5/28 UVER world 「LAST TOUR 2010」 in 本多の森ホール(旧石川厚生年金会館)
お久しぶりです。髪を切りすぎて絶賛凹み中の未褪です。
昨日は忙しい日でした。たまりにたまってた用事をこなした感じ。
そして夜はUVERのライブへ。ひっさしぶりー。
最近見ているライブとはまた毛色が違うので新鮮な気持ちになりながら、でした。
ではでは、需要があるかどうかは分かりませんがセットリストと覚えてる範囲のMCとか、どうぞ。
すいません。ライブレポのはずが後半「LAST」の感想みたいなのもいりまじりました。
【setlist(順番微妙です)】
world LOST world
GO-ON
CHANGE
Burst
儚くも永久のカナシ(途中まで)
Trust
バーレル
マダラ蝶
心とココロ
志-kokorozashi-(金沢only)
over the stoic
撃破
CHANCE!
ハイ!問題作
シャカビーチ
神集め(途中まで)
99/100騙しの哲
スパルタ
激動
WANNA be BRILLIANT
Gold
-en-
GLOOVY GLOOVY GLOOVY
UNKOWN ORCHESTRA
ものっそい好きな曲ばっかりでねぇ・・・
今回のアルバム自体捨て曲がほんとにないんだけど(バラードも程よい重さ)
その中でも自分があんまし聞かない曲が省かれてその分ほかの好きな曲が入ってきて。
「シャカビーチ」あたりからはずっと私のターーーーーーーン!でした。
「神集め」がうれしすぎるすぎるー。
バラードが少ないっていうのが私にはうれしかった。
「GO-ON」で後ろに流れてた映像(踊ってる人のシルエット)がかっこよかったなぁ。
サビが「踊れ踊れ」だもんね。
あとは「志-kokorozashi-」ね。
シングルのカップリングなので知らない人は知らない。
私奇跡的にこれがはいってるシングルを借りていた。
時々きちがいチックにたくやんの声がひっくりかえる曲。
全体的にDragon Ash的なゆるーいラップの曲。
everbody say yeah~♪って歌いながら腕を左右に振るのね。
最近音数おおくて激しい曲が多いから、たまにはこういう曲も作ってほしいところです。
「over the stoic」でのたくやんのBeat Boxはいつもながら血が騒ぎます。
「99/100~」からの「スパルタ」は、鬼。文字通りスパルタ!
で、そのあとが「激動」なのでなんかもう完全にファイティング!な感じでした。
「スパルタ」がものっすごくすきです。シャッフル好きにはたまらんよー。
では、MC。やぱりドラムの人がべしゃり担当です。2度目にドラムのあたりにスポットライトが当たったときに
微妙に笑いが起きていました。オカンも笑ってました。「また、あの人なん?」
そう、あの人です。あの人しか出てきません。一番最年少なのにいちばん達者なあの人です。
石川は去年のAWAKEVE tourから1年2ヶ月ぶりだそうです。
「いやー、「志-kokorozashi-」ひさしぶりにやったわ。ひさしぶりすぎてどきどきした。
石川楽しんでますかー?1年2ヶ月ぶりですか?ひさしぶりに来ましたがあいかわらず町並みがきれいですねぇ。
さっき、石川のひとどのくらいいるかききましたけど、ねぇ・・・こんなに田舎もんが集まって。
(前回の秋ツアーを『田舎ツアー』と称した人)いやいや、うそうそ!
昨日片町(金沢の飲み屋街)いきましたけどにぎわってました!」
あ、前日入りだったのね。
「今回のツアーで、僕は全国のご当地もんを押さえてます。石川はですねー、『第七餃子』
写真のせるんで、ハイ。知ってる?(知ってるー!友達の店ー!)はぁ?ともだち?
今日すごいしゃべりかけてきまんなぁ。(石川そういうこと多いよね?)これ、おいしかったんですけど、
今この辺(ドラム周り)ものっすごくニンニクくさいです。
で、これだけだと寂しいんでもうひとつ。写真次いってください。ハイ、『金箔カステラ』です。
(石川は金箔が有名)ちょっと高級なお菓子ということで。食べてみたんですけど、ぜんぜん
金箔の味がしなくて。カステラはうまいんやけど。このままやとふつーなんで『金箔入り餃子』を
作ろうと。ということで、作ってみました。ハイ次の写真。(餃子の上に金箔が乗ってる写真)。
ね、たこやきみたいになってるでしょ。」金箔たべても、なんか歯ががしがしするだけよ。
この、写真をつかって説明するの、kenちゃんもやるし、この前の東京事変でもやってたしわりと
皆さんやりますね。やっぱりご当地もんに触れてくれるとうれしいしね。
あとは冒頭MCで、真太郎さんが「今日は・・・気持ちよくなります。みんなもそのつもりできたんやろ?」
っていったのに対して、後ろの立ち見の男子が「うおおおおおおっ!やらっすぃーっ!」ってめっちゃうれしそうに
叫んでました。
あと、この男子、ライブが始まる前のウーバーコール(ウーバー!パンパン!(手拍子)!を繰り返す)で、
「ウーパー!(手拍子)ルーパー!(手拍子)」ってやって勝手にはしゃいでて、
その後もものすごくウーパールーパーについて語ってました。
なんかどこかでウーパールーパーがあまってるとかなんとか。
かわいいおもしろいいい子達でした。がんばれ男子。
たくやんのMCは煽り系のMCオンリーだったのでさほど面白みは無しです。
ただ、アンコールの「GROOVY~」後にメンバーがステージに残る中、アンコールの声がひっきりなしに続いていたのに対し
「うるさああああああああああああああああああいっ!」って制止したのはおかしかった。
そんなたくやん、お着替え多し。後半はひたすら夏仕様でした。
①ジャケット、パーカー、Tシャツ、ジーパン、ブーツ
②白いでかパーカー、首からアクセサリつけてた?、ジーンズ、ブーツ
③黒いボタンダウンシャツ?にインナータンクトップ
④緑の半そでT、青いハンパ丈パンツ
⑤ツアーT(白)、青いハンパ丈パンツ
そうだ、しっぽが!しっぽが、なかった・・・・(いつもおしりにふわふわの尻尾チェーンをつけてくる)
ちょっとしょんぼりした。あれがふわんふわん揺れ動くさまがすきなのに。
と、いうわけで簡単ではありますが。軽くレポいたしましたー。あとで追記するかも。
【5/29 23:57 追記】
そうだ、曲間に変な特別映像が入ったんでした。
PVの撮影オフショットだったり楽屋やレコーディングスタジオでのオフショットを元に、スタッフ(だと思う)
がぜんぜん違う台詞をアテレコした映像。
最初は「99/100騙しの哲」のPV撮影で、たくやんが幼い女の子に何かをあげてるシーン。
「ほら、おいでおいでー。な、ええもんあげる。ほら。」
で、その女の子が迷子っていう設定になってて。
真太郎が「あれ、takuyaなにしてんねんよ、お母さんは?迷子?ほな、連絡せな、俺するわ。」
といって、真太郎がPVで電話をかけるシーンが迷子の女の子のお母さんを呼び出すシーンに様変わり、笑。
「あ、もしもし?お母さんですか、あー、いま子供さんがねぇ・・・」
その傍らで、かっちゃんが「ほんまtakuya何してんの、俺ら忙しくしてんのに。
まぁ、俺は俺で今携帯テトリスやってんねんけど、笑。意外とうまいんやって俺、えへへっ!」
って、いって笑うかっちゃんに超癒された。
これは、ちゃんと元のPVを見た上で見るとより面白さが伝わります。
実際この曲のPVは、メンバーが全員街の人による盗撮からひたすら逃げて、
最後に仕返しするっていう感じの映像です。
それから、レコーディングスタジオで真太郎さんがアレな本を読んでるのをみかねたメンバーが
「なにそれ雌のヌードの写真?えーみたい。俺も雌のヌードみたい。見せてやー。」
ってしきりにいってる映像がありました。「雌のヌード」がやたら耳に残った。そんな言い方、ない。
なんかあほっぽいしゃべり方だった。
あとは、たくやんと信ちんが「俺らでちょっとM-1狙おうと思ってるんやけどー」って言う映像とか
たくやんが「最初はTakuya∞の∞を縦にしてTakuya8にしてたんやけど、俺8人いるわけやないしなぁって
思って∞にしました。」っていってる映像とか
彰さんが「髪の色でこぽん色にしようかいよかんにしようかはっさくにしようか、どのあたりのオレンジが
いいか迷うんですよねー。」みたいな話をしてる映像もありました。全部アテレコで。
それにたいするかっちゃんの「どうでもええやん!」っていう突っ込みもアテレコ。
まぁ、総じていえるのは話の内容が全部中二的なノリとはしゃぎっぷりだということですね。
あ、たくやんのMCに関してですが大概いうことは同じなんですけど前回とちがうなーと感じた点が一つ。
「愛してる」とか「愛」っていう言葉をよくいうようになってました。
なんやろうね、「お前らのおかげで俺はやっていける!」みたいな感謝の言葉は以前からいってたんですが
愛は叫んでなかったとおもうんですよ。AWAKEVEや秋ツアーでは。
そこで、「Gold」の歌詞をなんとなく思い出す。
「愛の下で抱き合っていけよ」
「誰だって偽者の愛を求めやしないさ」
ものっすごくラテンな情熱と歌詞の違和感を感じた曲。違和感の原因は「愛」でした。
UVERの恋愛ソングは「恋」寄りだと思うんですよ。幼くてはつらつとした迷いと悩みにあふれた。
そういうもんだと思ってたんですが、今回のアルバムってちょっとちがってて。
そりゃ、迷いだの悩みだのは尽きないんでしょうけど、
以前までの個人的なせまーい事情のことをああだこうだと歌うものがだいぶなくなった。
もっと大きいものをまるっと包み込んだような、あー、あれだあれ。
ラルクのkenちゃんが「SEVENTH HEAVEN」の歌詞のイメージをいうときに使ってた言葉・・・
「破滅的ではない先導者」これだ!これが、「Gold」にあてはまると思ったんです。
と、いうわけで2007年6月号の「CDでーた」を穿り返してるんですが、
kenちゃんがもう一つおもしろいこといってるな・・・。「SEVENTH HEAVEN」は立ち位置が変わってるって。
伝える側でも受身でもなく引っ張る側にいると。ほほう。
じゃあこれをUVERのアルバムにあてはめてみると、こうですよ。
3rdは1曲目の「Roots」が示すように、「音楽で世界が救えないことを知ってもそれでも変わることを望まずにはいられない」
っていう思いをただひたすら伝えようと必死だった。AメロBメロがやたら暗いのにサビになるととたんに明るい
曲調に変化する曲が多かったのは、そういう願いがこられていたのかも。
4thは2ndの進化版。2ndが出る前に起きた出来事で2ndはけっこう毒性のあるダークな仕上がりになっており、無知ゆえの葛藤とか壁みたいなのがそのまんま曲になってました。
それから少しいろんなことを知ったけど、ただ、知ったが故におきる無気力感とか虚しさがあってそういうのに嫌気さして
それを逐一一生懸命になって伝えるのも腹が立って、「気づけよ!」ってはき捨てるかのような歌詞が目立ったのが
4th。伝える、というより受け手にって気づいたことを吐き出すような感じ。
何もかもぶっ壊して楽しんじゃえ的な破壊的衝動が多い。
で、5thはいうなれば3rdの進化版。「音楽だけでは変えられない」といいつつも希望をもちすぎた3rd、
いちど突き落とされた4th、そのすべてをまるっとのみこんだ大きな「愛」でみんなを「踊れ踊れと」煽る。
嘘と本当、喜怒哀楽、いろいろあれど、信じて愛し合っていけばそれをしないよりかは幾分かは幸せであると
信じて歌っている。そんな心豊かな存在となった5th。
と、いった感じでしょうか。ものっすごく独断と偏見による思考ですが。
ということでたくやんの「愛してる!」「I love you!」はこれまでの中高生的はしゃぎっぷりとは
一線引いた、おおきくたおやかな姿勢をもった言葉だなぁとおもいました。
あとは、最後の最後ではけるまえにマイクおいてみんなが少し静かになるのをまって地声で
「またくるぜ!」
っていってたんですけど、え、この感じ、どこかで見た光景・・・。
愛してる発言にしてもさっきとは別の観点からでいうとどこぞのバンドのボーカルの影響とも思える。
影響うけたのかしらねー。