one day I remember

今思うこと、ある日いつか思い出す、その日のために

あなたが私をそうさせた

休みだー!ちょっと会社行ってくるけど休みだー! むふふ。そして給料日。この間ボーナス入ったばっかり。たんまりにんまり。 ボーナス、個人的に思いのほか良かったなー。あ、もらっていいんだ、って感じ。 働くまでは、ボーナスなくてもお適度に金もらえりゃそれでいいっておもってましたが、 今はもうこんな働いてるんだからボーナスもらって当然!ぐらいに思ってます。 そうでもなきゃやってらんないよ!あ、でも仕事はそれなりに楽しいですよ。 大変だけど、やりがいがちょこっとずつでてきた。 けんか腰でたずねて来る人にむかーっ!と来ることもあれば、 丁寧にお礼をいうお客さんもいて和んだり。 まぁまぁ、それで世界は成り立ってるんだなぁなんて広い目でみると案外楽しくなります。 あー、お金もたまってるし、8月のはじめに仙台でも行ってくるかなー! ぎゅうたんぎゅうたんぎゅうたんはいたん。ずんだもちはいたん。 「ラルクアンシエルっていうバンドに作られたボーカリスト」と自ら話すハイディにおったまげたのは えーっと1週間ほど前?日がたつのはやい。 書くのも忘れて、自分の中だけでひたすら感嘆の声を漏らしていました。 L'7ツアーの最終日、大阪でのハイディはほんとにほんとに女優だと思いました。 ネペンテスで絡みつく女豹のようになって、会場を煩悩で圧迫したかと思えば、 中盤のバラードブロック、「forbidden lover」で、全神経がその顔に集中しているかのような 壮絶な表情で、荒野で一人嘆くよう歌ってたハイディ。 映像の炎が生み出す二酸化炭素とハイディが会場の酸素を全部うばって、悲しみを吐き出すのとで ものっすごく会場が息苦しさに包まれた瞬間でした。 このCDが出たころ、そして出たころに歌っていた段階では、ただ「暗くてかっこいい曲」だったけど、 今はもう、とにかく重い。重くて、押しつぶされそうだ。 それから、「星空」。最後の「世界へ」ってフレーズを歌った後も、 ステージ上を見上げて、ぐああぁあーっと口をあけて何かを叫んでいたように見えたハイディ。 さまざまな思いと祈りを放出し、涙が流れて、そのときのハイディはとにかく仙人のような 大きい大きいオーラでステージがきっと通常の3倍は発光してたんじゃないかってぐらいすごかった。 声とともに表情と、纏うオーラも総入れ替え。 曲が終われば、何かが抜けたようにぽわんとしたしゃべり口になるのも納得がいく。 「裏を交わせば・・・?あ、裏をかえせば?」 (「この後のご予定は?という質問に)「打ちあがるぜええぇぇええぇ」 この、ちょっとおかしい日本語も愛嬌たっぷり。 歌う横顔をモニターで見たとき、その造形美にしてやられ。 けど、10年前とは違って明らかに血が通った生きた造形美で。 変わらぬ美しさは飽きるけど、変わっていく美しさは飽きない。 これからも、人間国宝で、そして20thのラニバでは生きた世界遺産として あっちゃこっちゃ飛び回ってくださいな。