one day I remember

今思うこと、ある日いつか思い出す、その日のために

「こそあど」のHYDEがみたい!それがすべてだ。

  いとこが結婚するということで先日挨拶に来た時、 女の子の日前の妙な情緒不安と、四半世紀女子が不意におちいる「幸せとは何ぞや」みたいな 疑問がふりかかってきて、若干ナーバスになっていました。実は。 やー、楽しみとやる事と忙しさにおぼれてる今の状況は大いにありがたいけど、 ふと自分と違う生き方や幸せを見つけた人を見ると、そしてその人がものすごく綺麗になってるのを みると、一挙に私どっかで間違えた?みたいな不安がね・・・。 なんか、自分の世界が急に狭くなった気がして焦る。否、頭ん中で勝手に膨張してただけなんだって 気づいて恥ずかしくなる。 腹痛いわあつくるしいわおなかすかないわで、こんなときにVAMPSなんて 暑苦しくって聞けるわけないじゃない、って思いながら 鎮痛剤飲んで頭がぼーっとしてる中、やけくそ気味にアルバムをかって、車んなかでながしました。 そしたら一気に乾いた音が流れてきてとたんに夏バテ解消、みたいな。 あれ、めっちゃ楽しい!?すごい、なんだ、ワクワクする!!! 思わず車をブイーンと走らせました。ブイーン! これで、もしVAMPSサウンドが流行らないUKの暗鬱とした音だったらもっともっと気落ちしていたね。 音ひとつでバコン!と気持ちが盛り上がれる。なんていいことなんだろうと思ったし、 そういう幸せでしばらくはいいんじゃないかって開き直れた。 いいよ、こうなったらまだまだ子供で。
BEAST(DVD付)【初回限定生産:デジパック仕様】BEAST(DVD付)【初回限定生産:デジパック仕様】
(2010/07/28)
VAMPS

商品詳細を見る
1曲目でばぁああああっと気持ちを高めていくのは前作と同じで。 2,3,4曲目のつかみのよさは、これはどちらかというとファン以外の人がはいりやすい窓口を 作ったって感じ?でも、ファンが聞いてもいいキャッチーさで、次の曲次の曲と進んでいく 度にぐんぐん気持ちがのってくる。4曲目のイントロのギターメロがKAZさんの愛嬌を感じられて ものすごくすきだ。ちょっと切なくてきゅんとして一気に気持ちが持っていかれる。 このイントロ聴いた瞬間、アルバムかってよかったー!って思った。 楽しい思い出を過去にするときに聞きたい曲。夏の終わりにね。 で、ひととおり一般層をつかんだあとは、お待ちかねというか、VAMPSが得意としファンが大好きな アンダーグラウンドな曲へとすすんでいく、5,6曲目。 一般層には、「じゃあこんなのはどう?」と、若干挑戦的なぐらいいきなり突き落としてますが サビのメロディがキャッチーな6曲目あたりは運がよければ好きになってくれるかも。 一般層もファンも納得させたところでじゃあみんなで一緒に足踏みしましょ!ってことで7曲目。 今回のアルバム、流れが最強。ハイドが「ロックをこれだけメジャーなところでやれてるアルバムは ほかにない」って自信満々いうのが、くやしいけど分かる気がする。 曲順にそれがあるように思うんだ。 右、左、右、左、ステップワン、ステップツー。私この前この曲をラブサイケデリコみたいだって いったんですけど、あれだ、安室ちゃんの「Hide and Seek」にも似てるよね。 安室ちゃんもジャンルはちがえど魅せ方が似てるんだよな。ブラックミュージックっていう 狭い範囲のものをあれだけデコラティブでキャッチーにしていろんな人に聞かせられる音楽にしてる ところがかっこいい。 みなさんひとつになったところで、次からはちょっといろんなVAMPSになります8曲目~。 お得意のミディアムテンポな曲から、がっつりバラード、VAMPSでは珍しいハネモノ音楽、そして 元気いっぱいのガールズロックっぽいストレートな曲。 ほんと、1曲1曲手にとってみるとまったくちがう響きかたをしているので、すごいなぁって思う。 で、この4曲の中で私の中で斬新だったのはハネモノ曲の「RUMBLE」。あんましないと思うんですよ VAMPSでは。ラルクでもないよなぁ?なんか、イメージとしてはabcのヤス君やらシドっちゃんが得意 とするところでねぇ。ハイドの声がねちっこすぎるのがたまにキズ。 でもそこはVAMPS仕様のお声でうまいことやれてるきがする。サビを歌うハイドが、ぎゃんぎゃんわめく 女子っぽくてかわいー。ぜひともギャンギャンとした格好でいてほしい。ぎゃんぎゃん。 あと、ギターね。ギターがえろい。KAZさんのギターの音って全体的にきらきらかわいい系だと おもってたんですけど、こういう音色ははじめて聞くかも。ドキドキすんね。 で、最後はうっとりと浄化の世界。ううううううううんうううううぬぅぅぅぅ・・・苦手だ!(きっぱり) こういうのを歌うハイドっていうのはきっと神秘的で見目麗しいんだろうけど、 曲自体はきっとライブとライブの余韻でしかきけない!あぁ、でも坂本美雨さんの声はいいね。 透明感のある女の人とのフィーチャリングは好きです。acidの「faults」みたいな。 今回のアルバム、「これを聞いてる自分がかっこいい!」って自信をもっていえるものだと思った。 初めてです。正直そんなこと思ったの。これだけ多種多様のものをカラっとした耳障りのいい音で サラっと聞ける。ドップリ聴きこむんじゃなくてサラっと車で流してきくのがかっこいい。 最近って、アルバム1枚をひたすら2週間ぐらいずーっとおなじのきいてるっていうより、 iTMSであれもこれもって手をのばしてひたすらダウンロードして、聞き込むというより流して 「自分すんごい音楽人です」ってかっこつけて聞く風潮にあるから、 そういう風潮にこのアルバムがものすごく沿っている気がした! そういう、かっこつけてる音楽人にも少しは耳に届くといいな。 ハイドの声が特徴的過ぎるゆえに、そこにどっぷりつかりこまないと駄目だっていうものが これまで多かったんだと思うよ。それがだいぶ緩和されたな。私にとってはいい意味でね。 あっさりきける!なんていいつつも、私の心に渦巻いているのは 「あれもこれもそれもどれも、歌っているハイドが見たいいいいいいいいいい!!!!!」 っていう、こってりしたファン心ですけどね。そこは裏切りません、笑 これだけいろいろなものを聞かせられるとね、ハイドはどうなってるんだとこの目で見ないと気がすまない。 あやしーMCやら突飛な行動が目的じゃない、 「歌っているハイドを目にしたい」っていう純粋なライブにいく動機がちゃんと浮き上がってきてくれて 本人安心しております。安心して1週間後迎えられるわ。まってて!