気だるく永久に
ありふれた妄想をとめる術を知らなくて、つい、過ちを犯してしまう。
大好きな人が泣いたとき、悲しいって思う気持ちの下から嬉しいがこみ上げてきた。
はしたない、と思った。
「幸せになって」
そう言って突き放した。
幸せになりきったあとに迎えるつらさを俺は期待している。
幸せにさえならなければ永遠なのに。
幸せをつかもうとするからつらくなったり、終わるのを恐れたり。
だから、君の幸せを願うよ。
そして早く俺のところに来て。
気だるく過ごす、不幸せな時を。
「日傘」は脳髄溶けそうになるぐらいドロドロしてて好きで、
聴いてると時折、ぽつりぽつりとこんなお話でもなんでもないような夢現な文章が出てきて
抑えきれないので投下しました。
こっぱずかしいですけど、こういうの考えるの嫌いじゃないんです。
マオさんに負けないぐらい自分も相当な妄想家だと思うよ。
伊達に24年ロマンチストなうお座やってません。