖症になりました。その後テレアポの仕事をやめたのはいうまでもありません。 エアマックス95を売って、小さなカップラーメンを買いました。 お気に入りのファミコンのカセットを売って電車に乗りました。 せっかく誕生日にもらったビール券も泣く泣く売って、携帯代を払いました。 1000枚のビラをくばって10人お客さんが来てくれればいいところ・・・、 500枚のCDをつくって、5枚売れればいいところ・・・、 毎日毎日借金を返していくだけの人生。 そんな私に、初めてバンドために生きることを教えてくれたのは・・・・・・・・・・シドでした。」 パチパチパチパチ! 「もちろん、シドに入ってからも楽しいことばかりではなく、つらいこともたくさんありました。 それでもここまでやってこれたのはメンバーと、今ここにいる皆様の支えがあってのことです。 ・・・・つらいことがあるからこそ、楽しみがより強く感じられるんだろうね。 ・・・・幸せって、なんだろうね?」 ♪何でもないようなことが 幸せだったと思う なんでもない夜のこと 二度とは戻れない夜♪ 「・・・僕のこと、好き?・・・僕のこと、許してくれるぅぅ?今日は、ごめんね?」 鳥肌がたってきました。 「・・・・・もっと、そばにおいで。」 ぞわっ・・・・!そうして、確かな鳥肌とドン引きな空気感を残し、本編終了。 【シンジショー終わってメンバー入り】 「ありがとうございます・・・。(アンコール!)・・・あのさぁ、ラジオでもさんざんいってるけど、 俺がアドリブきかないの知ってるでしょ・・・っ!」 たしかに。うっかり放送禁止用語飛び出すし扱いづらいわー。 「そうです、『シドラジ』っていうラジオ番組やってるんでぜひ聴いてください。 ・・・そろそろ間がもたないんでメンバー呼ぼうと思います。まずは・・・ 俺はこんなかっこいいドラマーを今まで見たことがない!名前呼んでね?オンドラムスゥ!」 ゆうやー!(咲) ゆうやさんスタスタと入ってきてShinjiさんとがっちり握手。そして肩を組んで一言。 「お前・・・苦労したな・・・。」 若干引き気味だったのはいうまでもありません。だって、みんなひいてたもん無理もない。 「お前のあの歌?歌じゃねぇな、語りすごくしみたわ。今回さ、スタッフの人が気を使って 楽屋のモニターにも音をもってくるようにしててさ・・・だから、余計にぐっときたよね。 ほんとあの歌のとおりでさ、『なんでもないようなことが幸せ』ってそう思う。大事だよ。 しかも、みんなすげー歌ってるしね。 ・・・ここまでやっといていうのもなんだけどさ、あれ、人のものだからね(苦笑) 歌いだすとさ、スタッフが『んー・・・』って顔すんの。こう、著作権の問題とかね・・・って、近い!」 ゆうやさんがShinjiさんのほうを向くとかなりの至近距離でShinjiさんの顔が。 Shinjiさんもそのマイクで何かをしゃべりたそうにして顔を寄せるからうっかりキスしちゃいそうな 感じになってました。 「ゆうや、長い。」 「えっ!?あぁ、なんかみんなの手がこれ(まいてまいて!)になってるね!ごめん」 「ゆうやでしたー。次は、俺はこんなイケメンほかに見たことがない・・・!オンベエエエエエス!」 あっきー!(咲) 明希ちゃん半裸で登場。腰ほそ!なんか腰横からもって高い高いできそう!(できません) 「いやぁ、わたくし、目から水しかでてきませんでした。」 こういうとき、妙に丁寧な口調で饒舌になる明希ちゃんが好き。 「楽屋でさ、手をたたいてあひゃひゃ!(この笑い方かわいい)って笑ってたら鼻ピとんで どこ行ったかわかんなくなっちゃった。(しょんぼり)」どんまい! 改めて、Shinjiさんの方を向きなおし、「・・・がんばったな。」 といってShinjiさんをがっしり抱きしめ背中をポンポン。 そう!身長はShinjiさんのほうが高いはずなのに、妙に明希ちゃんが大きく見えるのは、 たまに見せる明希ちゃんのゆるぎない懐のおおきさとか、人を引き寄せる力とか そんなものが関係しているように思う。それにみんな包み込まれていくんだと思う。 さすが100人まで同時に愛せる人、笑。 Shinjiさんがそんな明希ちゃんの前では幼い子供のようにみえました。 離れた後、「裸じゃん!」って照れるShinjiちゃんかわゆす。そして握手しようと差し出した手を あっさりスルーして去ろうとする明希ちゃん。気づいてあわててもどってきて、 その手をとり手の甲にちゅっ!こういこと、ナチュラルにできるのが明希クオリティ。 「最後に、うちの花形ボーカル・・・」 マーオー!(咲) マオっさん、白地の黒の星マークがプリントされた浴衣にハットをかぶって登場。 最初そのハットのトップが小さかったので 普通に頭だとおもってて、マオっさんまたハチマキしてるよ・・・っておもった。 あふれる歓声にマオさんが満足していると、Shinjiさんがそそくさとはけて着替えにいこうとする。 「え、俺のことはいじらんの?あ、着替えね・・・」 あ、ここでマオっさんすねて帰ろうとしたんだ。 その一悶着がおわり、マオさんがゼェハァしながら「ちょっと!あなたここ片付けていきなさいよ! あなたの残り香がちらかってんのあれもこれも!このカンペぐしゃぐしゃに丸めて ガチャガチャにいれちゃうよ!?」と、姑っぽい発言でシンジショーの片付けを促す。 「残り香」なんてすてきなもんじゃなかろうに・・・。スタッフさんがそそくさと片付けてました。 カンペをガチャガチャにいれるのはいい案だと思いマース! 「えー、アンコールありがとうございます! じゃあ・・・みんなが好きな曲『ミルク』、きいてください。」 【ミルクノイパ】 ノイパのイントロでびっくりするぐらい歓声があがらなかったことに、 あぁ本当に今回始めてくる人多いんだなって思いました。 【グッズとブログとあゆ】 マオさんが嬉しそうに浴衣を見せびらかして「いいでしょー!浴衣!夏祭りだからね。」 「今日、浴衣着て来てる子いる?・・・あぁ、いるなぁ・・・。いいね。よし!ちょっとこっちにも 見せびらかしにいこうかな(上手にちょこちょこ歩いていく) しかし、暑いよね。(自分がもってる扇子を仰ぐ)あ、せんす! ゆうやくんのグッズの扇子、あれいいよね?」 ゆうやさんが扇子を持ち上げてぱたぱたと仰ぐ。おっきいな! 「俺の分、ある?ないかな。」 「なんならマオ君、俺の渡しちゃってもいいよ、貸そうか?」 「うん、貸して貸してー。(ドラムセットのほうに向かう)」 お互いの扇子をとりかえっこするマオさんとゆうやさん。 「おっき!」(マオ) 「ちっちゃ!」(ゆうや) ほぼ同時に声があがりました。ほんとだ・・・ゆうやさんが普通の扇子もつと手のひらサイズだ・・・。 ゆうやさんのグッズの扇子は、日舞で使えそうなぐらいおおきい。 「で、ゆうやが扇子で、明希はネックレスでしょ、俺のはマオ魚キューピーストラップ(売り切れた)で、 Shinjiはネギポロ。・・・ネギポロね、小池さんとかリハん時ずーっと着てた。こう、胸のところにね ネギの刺繍と『KYOUHAGOMENNE?』って文字がはいってんの。男の人は黒がいいけど、女の子は 白とか着てもかわいいよね?・・・で、やっぱりこれってあれですよね、着るといいことあるんでしょ?」 「あのー、それもそうなんですけど、すっごくロープライスなんですよ。」 「いくらでしたっけ?」 「4500円なんですけど、ほんとは5万円ぐらいする。」 それ、どこのアメリカンラグシー?笑 (着れないよ!というお客さんの声に) 「えー、うそー、着れるでしょ?普通に。だって、俺も着るもん。部屋着として。」 「外には着て歩かないんだ?」 「んー、その場合ちょっと背中丸めて前かがみであるくかな。」 「それだと幸せになれない・・・」shinjiさん・・・。 しばらく別の話をしたあともう一回ネギポロの話になる。 「ごめん、またネギポロの話になるんだけど、今回ほんとにスタッフさんの間でかなり人気なの! 吸水性も抜群でさ、いつもなら皆ツアーTシャツ着てるのに今回みんなポロシャツで、会場いったら みんな地味ーなの。」 客席がすーん、ってなる。私はなんともいえないせつなさにおそわれました。 そんな、マオっさんが必死にならなあかんくらいネギポロ売れてねぇのか、そうなのか・・・ あまりの客席の静まり返りっぷりにShinjiさん、 「さっきからさぁ、俺たちがネギポロの話するとこの人たち、若干ひくんだよね。」 若干どころじゃありません。 そりゃさっきの消費者金融だのなんだののあとにこんな胡散臭い商法やられたんじゃ 一般人、何この人!?って引くわな。 またもあがる胡散くさーい!の声に。「だから『がーっ!』ってしか聞こえないんだって!」 っていうShinjiさん。でも、胡散臭いっていってるのは分かってるShinjiさん。 その後、「Shinjiさぁ、今日、カジュアルだよね?」っていったマオさんの発言の背景には 「なんでおまえアンコールでネギポロ着てこねぇんだよ!」っていうアンチテーゼがあったに違いない。 Shinjiちゃんのん気に「いいでしょ!」って返してたけどさ。 そんなの、マオさんじゃなくたって全Shinjiファンが思ったことです。 「今日ってさ、Shinjiん家のお母さん来てるの?」 「きてるんじゃないかなー。うん、きてるわ。」 「Shinjiのおかあさーん!マオだよー!Shinjiん家の玄関先で、靴をさかさまにして並べなおしている 所をお母さんに気に入られたマオだよー!俺のブログが一番面白いっていってくれるおかあさーん!」 マオさん必死だ、笑 「ゆうやのブログはつまんないっていうの。」 それをいわれたゆうやさん、「Shinjiのおかあさーん、どうもー。ゆうやでーす。最近、ちょっと 意識してブログ書くようになりました。なんか、その日の出来事や予定の前にいろいろ書くようにしてる。」 「文章、ながくなったよね?でさ、ゆうやさ、最近俺のブログよくみてるらしくて、挨拶のまえに ちょいちょい俺のブログのネタで弄ってくんの。『マオくん、カレー食べた!?』とか 『ぶどうかってかーえろ!』とか。」 「まぁ、そうだね。」 「認めたね、笑。」 「あのさ、毎日見てるんだけどたまに更新されないとさみしい。皆の気持ちがわかったね。」 何、このゆうやさんかわいい。 「で?結局そこ(スタンドを指して)なんていうんだっけ?1階、2階、スタンド? (スタッフがマオさんに教えに来る)・・・・、やっぱりスタンドじゃん!スタンドであってんじゃん! 皆、違う違う!って顔して!スタンド!(イェーイ!) ・・・俺、アリーナはあゆになるから。おいスタンドゥ!(ちょっとかっこつけてる風に×3) ・・・・・ありぃーなぁー?」 内股であゆをやるマオさん。ちょっと!前回よりクオリティ下がってる!!! それじゃただのオカマのひとですマオさん! 「ありぃーなぁー! ♪この星に~~あsdfg生まれついた日~~うんたらかんたら嬉しくって~~おくぅってるぅー♪」 ウーイェーイ!今回は『Fly high』ではなく『evolution』でした。 「やばいな、これあとでめっちゃおこられる。」怒られてください。 【スーパーはっちゃけタイム】 本編の盛り上がりタイムを飛び越える勢いで盛大にはっちゃけた「Dear Tokyo」~「one way」 「Dear Tokyo」のギターソロであろうことかマオさんShinjiさんの左足にがしぃ!ってしがみついた。 あんた、この人の見せ場になんてこと!!!! まぁ、それでもShinjiさんは平然と手をせわしなく動かしていました。かっこよす。 特筆すべきは「循環」。めっちゃかわいい2人組がみれました。 明希ちゃんが2番のあたりで暢気に上手の花道へと歩いてるところを、マオさんがすそそそそそ・・・!と 小走りで近づいてく。よし、そのままいってしまえ!と思ったが、しかし!急に明希ちゃんが ダッシュをかけ、マオさんも私もえっ!って驚く。 あわててマオさん追っかける。なかなか追いつかない。やっと追いつくっておもったら 明希ちゃんすんばらしいジャンピングでさらに加速! え、明希ちゃん背後からなんか殺気でも感じた、笑? マオさん浴衣姿でかわいそうなぐらい一生懸命走る。 その時、ちょうど「どうか見捨てないでよとあんたの腰にすがっても・・・」ってところを歌っており 歌詞と現在の状況があまりにもぴったりすぎて大爆笑した。 私も明希ちゃんの腰にすがりたい(どさくさ) サビでようやく明希ちゃんにおいつき、肩を抱きながら歌うマオさん。 でもマオさんが明希ちゃんに、「ほら見て明希!すごい景色!」って目の前に広がるお客さんを 見るよう促す発言をしたときはちょっとうるっときた。私の中で結構感動的だった。 やっぱり、この2人でこの曲で、ちっさい箱からはじめたわけで、 少人数だったお客さんがいまはこんなにたくさんいて。 なんか、感慨深いものがありますよ。 私の周りはみんなノリのいい人たちで「循環」でもよくまわっておりその時点で ちょっと横の通路のほうに出て絡みたそうにしてたので、これはいける!と思い 「one way」ではおもいっきし通路に出て5人ぐらいでわっちゃわっちゃしてました。 いい人たち!ありがとう!終わってからも「ありがとうございます!」って言い合って、 ああいう瞬間がたまらなく好きです。 【眠りにつく】 「みんなの顔みせてー!」と客席を照らし、わぁああああっとなったところで 「最後の曲、きいてください!『Sleep』」といって最後の曲に入る。 おー、シングルで始まりシングルでおわるか。ある意味新鮮だなぁと思いました。 「Sleep」はなんだかんだで「レイン」より華があるバラードですね。 アレンジがCHOKKAKUさんだからかな。 そして、このときの明希ちゃんの「静」と「動」の動きのギャップに思わず見入る。 汗と髪を振り乱しながら全身全霊で弾く姿は圧倒的なカリスマ性をもってる。 【告知からの「微熱」】 「メジャーデビューするのは、みんなをもっと高いところへつれていきたいから」 センマキ代々木でそんな約束してたんですね。DVDには入ってなかったから初耳だった。 この人たち、とくに場所に思い入れはなさそうって思うけど、 まぁ似た位置にいるアーティストがドーム公演を発表した今、焦らざるを得ないか。 50000人あつまるかなぁ。集めなきゃね。 もちろん「cosmetic」はそのために強烈なタイアップ、組む予定ですよね?でなきゃ困る。 だれ作曲だろうって話をこの前しててまぁ順当に考えて明希ちゃんだろう、と。 だって、Shinjiさんに「Cosmethic」なんてしゃれた名前つきそうな曲、つくれそうにないもん。 Shinjiさんはせいぜい、「ちふれ化粧品」どまりですよ。これ言ったら爆笑されました。 ドームかぁ・・・。「ドームなムードやね」、なんて暢気に言えるぐらいまで成長するのは いつの日のことやら。私は、シドが大きくなることに異議はありません。 大きくなっても、あの人たちは近い距離がすきってことしってるから。 何より自分たちもまた誰かのファンであり、そういう気持ちをしっているから。 でも、遠い距離をもっと勉強すべきだと思うよ。がんばろうね。 告知が終わると幕があがって、「微熱」。いい歌だなぁ。 【エンドロール】 マオさんは、告知に対するお客さんの反応をしっかり観察しているように見えました。 それでいて、この日あつまった32000人にあふれんばかりの喜びと感謝をこめて 皆をぎゅうぎゅう抱きしめてました。そしてこの喜びをだれよりも一緒に共感したかったのは 明希ちゃんなんだろうね。花道でがっしりと抱き合っていたのが印象的でした。 「さいたまに生まれてよかったー!」(Shinjiさん) 「今よりずっとかっこいい曲作ってかっこよくなって帰ってくるからな!」(明希ちゃん) 「ありがとう、ありがとう!」(マオさん) 中でも、ゆうやさんの言葉が印象的でした。 ステージ中央に戻ってお立ち台にすわりこむゆうやさん。しばしぼーっとして 「ねぇ、今日さぁ、リハん時そっちのその辺の客席からステージみてみたんだけどさ・・・ 信じられなくて。俺がそこでやるっていうのが。 だって、俺だよ?もう、ぜんっぜん実感がわかなくて。 でも、こんないい景色がみれるなんて思わなかった。ありがとう・・・。 いやー、さ、さっきさ、ドームって出たけどね・・・うん、信じられないな。 願ってはいてもさやれるとは思わないじゃん、ね。ごめん・・・また、みんなの力かりるかもしんない。 でなきゃ埋まんないよ、ここ。」 ドームにいくことが当たり前だとは思っていないその姿勢は謙虚で。 でも、それではいけないとも思った。 明希ちゃんの「ライブハウスと同じ気持ち」っていう発言もそう。はたからみたら 聞こえはいいけど、同じ気持ちでやったら確実に届かない人がいる。 現に届かずに、近いほうがいいって思ってしまった人もいたんだ今回。それでいいのかってことよ。 だめだよ本人たちが浮き足立ってちゃ。ちゃんとステージに根をはって、ここを制する気持ちで いなきゃ、きっと飲み込まれるだけだから。意識して、ちゃんと。 もう、シドはアリーナクラスのバンドになったんだよ?しっかりしなきゃ。 「また、デートしようぜ。」 うん、プランはしっかりたててね! そんなゆうやさん、たぶんライブ中はステージからの景色しか見れなかったのもあり、 人一倍最後花道に居たがった模様。カーテンコール後もあっちこっちゆっくり歩き、 Shinji明希がはけても、一行に帰ろうとしないゆうやさん。 それを見かねたマオさんが下手に迎えに行くという光景がなんかかわいらしかった。 その帰り道でふいにマオさんがゆうやさんの背中にのっかり、ゆうやさんが浴衣のマオさんを おんぶするというかたちに!何、この、夏祭りあとの帰り道みたいな、下駄の鼻緒がいたくて 歩けなくなった女の子をおんぶするみたいなシチュエーション! こんな最後の最後までサマーフェスタかこの野郎。劇団ひとりもびっくりなシチュエーションだ。 っていうか、こういうのゆうやさんがめっちゃテンションあがるパターンじゃん! でも、相手がマオさん・・・しょっぱい夏だなオイ。 マオさんがマイクをゆうやさんにむけると一言。「かるっ!」 女子のかゆいところに手がとどくゆうやさん、ゴチです。ゆうやファンは大いに萌えたとおもいます。 女の子はそういう言葉を待ってんだ。 でも、今背中にのってんのオカマ声のマオさんだ。しょっぱいな・・・。 ステージに戻って最後はマオさんの「愛してます!」で終了。 最後にちょっぴりないて、顔を手で覆うも、 急にはじけたような笑顔になってスキップではけていくのでした。 【setlist】 レイン 歌姫 妄想日記 夏恋 モノクロのキス 2℃目の彼女 嘘 刺と猫 マスカラ ホソイコエ 日傘 cut dummy プロポーズ 眩暈 【EN1】 金曜シンジショー「僕と金利と手数料」 【EN2】 ミルク ノイロヲゼパアティー Dear Tokyo 循環 one way sleep 【EN3】 微熱