one day I remember

今思うこと、ある日いつか思い出す、その日のために

なぜ大泣きしたのか

  さて、何から書いたらいいものか。 大阪のことです。 ほんとにライブがすばらしくて、けどそれだけじゃなくて始まる前も終わったあとも家に着くまで 非常に良い余韻に浸れて6月8日という日があまりにも愛しい日になっていて。 そのどれもこれも書きたい。1曲目から順を追うのがもどかしい。 書きたいことから書いてもいいですかね? いきなりラスト1曲前の話をするんですけれども、笑 「MY HEART DRAWS A DREAM」 いわずもがな、ここで号泣しました。 なんだろうなぁ、こんなにすばらしい曲が生まれ、生で演奏され初めてまだ1年もたってないのに 3年封印してしまうのかと思うともったいなくてもったいなくて。 kenちゃんの鳴きのギターもここでいったんおわり、 ライブでだからこそ聴けるシャープで軽やかなピアノの演奏、それも、あぁ流れてしまった。 サビで胸に当てていた手を広げ風の中を泳ぐhydeも、2番サビまでいって、 後はラストのオーラス・・・ なんかね、曲の合間合間に扉があってその一つ一つが閉ざされていくような、 そんな感じがして寂しい気持ちでいっぱい。 不安にもなりました。 3年後のラルクの未来に確信はあっても自分の3年後の未来を考えるとどうしようもなく。 今の仕事続けてるだろうか、続けていたいようないたくないような・・・ じゃあ続けてなかったら何してるんだ?職探しに苦労したりするのか? 仕事を続けるにしろ続けないにしろ不安は常に付きまとうもので、その不安を3年間乗り越えないと またこの曲に出会えないのか・・・。3年分の不安が全部のしかかってきました。 でもhydeは歌います。 「心は誰も縛れはしない 視線は日差しを捕らえてる どんな褪めた世界でも」 そうだよ。不安ばかりじゃないよ。不安なんかで心を占領されてたまるもんですか。 不安を押さえつけるほどの楽しみで3年間のりきってやろうじゃないの。 そう、そう・・・もう、ここのこの歌詞は何かあったときは救われるね・・・もう、ワールドワイドに この歌がとどけばいいよミャンマーとか中国とかさ・・・ありがとうありがとう歌いますよ 「夢を描くよ」って歌いますよ・・・・ と、立ち直って歌おうと息を吸った瞬間、 ドラムだけになった演奏から真っ先に聞こえてきた声が、 テちゃんのやさしく低く響く「夢を描くよ」だったのです。 そこで涙腺が決壊しました。 テちゃんの声があんなにも優しく感じたのは私が沈んでいて、ちょっと上昇しかけた そのタイミングにすっと入ってきたからでしょうか。 とにかくその低音ボイスがやさしく心地よく届いて、 おうおうなんだよリーダーまで、あのリーダーが、あの・・あの、 他人の自分に対するチェックは全否定、そのくせ自分の意見は貫き通し、 ついぞ事務所内改装までこぎつけた頑固一徹、リーダーが 私を励ましてくれるのかい・・・お前そんなにいいやつだったのか・・・やさしすぎるよその声、 となんか勝手に励まされてるような気分になって泣き、 いや、まてよ。これは自分に向かって歌ってるのか・・・そうなのか?あの・・あの、 頑固なわりに自分に自信がなくて、ラルクがあるのは僕のおかげじゃなくて ただ単に運が良かったとか、ラルクはまだ世間に認められてないとか インタビューでとことん自虐しまくってる冷徹鉄壁仮面のリーダーが ポジティブに自分の未来を歌うのかい・・・リーダー・・・リーダー・・・ リイダアアァアアアあああぁあぁ(泣) あぅっ!おううぅ・・・っ(泣)ゆめーをえがぁあうえっ・・・くぅよぉーーーくぅ・・・ううぅ・・・ 泣きじゃくってちっとも歌えませんでした。3年お預けなのに全く! そうだよ、リーダーにだって幸せになって・・・ううぅん、幸せになってほしいとか そこまでおこがましいこといわない、ただ、幸せになりたいと願う心はもっていてほしいよ。 もっていていいんだよ。変にあきらめたりしないで、ただ幸せを願って、笑って ただ素直に「ラルクやっててよかった!」って屈託ない笑みで言って・・・言えよもうっ! それだけでファンもどれだけ救われることか。や、無理して言わなくていいですけど。 でも、幸せなら幸せと言って笑っててほしいな、もっと。 って思ってたら、ラストのラスト、スクリーンからいろんなお知らせが流れたあとに ひょん、とリーダー現れまして。そこで、思っていたことが叶いました。 久々にみたテちゃんの屈託のない笑顔。そして、バナナ大量放出。 確かにそれはリーダーとしてのファンサービスの一環かもしれない。 けれど、幸せそうにニコニコ笑ってるリーダーをみて心の底から、あぁよかった・・・と 幸せそうなリーダーが見れてよかったと思いました。 カーテンコールのときもリーダーが真っ先にステージ前に向かって、ほかのメンバー待ってて 「はい、繋いで繋いで」ってやっててね。やっぱり彼はリーダーなんだなぁとおもいました。 言わせて。ひとことだけ言わせて。 惚れてまうやろおっぉおぉっ! と、いうわけで隣で一緒にライブを見ていた子に、「あれ?tetsuファンだっけ?」と 勘違いされたぐらいテちゃんへの愛が溢れに溢れかえった未褪でした。 あ、既に長い。とりあえず号泣した箇所だけ先に。