one day I remember

今思うこと、ある日いつか思い出す、その日のために

7/6 ACIDMAN TOUR 「LIFE」 in Zepp大阪

  やー、アシッドマンいいですねぇ。 初夏、空梅雨、アシッドマン。 夏が似合うよね。うん。 あの、まだまだ開発途中っぽい静かな海沿いの町に降り立った瞬間からもうウルっときた。 煩悩とともにあるライブもいいけど自然と季節とともにあるライブもいい。 ドリンク代どうせ500円も払うならと開演前にビール。 居酒屋よりライブハウスで飲む生ビールが好きです。雰囲気でおいしくなる。 うだーっと気持ちよーい状態で開演を待つ時間も幸せです。 やー、今日はいい一日だったわ。大阪でのセールも堪能したし、昼飯のスープ屋さんはまずかった けど、会場に来る前に立ち寄った喫茶店のアイスコーヒーはおいしかった。 中学生のころ、家族で大阪に行ったときに立ち寄った雑貨屋を偶然見つけて、 懐かしさでこみ上げて、お店の中に入ったらきゅんとくるノートや写真や文具あれこれ。 さながら、京都の恵文社の雑貨コーナーのようで。 使いもしないちっちゃなノートやレターセットをたくさん買いたくなる。 もう、ペーパーマニアになりたい。あぁ、ここ入り浸りたい。 コスモスクエアに向かう中央線。途中から地上を走ってくのね。 途中京セラドームが見えて、1ヶ月前のことを思い出してじんわりきたり。 なんにせよいい一日だった。あとはこのライブが最高になることを祈るだけ。 祈らずともいいライブになることは目に見えてるんだけれども。 inst REMIND ストロマトライト swayed River Ride the wave 式日 赤燈 room NO.138 (inst.) WALK 彩-SAI- 街の輪郭 オールドサンセット FREE STAR 金色のカペラ world symphony ある証明 UNFOLD TO THE WORLD’S END アイソトープ your song 曲順は途中ごちゃごちゃになってます。たぶん。 インストも最初のがどのアルバムのどのインストなのか分からず、ひょっとしたら 「彩-SAI-」の前にもインストが入ってたかもしれない。そこらへんはあいまい。 しかも、「彩-SAI-」はライブの時には、聴いたことあるけどどのアルバムに入ってる曲か 分からなくて帰ってアルバム全部聞いてやっとわかったという・・・。久しぶりすぎてびっくり。 今回はわりといろんなアルバムからめずらしいアルバム曲をちょっとずつひっぱってきたなぁ っていうセットリストですね。前回は最新アルバム曲+シングル曲って感じだった。 「River」が嬉しかったなぁ、個人的に。「彩-SAI-」はもう、なんか飲み込まれてしまったよ。 鳥肌が立ちました。ぞわぁあぁって。 でもなかでもいちばんびっくりしたのが「swayed」かな。セカンドアルバム曲。 えええぇぇええええええぇぇぇぇええそんな言葉少なで物事すべてを語ろうとする 若気の至りっぽい曲をいまやるのおおぉおおおおお!すいません失礼しました。 ストロマトライトからの流れとしてはぴったりです。なんか、宇宙っぽい空間を作るという点では。 前回も「アイソトープ」やってたんですが、今回アンコールで「アイソトープ」がきて うわわぁああってなった。アイソトープは名曲ですよ。ほんと。 ライブになるとちょっとテンポとテンションがあがるのよね。改めてCD聞くと若干もったりしてる。 長ったらしいMCの後の「オールドサンセット」から「ある証明」までの流れは秀逸! ほんと、その前のイチゴさんのMCのぐだぐだっぷりに大木さんが「この後俺大丈夫かな・・・。」 って不安そうにしてたんですが、そんなMCを蹴散らかすぐらいよかった! や、MCはMCで楽しかったんですけどね。 「FREE STAR」でミラーボールが客席の上に出てきて、そのミラーボールに向かって サスペンションライトを当てるっていう演出が印象的でした。スターですよスター。 「金色のカペラ」は個人的にアングラなイメージを持っていてあんまし盛り上がるイメージなかった んですが、テンポと勢いでもりあがるのね。この曲はラルクファンならなんとなく好きになりそうな 感じがするのです。で、そういうのって、そういう匂いのするものってたいがいガッツリロキノン系 の人には好まれない傾向にあるわけよ。その匂いを嗅ぎ取って遠ざけるの。 「金色カペラ」がジャン!っと歯切れよく終わったと同時に 「world symphony」のイントロがすかさず入る。かっこいい!すげぇかっこいい!惚れた! 「ある証明」ではサトマ君が必死にこぶしを振り上げる。 気づけばトレードマークのキャップがとれていた。 ちなみにキャップは飽きているらしいです。サトマ君。 じゃあ、その問題のMCについて書きますか。 イチゴさんは毎度毎度なんかライブツアーんときに目標があって、たいがいダイエットなんですけど。 もう、やめましたと。誰も俺がやせることを望んでないと。とりあえずラーメン食っとけ! 前、どっかのライブハウスで楽屋に体重計がおいてあったとかなんとか。 ちょっとこの辺でトイレ行きました。 戻ってきたら、イチゴさんがホモだの何だの言われてました。何の話だ? 大木さんが「その手がゲイっぽいんだって。」みたいなことを言ってたような。 とにかく「イチゴゲイ疑惑」が大阪の夜の街に漂ってました。 イチゴさんは「ミクシみてたら『イチゴちゃんは100%ゲイ!』っていう記事があって・・・」 って言ってました。客席から「ホモー!」って声が上がったときに、 「違う!ホモじゃない!ホモじゃなくてゲイ・・・・っ!」 あーあー、いっちゃった。まんまとのせられてしまったイチゴさん。 「違う!ホモでもゲイでもなくて俺がすきなのは女性アスリート!です。」 一瞬頭が「?」になる。大木さんも「え、なんで女性アスリート限定?」って不思議顔。 もうぐだぐだです。真剣にとろうとボケとしてとろうにも非常に中途半端です。 で、好きな女性アスリートはバレーボールの竹下選手だそうな。あぁそうですか。 そうそう、でミクシのコミュニティの人数の話だったんだ。イチゴさんの目標が。 サトマ君のコミュの人数がイチゴさんより何百単位で多いらしい。で、追い抜きたいと。 でも、これ以上自分のコミュの人数を増やせそうにないからサトマ君を陥れる作戦に でたらしいんですけど、結局自分がどんどん落ちてったね・・・今回のライブで。 というか、大木さんがあれこれ2人のことをぶっちゃけて二人とも落ちていたよ。 サトマ君に対しては、「オフだとすごい格好してるよね。」という話になり。 「なんだっけ?『オフの時は違ったおしゃれがしたい。』んだっけ? お前昔ビジュアル系好きだったからそういう格好っぽいの? (語尾のニュアンスがあいまいですが『ビジュアル系』っていう単語が出てきたのは確か) あのさ、2年前、オフのときにサングラスかけてタンクトップで頭にカチューシャみたいなのつけて チャリで世田谷走ってるのを見かけたことがあって。」 大木さん、それは間違ってもビジュアル系ではない気がする。 なんだろう。聞いたそのまんまをイメージするとKREVAや髪長いころの窪塚とかあのあたりが でてくるんですけど・・・・。 それを聞いたサトマ君。「確か、休日はおもいきったおしゃれがしたい。って言ったんだよ。 俺もうキャップ飽きたんだよ。」 じゃあビジュアル系っぽくシルクハットでもどうですか。 あと、借りたものを返さない、のはどっちだったっけ? 大木さんのお気に入りのシューズを貸したら2年ほど戻ってこなくて、 戻ってきたらぼっろぼろだったらしい。酷い。 借りた本人はその靴で引越しだかなんかのバイトに言ったって。もう借り物って意識ゼロ。 さて、あれこれ言われて黙ってるイチゴさんでもないよ! 大木さんに「ハットにブーツインだからって何でも許されると思うなよ! いつまでそのスタイルでいるつもりだよ!俺だってハットにブーツインしたいんだよ!」と 反抗の牙をむく!大木さん苦笑。「・・・や、すれば(嫌そう)」 「じゃあメールするわ。『俺、明日ハットにブーツインする』って。」 おそろいは勘弁してください。 あと、イチゴさんがいきなり「大木はさ、がんばりすぎなんだよ・・・。歌も詩も書いて・・・」って いいだしたの。一瞬、シリアスになりそうになって、なんだこの雰囲気と思ったんですけど その後の話の落ちのつけ方が落ちにならなくて(なんていったか忘れた) 生温い笑いとどよめきがおきました。もう駄目駄目です。 お腹まわりもしまらなければ、話もしまらない。最低です。 そしてぐだぐだMCの最後に投下された爆弾。「桃太郎コール」 「桃太郎コール行くぞー!」もうのっけからなんのこっちゃわかりません。 「十二支を思い浮かべて、頭の『子、丑、寅』は鬼門です!その対角線上にあるのは!?」 は?(もう若干キレ気味) 「桃太郎がお供に連れて行った3匹の動物はー?はい!そう、『申、酉、戌』!」 ぽかーん。 そ、それがいいたかっただけかああぁああああぁぁぁ! もう、ブログに書き連ねるのもなんだか突拍子もなさ過ぎて胸が痛いわ。 どう説明したらいいのよ。っつーかコールじゃねぇよ。コールってなんだよ。 薀蓄程度にさらっと話せばまだ納得がいったのに。コールはねぇな。 「俺、頭まっしろになった・・・」と大木さん。大いに納得。 「バッキバキに心が折れた。」と大木さん。痛かろう、さぞや痛かろう。 「俺、この後だいじょうぶかなぁ。」と頭抱える大木さん。 ね、今から盛り上がるって言うのにね、台無しだよまったく。 イチゴさん顔を手で覆ってます。自分でまいた種だよ。 とにかく、酷かったです。イチゴさんが。おとなしくタオルでネタにされてればいいよ。 こんなMCばっかりじゃなかったですよ。 あとでちゃんとまじめな大木さんのMCもありましたよ。 「食物連鎖の一番てっぺんにいるからってえらいわけじゃなくて。 生かされてるってことを忘れてはいけない。」 そうですね、食べられることのない存在って言うのは、一番強いようでいて 自分は何物の糧にもなれない、消費するだけの悲しい性を持ってるわけですよね。 せいぜい死んで灰になって土と混ざるだけ。しかも燃やすってなると二酸化炭素だしちゃうし。 死ぬときまで迷惑かけます、よ。 んー、あんまし大木さんの言うたいそうなことにはついていけない性質なんですが、 「生かされてる」ってところは納得がいく。そこだけは私も念頭におきたい。 さぁ次は野外で、より自然と近いところでアシッドマンをききます。楽しみだー。