one day I remember

今思うこと、ある日いつか思い出す、その日のために

BEAST曲ダウンロードで4割方VAMPSモード

  さて、VAMPS LIVEでハイディがFFキャラと化している今日、 私やっとこさ2曲ほどダウンロードして聴きました。 今回はダウンロードせずにアルバムで初聞きしたい、というかアルバム発売まで我慢できる!って おもってたんですが・・・。 結局サッカーみてたらなんとなくそのままの高揚感をVAMPSの曲ききつつたもちたいと思いまして こうやんさんにおススメしていただいた「EUPHORIA」と雑誌のインタビューやらタイトルの イメージから一番気になってた「PIANO DUET」を選択。 ところで、「BEAST]のジャケットとムックの「約束」のジャケットがなんとなく似てるんですが 同じ人が担当してるんですかね? 「EUPHORIA」はおススメしてくださっただけのことはありまして、 VAMPSファンが求める驚きとかっこよさがうまーいことミックスされてました。 オドロオドロ・・・とした感じとヘビーさは前作の「SEACRET IN MY HEART」に近い。 曲調がころっころかわったりハイディ独特のリズム感(ワンテンポ遅れる感じ)がギュイっ!と 子宮にきます。つねられます。終わりの歯切れのよさもいい。 で、「PIANO DUET」。 この感想をかかれてる方のブログやツイートをあまり見かけないので、 いい曲ではあるけどたぶん他の曲よりインパクトにかけるというかんじなのでしょうか? がしかしこれが私にはそうとうキた。2曲だけしか聴いてないからかもだけど。 夜明け前に聞いたらほとほと涙が出た。 どっかの雑誌のインタビューで「おじいちゃんと孫(子供?)が仲良くならんで鍵盤たたいてるイメージ」 っていってたのでてっきり音数の少ないやさしい曲だと思ってて。 ハイディの短くて丸い指をした手を思わせるような、ね。 はじまりはたしかにやさしいのよ。 イントロのピアノの音のバックには雨の音のようなものが聞こえてそれすらやさしい。 ただ、Bメロの終わりぐらいからぐらっと襲ってくるのよね、「これは別離の歌だ」という悲しみの音が。 普通に聞いたら「EVANESCENT」系のせつな重たい曲でおわるんだけど、 この別離をやはりあてはめてしまう。 ピアノをいっしょにひいてるおじいちゃんと孫の別離かもしれないけど。 「EVERNECENT」みたいな恋人同士の別離かもしれないけど。 私の脳裏に浮かんだ別離は。 この人なりのさよならの仕方。この人なりの消化しきれない、しこりの残った思いがあるように思えて。 ああまたこの人の人間的なところをみてしまったと後悔していいやら喜んでいいやらなんだかな。 無難な言葉遣いでも、彼の尊い思いがこめられればそれは尊い言葉になってしまう。 ハイディにしろKAZさんにしろ、人生における幾人かの大切なパートナーや仲間を失われてますよね。 人生の折り返し地点にきて、今いちばん強く疑問や興味やとまどいを覚える事柄なのかもしれない。 そのことは。あ、インタビューでそんなこといってた様な気もする。 事実、「MY FIRST LAST」は彼の死生観がネタですしね。 ハイディの歌う「天国」はもう天使や悪魔がうようよしてるところじゃなくて、 ちゃんと人の魂が飛んでいった先、人がいる「天国」なんだろうな。 彼の人より若干濃い人生が、その言葉に厚みと現実味を与えたんだろうね。 昨日久しくカラオケでラルクの昔の歌を歌ってその歌詞の線の細さに若さを覚えて、 それにもう感銘を受けない私に年を感じて、笑 確実に今、自分に響くのは今のハイディが書く歌詞。 で、下世話でいやしい私はこの曲を歌うハイディの顔が見たくてしょうがない。 ライブまであと1ヶ月!耐えろ自分。 まして次の火曜日休みだからって当日券とか考えるなよ私・・・!(めっちゃ考えてる) 小売業の怖いところ、平日が休みなところ。自由にどこへでも飛んでいけそうな気がするところ。 他の曲はとりあえず試聴でとどめておきました(結局アルバムはつ聴き断念) 前作より偏りがなくてとっても聴きやすそう!歌ものが多い!粒ぞろいでいい感じ。 あの、HYDE名義のときもそうだったけどどうしても1枚目って、アーティスト側の「かっこいい」イメージ が先行しすぎて周り見えてないところがあると思うの。ハイディはその典型的な人。 だから、かっこいいのは分かるんだけどちょっと飽きやすい。 まぁ、1人かせいぜいが2人から生まれる世界でのみ作られてるからね。 だけど、2作目ってそのアルバム作る前にライブやってるからお客さんの反応をみてるじゃない? こういう曲で盛り上がるとか、この曲では自分が思うほど盛り上がらなかった、とか。 そういう他人の意見をふまえての製作に入るからいろんな要素がプラスされて結果おもしろくなるのです。 「TROUBLE」が思いのほかもりあがったからこそ、「REVOLUTION」が生まれた、みたいに。 そういう方が私は好きだったりします。飽きっぽいんでね、根が。 己一人の世界でまわりを染め上げるHYDEより、周りに染め上げられるHYDEがたまらなく好物。 でもちゃんとそこにHYDEらしさがあるからこそのものですけどね。 「REVORUTION」を若干カントリー寄りにするとラブサイケデリコになるなぁと思ったのは きっと私ぐらい。