one day I remember

今思うこと、ある日いつか思い出す、その日のために

固執妄執雨霰

日が開きましたがいってまいりましただいさくせーん!in京都。 お天道様に愛され1日目はなんともまぁ快適空間ですごしましたとも。 次の日は雨必至だったからなぁ。よかったほんと。 いった感想としましては、楽しかった!それに尽きます。ハイネケンもおいしかった。 あんまし、「京都の」フェスって感じではなかったな。男前豆腐や宇治抹茶かき氷はありましたが。 そんなお上品なものではなかったです。 「京都の」を感じたいなら、くるりさんが出るほうのでいいんじゃないかな。 ドラゴンアッシュのフルヤさんもいってたけど、「ミクスチャーロック好きなやつあつまれ!」的な フェスでした。ACIDMANはミクスチャーというよりもギターロックだと思いますけどね。 ドラゴンアッシュの話が出たのでそのまま彼らのライブの感想と参りますが、 体が勝手に動く感じで非常によかったです! 1曲目が何だっけ?彼らの曲ではなくて、なんかビールの宣伝で使われてそうな 聞いたことのある曲で、流れた瞬間足が勝手に動き始めました。たのしすぎるー。 後ろのものっすごく空間が空いてるところで見てたんですけどみんなステップステップダンシング! サークルモッシュが付近で発生して台風のように右左へと流れていました。 「ファンタジスタ」がなつかしかったなぁ。高校の体育祭の応援歌だったんだよ。 歌った曲はおそらくそれ以降のサッカーソング的なものが多かった。だから足が動くのよ。 ただ、たーだーね、途中で思わぬ飛び入りがやってきたんですよ。ラッパ我リヤが。 そしてやった曲は「Deep Impact」!!!! ぎいいいいいやあああぁぁぁぁぁあ懐かしすぎるううぅぅ!「ファンタジスタ」より懐かしい。 イントロの音が流れた瞬間、彼らがほんとに全盛期で表に立っていた99年~2002年ごろを 思い出して熱くなりました。 そこで気づいたんですけど、RIZEにしろ10FEETにしろドラゴンアッシュにしろラッパ我リヤにしろ、 ちょうどそのころ今は無きRRNの後ろ表紙を飾ってたメンツ勢揃いじゃないですか。 PATIPATIがわりとアイドル路線なアーティストをラインナップにあげたり、 B-PASSがもうちょい緩めのロックバンドではないアーティストを取り上げたりする中、 RRNはてこでもマニアックかつ個性強いアーティストと世界観を共有し、雑誌掲載しておりました。 RRN・PATIPATI・B-PASSこれら3誌の中でラルクGacktを取り扱いつつも、 いっちばん硬派なロックバンドのための雑誌でした。それゆえに休刊してしまったんでしょうけど。 ロックバンドブームが去り、ふたたびプチブームとなりつつある今でもそれはミクスチャーではなく エモロックやゆるいギターロックが表に立っている状態で、 けど、フェスにいけばこんなにも彼らの音楽に耳をよせて足を動かす人がいる。素敵。 あの雑誌が恋しくなりました。 「音楽に壁は無い」なんて話すフルヤさん、でも今の世にでまわってる音が生ぬるいとも、彼は歌う。 その生ぬるい音も認めないとそれはそれでやっぱり壁作ってんじゃないかなって思う矛盾。 多様化した結果、そのジャンルのみにどっぷりつかる人が増えて、その人にとってはその世界が 表舞台。ただ、メディアという表に出ないと周りからは無いものあつかい。それがさみしい。 そう、「好き」か「嫌い」って判断するんじゃなくて、自分の知らない世界を「排除」する傾向にあるんだよね最近。存在感を消されるのがいちばん酷だよ。向き合って戦うことすらできない。 戦うところから逃げて自分が気持ちいいとする空間でぬくぬくしてるだけ。 それじゃちっとも世界は広がらない。 だってくやしくない?たとえばさ、ラルク好きな自分が「Tommy heavenry6も好き」って言って、 「あー、確かにすきそうだよね」っておんなじ雰囲気持ってる扱いされんの。 所詮その世界どまりなんだよね、みたいな視野の狭さを当てつけられた感じ。 確かにそれらの音は一番好きとする音かもしれないけど、これ以外にももっと違った感じの 音も好きなんだよ!って必死になってる自分がいる。 私は「こんなのを聞いてる人がこんなのも聞いてる」っていう驚きが好きだから 自分もあれこれ聞こうって思う。そんでまたラルクに帰りたいんだ。そのための3年。 どんなジャンルであれ、自分の耳に響く音には必ず共通点があることを信じてます。 うまく言葉にはできないけど。 すいません、勝手にあつくなってしまった。感想はまた今度。