one day I remember

今思うこと、ある日いつか思い出す、その日のために

今再び

  ダ・ヴィンチの今月号の特集が「ライトノベルは終わったのか?」でして。 一時期「このライトノベルがすごい!」っていうライトノベル紹介本があっちこっちに出てね、 世の「萌え」ブームと一緒くたになってブームになったわけですが、ねぇ。 はやればはやるほど、増えるは増えるCGで描かれた特有の女の子たち。 ポイントをおさえた髪形(ツインテール)、ポイントをおさえた服(巫女、セーラー、メイド) おそらく、現実世界にはいない、いわば希少価値の高い女の子像を ライトノベルの世界に求めているんだろうけれど、 実はライトノベル界ではその手の女の子が五万といて、めずらしくともなんともないわけで。 なぜにおなじ髪色、目、太ももの太さをした女子ばかり追いかけ、 日常生活に入り込んだ不思議な力に目がくらむの? と、言うのが最近のライトノベルに対する私の思いです。 ようは「萌え系の絵で、ちょっぴりSF風味」の小説がやたら供給過剰じゃございませんこと? ってこと。 ドラゴンマガジン、富士見ファンタジアがあんなに萌え系に走ってるなんて・・・って 切なくなったのはいつの日のことか。 あれ買ってたのよ!読者ページにイラスト投稿したりしてぶっちゃけ載ったりして。 あううぅ・・・。そんなん、電撃あたりでやってりゃいいのよ! 萌え系ブームの前はなんだったかというと「ダ・ヴィンチ」曰く、「セカイ系」だったそうで。 ようは私たちが住んでるような世界でも、魔法と剣の世界でも、宇宙でもなく、 まったく別の世界、故に「セカイ」とあえてカタカナ表現されているわけですが。 エヴァ(これは小説が原作ではないですが一応)、「ブギーポップは笑わない」、 このあたりが「セカイ系」の代表作といわれるものです。 そういや友達が「ブギーポップ」読んでました。 で、この「セカイ系」の前がファンタジー全盛期、ここですよやっぱり。 かくいう私も中学の時、ファンタジーの王道「スレイヤーズ」で ライトノベルの世界に入っていったのですが、この作品はなんか別格ですね。 私の中ではもちろんのこと、富士見ファンタジアの中でも抜きん出て高いところに存在してて いまだに影響を与え続けているというか。 なんだろう、あ、キューンレコードにおけるラルクの位置と同じです。 そして、短編にいたっては今なおあのドラゴンマガジンの中で連載しているという・・・ いつのまにか短編の文庫冊数が本編の2倍ぐらいになってますね。 このころドラゴンマガジンで連載していた小説といえば、オーフェン短編、魔法戦士リウイ風の大陸セイバーマリオネットフルメタルパニック、ヤマモト・ヨーコ、ザ・サード など等、ファンタジー作品が割合多かった気がします。あーなつかしい。 ファンタジー好きだったのよ。ゲームでもFFとかさぁ聖剣伝説とかさぁ、自分でゲームやらずに 誰かがゲームやってるの傍らで見てストーリー追うのが楽しかったもの。 フルメタルパニックはファンタジーではありませんが近年の「このライトノベルがすごい!」の 上位に入ってることが多いですね。連載当初ちまちま読んでましたねぇ。 あんな人気でてアニメ化するとは思わなかった。 「オーフェン」と「スレイヤーズ」はしばしば比べたりしましたね。 雑誌の読者ページ、どちらの作品のイラストが多いかとかね。妙に気にしたわ。 まるでバンド全盛期を支えた2大バンド、GLAYラルクのように。 で、で!まぁそんな懐かしい思いに浸りながら「ダ・ヴィンチ」読んでね。 久しくライトノベルに関心が高まってね、 スレイヤーズのファンサイトさんを久しぶりにのぞきに言ったらば。 スレイヤーズ」新シリーズアニメ化 どええぇぇえええええええぇぇぇぇぇぇっ! な、何ですってええぇぇえええぇええっ! え、だって、あれから11年ですよ。「TRY」終了から。まだセル画ですよ! 信じられない。だって、小説の本編だって終わってもうずっと経つのに。 あれから30分だけだったけど映画化があって、DVD-BOX化されて、特典でラジオドラマついて 3シリーズ買った人の特典で新しい映像がついてきて。 もう、そこまでだと。10年記念やってもうそこから先はそこまでやったらないって思うでしょう。 それが、まさかまたあの2人、4人の珍道中が見れるのね・・・!完全オリジナルストーリーで。 剣探しに行くところからはじまるのかぁ。もうこの際本編無視でルークとミリーナ出てほしい。 あー思えば10年前、まだ「スレイヤーズ」しったばかりで、アニメシリーズとかもよくわかってなくて リアルタイムではちっともおっかけられなかったんだ。ひたすらビデオ借りてみてた。 だけど今度はリアルタイムで追っかけられるんだ。まぁ、テレビ東京系列だから実際動画サイトとか で見ることになるんだろうけど。 あと、なんたって声優そのままっていうのがありがたい!だって強烈過ぎるものイメージが。 あれから11年たってますけど、あの勢いと若さを変わらず出せると思います。あの4人ならば。 あ、5人にしときましょうか一応、ね。 監督は変わらないけど、作画はどうなんでしょう。かわるのかなぁ。 まだまだ詳細は不明だけど、久しぶりに熱上がってきてます。楽しみー! っつーわけで、今日はもう自分の喜びのためだけに書きました。