one day I remember

今思うこと、ある日いつか思い出す、その日のために

meets.

東京行ってきましただー!ただいまー!青空はやっぱり田舎の勝ちであり価値です。 ただし、ぼんやりした曇り空の雰囲気は東京の持ち味です。 久しく写目日記なんぞも稼動させて、足跡を残しました。 VAMPSメンズライブでのハイディは保健室の先生じゃなく保健体育の先生だった模様で。 畜生、ニアミスじゃん!でも、自分ちょっといい線いってたって思ってる。 モバイルのツアー特設BBSではやんちゃで盛りなノリのいい男子が調子乗って「セ○レでいいから・・・笑」とか書いちゃったり、楽しかったんだねぇ・・・。馬鹿になっちゃってる感じがいいよねぇ。 なにより客のダイブがあったっていうのがなんだかこちらとしても嬉しくなってしまいました。 VAMPSHYDEのライブが市民権を得るには、いかに「観戦・観賞」から抜け出すことにあるもので。 どこかのブログ様でかかれてましたけど「trouble」のときは一瞬、みんなHYDEを観ることを忘れ 本当にそこに流れている音楽に身をゆだねて踊ってたという状態になったようで。 そう、それがさー、ほしいよね。うん。なんか、今回のライブその一瞬のためだけに行きたいわ。 11日東京の夜、原宿で親子丼食いながら「あ、パブリックビューイングいけばよかった」と、 しかと後悔する私でした。きっとHYDEいい顔してただろうなぁあー。 でも、その親子丼のお店の方との語らいも楽しかったのでよし。 小沢代表辞任と、薬事法改正についての苦労云々、お店が掲載されていた雑誌の取材の話等々 一人旅にはそれはなかなか暖かい時間でした。 さてさて、今回の東京旅、お一人様の私を助けてくれたのは1冊の本でした。
東京ひとりめし―街なかのひとりごはんを解決! (えるまがMOOK ミーツ・リージョナル別冊 東京篇)東京ひとりめし―街なかのひとりごはんを解決! (えるまがMOOK ミーツ・リージョナル別冊 東京篇)
(2009/04)
京阪神エルマガジン社

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現在、惜しくも休刊となってしまったLマガジン発行で、この「meets」という雑誌では主に 京阪神のお勧めの店を紹介しているのですがこれはその東京版。 前回京都に行ったときも数年前のLマガの左京区特集を片手に散策してたぐらいで、 私と私の兄ともども、ここの発行するガイドブックが非常にお気に入りでございます。 ひとりでも大丈夫な雰囲気をもちつつ、ベタなカフェご飯のような味気なく簡素ではない 本物の味のお店をたぶん、編集スタッフが自ら赴き食べ、紹介してるのでしょう。 一店一店、足でつかんだ情報という感じで、なんとなく表通りよりも裏路地のちょっとした店が すきそうな人のにおいがします。 実際自分が行った店そんな店ばっかりだったよ!どこもかしこも探すの苦労した・・・ 私は旅行するとき、もう気取ることはやめて自分は観光者だって割り切って行くことにしています。 街中で堂々とガイド本も開くし、それでお店に着いたときはあっさり「この本見てきたんですよー!」 って暴露してしまいます。何気ないそぶりしたってあちらの人は分かるものですし。 で、そうすると案外お店の人と話し弾むんですよね。一人の空間を心地よくすごすのもいいけど あちらさんがあたらずさわらずの空気でこられるがさすがになんだかつらくなってきました。 で、今回はその親子丼のお店を取材しに来たときのエピソードを女将さんが話してくださって。 そこの親子丼、本当にダシがしっかりしていて、卵のまろやかさもちょうどで、さりげなくついてきた 小鉢の煮なますもおいしかった。 その親子丼を、取材にきた2人の人が取材のあとに半分こにして食べたんですって。 で、後日そのうちの一人が東京を発つ前にもう一度お店に立ち寄ったらしくて。 どうしたんですか?ってきいたら「ここの親子丼、ひとりでぜんぶたべたかったんです・・・。」と、 申してきたそう。で、女将さんおもわずわらっちゃったとのこと。 そうですよ!親子丼って、全部おいしいけどその中でも、 卵の絶妙においしい部分っていうのがあるじゃないですか! それを半分にしたら食べれないってこともあるじゃないですか。 分かりますよその気持ち、きっと相方にとられたんです、そのおいしいほうを。 でも、なんかいいですよね。ほほえましくて。ほんとうに好きで取材して、それでまたきたんだなって。 MeetsやLマガの紹介の仕方って、観光地としての紹介ではなくて、 「この街にきたら毎回ここでご飯をたべる。」っていう、その店を自分のホームにするような紹介で。 「また行こう。」って思わせてくれるんです。 最近はなにかとおしゃれで使い勝手の良いガイドブックがたくさん出てますが、 たとえ地図の表記がややこしかろうと、行ってみたら意外とこじんまりした店だったっていうことがほとんどでも私はここのガイドブックが大好きです。 「この本みてきました。」っていうの確かにはずかしいといえばはずかしいんです。 なんかもう、その一生懸命さが。 ほら、こう、どうしても田舎ものの私は一生懸命都会をスマートに歩きたいわけで。 それに、観光ブック片手にお店はいると「ミーハーの一見さんか。」という感じで 見下されるということも少なからずあるわけで。 でも、これをいうことでお店の人が喜ぶっていうのもあるんですけど、この本を作った人も 喜ぶんじゃないかなって。特に、自分の足でその店を取材し紹介した人であれば。 だから、私は両者に感謝の意もこめてできるだけ伝えるようにしてます。この本見てきたよ、と。 ところで、「meets」や「Lマガ」って全国版ですよね・・・? いや、女将さんに「この雑誌をよく読むってことは関西の人?」って聞かれて 「いや、福井です。」ですっていわれたら 「えええぇぇぇええええ!この近辺か関西にしか置いてないと思ってた!全国版なの!?キャー!」 っていわれたもので。 うーん、福井はどちらかというと関西、時々関西にいれてもらえたりする地方なので、 たとえば東北とか九州なんかにおいてあるのかなぁ、と。そしたら完全に全国版ですよね? その全国版かもしれない「meets」のトップページを飾る女将さんの笑顔。 そりゃあ「キャー!」っていいたくもなりますな。