one day I remember

今思うこと、ある日いつか思い出す、その日のために

あの日を思う日はやってくる

  星ゾライトをもってなかった私はなんだか負け組な気がしました初日! なんかちゃらちゃらしたはらっぱらっぱーなジャニーズのかるぅい雰囲気に 会場が包まれるのかと思いきや、思いのほかロマンチックになってた! それもこれも、ラルクの歌と演奏ありきですな!曲が、そうさせてくれたのね。 っつーことで最終日は買うもんね、使うよ。 そういややけに緑が多かった気がするんですけど、たんに緑の発色が良くて目立ってただけかな? 個人的に青だったらいいなぁ。って思ってます。 なんか、いつでもつけれるペンライトよりも一瞬まばゆい光を放つサイリウムっていうのが いいのかなって思う。消えた光を眺めてあの日のことを思い出すのです。みんな。 TIME SLIP. ファンの心はあっさり見透かされ、本人たちはさらにその一歩先を歩いているものなんですね。 だれもこのライブでやるなんて思わなかった。きっと、4万5千人のうちの誰一人として。 ただ、この曲が流れ出した瞬間そのほとんどが、「今やるのに相応しい」と、 思ったんじゃないでしょうか。脳の奥でひそかに眠っていた曲が今ものすごく活性化して動いてる。 なんだろうなぁ、ファンがふっっと気を抜いてるところを絶妙のタイミングで仕込んでくる。 やっぱり見透かされてんだなぁーと。 きっとメンバーよりたくさんたくさん曲聞いてるはずなのにそれがでてこなくて、けど メンバーはあっさりそれを引き合いに出してくる。曲の使いどころを誰よりも知ってる。 この曲は、REALツアーではほとんどやりませんでした。ほとんど?全く、かな。 穏やかな曲でありながらも、その穏やかさが今はないことを憂いているような曲で、 この時期のラルクのギリギリ感とあいまってちっとも穏やかにならなかった。 すごく、好きな曲で。車の中できくとふっとここちよい切なさがでて。 でも、どこか鬼門のように感じられた曲だった。 なのに、8年越しにきくこの曲は、次のライブが3年後という爆弾投下により 一気に不安になってさまよい始めたファンの心を見透かし、 その気持ちをすっと救い、いい方向へと誘導しているようでした。 2000年のあのときの不安も、今のこの不安も流れてく。 もう、遊び方を知らない人たちでもない。酸いも甘いも嗅ぎ取った不惑一歩手前の人たち。 2000年のあの時を「そんなこともあったよね。」といい、 2008年の今を「『そんあこともあったよね』、って言えるよ。」という。 すべてを悟り、そう語りかけるように、ハイディが歌っていたと、私はそう解釈しました。 淡い炎を絶やさぬよう3年という月日があって、今日も明日に向かってく。 3年後のラニバで聞けたらいいなぁ。 あぁ、そんなこともあったよね、って言える様。 取り急ぎ、この曲のことだけ書きたくて書きました。 初日行ってよかった。ほんとによかった。