one day I remember

今思うこと、ある日いつか思い出す、その日のために

対談

  今日はACIDMANを聴きつつ書いております。 「green chord」以降、シングル3部作は1作目をITMSでとったっきりほっぱらかしですが、 先日3作目が出て4月にアルバムが出るんですねー。そのあとツアーですか。 アルバムタイトルが「LIFE」。あぁ・・・この人はまた何ぞ悟ったんやといわんばかりのタイトル。 いや、「LIFE」は「命」だとか「生きがい」とかそういう大きい意味でなくて「生活」の意もあるからなぁ。 それこそ宇宙の果てや海の奥底から世界を眺めていたような世界観から ぐっとフォーカスが絞られたものになってるのかも、ね。この前でた3作目は卒業ソングらしいし。 そんなACIDMANも聴きたい、みたい。 1年ほど前に書いてアップしてなかった「green chord」の感想があったような。あ、あった。
green chord(初回生産限定盤) green chord(初回生産限定盤)
ACIDMAN (2007/02/07)
東芝EMI

2月のはじめに買ったものです。「衝動」から一歩離れてできた作品といいましょうか。 私にとっては丁度いいぐらいのテンポ、すなわちミディアムテンポで 大木さんの声が落ち着いている曲がアルバムのほとんどをしめており、非常に聴きやすい。 インストも含め丸ごと1枚すんなり聴けます。 ただちょっとまとまりすぎて、面白味には欠けるかな。それもまぁ完成度がひたすら高い故のこと。 それでも今回の作品はだいぶ肩の力抜いて作ったものなんでしょう? ちょっとずつ余裕が出てきたんだと思います。 この次はもう少し遊び心を入れてもいいんじゃないかな。 それこそ「培養スマッシュパーティー」みたいなの。 大木さんは一悟さんの作ってきた曲をアニソンみたいで嫌と、つっぱねるらしいんですが そういったコミカルな面も出してもいいんじゃないかなぁ。 もう、全部が全部メッセージ性が強いとか、打ちのめされるような音の洪水とか やってらんないから。聴くほうもやるほうも。 「Returning」と「千年歩行」が好きです。 ここでいう肩の力が抜けてるっていうのは曲に関してかな。 張り詰めてる感じ、激しさが収まったような。 歌詞は相変わらず抜けてないって言うか真剣そのもの。とにかく、遠い。 この人の目には世界の悲しみばかりが映るのかどうかしらないけれど たまには遊び心と、足元に揺れてるささやかな幸せを拾い上げてやってよ。 「アース」っていう映画があるけれど、あれは地球に生きる生命のありのままをダイレクトに 伝えることで、地球がいかに奇跡の集まりでできているか、 そのすばらしさをずっと残していけたらっていうポジティブに環境保護を訴える映画なのよね。 悲惨な映像流して、どうにかしなきゃ!って訴えるのは かえって「もうどうしようもないよ。」って後ろ向きにさせてしまうことがあるから。 ポジティブとネガティブのバランスは大事ですね。 一時期、聴きすぎて飽きていたアルバムもたまに聴くと驚きを覚えます。 あぁ、まだ驚ける、また驚けるって嬉しくなります。 kenちゃんもこんな感じかなぁ。や、作り手と聴き手っていう大きな立場の違いはありますが。 同じような技術が入り込んだ曲があふれる中で、ふと前のアルバム、昔の曲聞いて驚いて。 そこを紐解いて新しい音を奏でて驚いて。驚く瞬間のkenちゃんを見たい。 驚けることの嬉しさをkenちゃんと語らいたい! kenちゃんの底知れないボキャブラリーの海に潜りたい! よーするに、kenちゃんと対談したい。 そうです!今日はkenちゃんの対談本「アイアンメイケン」の感想を書きたかったのです。 前置きすっげえ長くねぇ? これ良かったですねぇ。もうざーっと読んじゃって細かいところいちいち覚えてないんですけど。 とりあえず、メタルを知らん自分は対談途中でラルクの話題が出てきやすい対談相手のもの、 自分が知ってるアーティストで、そのメンバーの中にラルクファンがいるバンド、というわけで、 ハイカラちゃんから読んだんですが案の定ファン宣言してたよ。ど初っ端から。 ユウスケ(ボーカル)がねぇわかりやすいのです。 だって、彼一時期エクス手してたときあったんですけど あれ完全にアダムヘアーじゃん!HYDE意識だよおおぅ!って思ったもの。 で、ハイカラの対談の中で、バス移動中何はなすってなった時に S.O.A.Pで「標高ゼロと海抜ゼロはどう違う?」といったことで電話で友達巻き込んで 論争になったっていうくだりがあったわけですが。 sakura君とkenちゃんの2人の対談っつーのも久しぶりに見たいな、と思いました。 対談、っていうか放談?うん。sakuraは私の中では今でもよく分からん人ですね。 kenちゃんは確かに本質を突くところがあるけれど、本人は本質を突いてる自覚がなさそう。ヒント与えて答えは知らずみたいなところがある。 で、突いてるって思ってないからそこで方向変換して脱線して、また近づいて脱線して、の 繰り返しなのかなぁと。 kenちゃんの話が破綻しないのはよき理解者が周りにいるからなんですよ。 kenちゃんの話の中に本質があることを見抜く人がいるからですよ。 キューン社長を筆頭に。ハイディもそう。ただ、sakuraはそうではないとおもうのね。 この2人がマジ話をすると思考の渦にどんどんどんどん落ちていくんじゃないかって思う。 それはそれで面白そうだと思いまして。えぇ。 対談相手で一番好感持てたのは、日暮愛葉さんですね。 たぶんこれ読んだ人のほとんどがそう感じてるんじゃないでしょうか? サバサバしてて、お互いが相手にちゃんと興味を持って聞きあってる、と、いうか めずらしくkenちゃんが押され気味の対談で。一方通行じゃなくて尚且つ読んでるこちら側も それほど置いてけぼりされない内容で、楽しかったです。たぶん一番。 んー、好奇心という点でkenちゃんと似てるのかなあ。 すごく相性がいいように感じました。下世話な話、結婚すりゃーいいのにって思うぐらい。 無理なんですけどね。愛葉さん既婚者ですので。 なんかさぁ、サドサドしいkenちゃんを収める鞘は、kenちゃんを負かすぐらいのサバサバとした 姉さんでもないと収まりきらないと思うのね。ものすごく個人的な思いですが。 手玉に取られていいと思うよ!転がされんのはハイディと嫁さんぐらいがいいと思いますよ。 転がされるkenちゃんは非常に好きです。が、一生懸命話を引き出そうとするkenちゃんには 彼の中にあるインテリジェンスがきらりと光ってそれもまた一興。 チャットーモンチーは緊張しつつきゃっきゃきゃっきゃしてるのが可愛かったな。 ラルクのライブにいって銀テープを取ったって、ちょっと興奮気味で話す3人に、 適当に冗談を入れるkenちゃん。このあたりの会話のテンポがすき。 あと、MAY J.に血みどろの恋愛について話すkenちゃん、 25歳過ぎると大体みんなそんなもん・・・kenちゃんうっかり口滑らしたわねぇ。 「俺が言ってどうするんだ!」に苦笑。 100Q。あのところどころに差し込まれているイラスト、何故にペンギン? そして、ショートカット&スレンダーボディのkenちゃん。好きです。 そして、そんなkenちゃんが答える98問目。 Q.好意を寄せている女性が目の前で泥酔し眠ってしまいました。その後の対処は? A.しばらく眺めて、起こす。 ジェントル!!!!!! 何、この欲望を限りなく抑えつつもにじみ出てしまう、セクシーkenちゃんの極みたる回答! この、「眺めて」の後にある句点に、甘美な間を感じます! ああああああああ眺められたい!起こされたい! 起こすときはその長い指で前髪に軽く触れる感じで起こしてくださいいぃぃぃ! ちょっと泥酔してきまっす!!! ハイディには「起きなさい。」ってやさしく諭すような声で起こされたいです、ハイ。