7/18 L'Arc~ en~Ciel TOUR またハートに火をつけろ! in石川厚生年金会館
おーし、仕事が休みだー。
書くぞ書くぞ石川ハイディあられもないレポート。どんなだ。
まず、開演前にお会いしました友達の話。
彼女は3時過ぎぐらいに会場に着いたらしいんですが(早いね!)
どうやらそのちょっと前に、
ハイディがすっぴんで会場のエントランスにいたとの情報が。
ちょっと!ほらもうすでにあられもないハイディが露呈されてる!
彼女もまた人から聞いたとの事なので実際確認はしてないらしく「ショック…!」といってました。
私は一瞬ハイディがすっぴんでいたことにショックを受けているのかと勘違いしました。
さてさて、ライブの中身について話していきましょう。
セットリストは神戸のパターンと同じ。ネオユニがLies and Truthに。
この曲わりと定番化してますね。最近。
で、新曲については同じ曲神戸と石川で2回聞いてますので、
神戸で見聞きしたことの訂正、追加事項を書いていきます。あと、タイトルも追加で。
まず、私がもんのすげぇどツボにはまっていきそうな歌謡曲テイストの新曲。
タイトルは、「ALONE EN LA VIDA」
あれは海辺の映像ではなく窓に夕日の映像でした。
あと、ピアノイントロじゃなかったです。kenちゃんのギターイントロでした。
ただ、ところどころでピアノがシャーンと入るのでそこが「fate」っぽいとおもったのかな。
イントロのギターだけ聴いてると「いばらの涙」ですわ。
そうそう、この曲を歌ってるハイディが未亡人みたいな陰と色気がある女性に見える、と、前回書いていたんですけれども(そこまでは書いてない)
決定的な瞬間は「私の証」っていう部分。なんかもう総毛立つ勢いでした。
あと最後のサビに入る前のサビで1オクターブ下げて歌ってる所がいいね!
それから乗りよく食いつきのいいラニバ産物の曲。
タイトルは「Spiral or Spirit」
「すべて塗りつぶしどうせ散るなら」ってサビで聞こえます。
なんか、サビでもう一段階展開しそうでしない曲。いきそうでいかない曲。
こう行きそうだ、こう行ったらもっと打ちのめされるのに!とちょっと地団駄踏んでます。
ただ、それをやるとLiesみたいにサビ長い曲認定されそうですね。
くどくなってしまうのかも。ただでさえダークな曲だからね。
「SHINE」は明るくてさわやかだからいいのだ。
「MY HEART DRAWS A DREAM」のサビの往来、ハイディはお客さんに歌わせたいようです。
石川では歌わせてました。ハイディはちっちゃくお客さんをリードするように歌ってました。
新しいアー写のバックに流れる色とりどりの流線の如く、頭の中で夢を描きながら
「夢を描くよ」と歌ってくださいまし。
そうそう新しいアー写、あんまりにも白く、ハイディがシドのメンバーみたいでびっくりしました。
「描く」という単語から考えるに、彼らはキャンバスとでも言いたいのでしょうか。
音が届いた瞬間、彼らは何色にでも色づくというのでしょうか。
以前、ユッキーが雑誌のQ&Aでラルクの現状の色を問われたときに、
「染まっても白」といったのが思い浮かばれます。ユッキーはたまに核心つくから面白い。
あ、ユッキーって「かくしん」って単語が似合うね。ふと思った。
「核心」でも「革新」でも「確信」でも「角・芯」でも。どれでもあてはまる。
話がずれた。
「海辺」は、綺麗めでハイディのいいところを引き出したダークな曲。
それほど重くない、と前回言いつつもやっぱりサビはわりと音が重なってて
重厚感ありました。夜の海だよね。うん、イメージは。
「The Black Rose」、サビだけちょっと聞き取れた!「散ってー!」って歌ってないサビの最初。
でもそれよりそこでハイディがマイクスタンド持ちながらくるっと一回転するのが気になった!
後ろでラッパがなってたり派手ね!これで演奏してるのがピストルバルブだったら面白いのになぁ。
スカパラではなくあの若いねーちゃんたちの勢いとかっこよさを、ね。
ちょうど最初の銃でバンバンと打ち抜かれて曲名になる映像とマッチするしね。
「プリティーガール」のハイディは(もう曲はどうでもよい)
なんだろうあの巨大モニターで腰を振るねーちゃんを眺めるちっこいハイディの後姿がね、
グラビアアイドルの特大ポスターを部屋に張ってまじまじ見つめる思春期の男の子なんだよ。煩悩に目覚める時期っていうの?あの時のまだあどけなくて希望と疑問で胸が沸き躍る
快活なやらしさ?が出ててさー、そこはもうプリティーボーイなわけ。
な ん だ け ど 、
ひとたび腰振るともう思春期の青年じゃないのさ。むしろボーイじゃなくてガール、
否、ショーレディーなのさ。
そりゃもう暑さで頭もやられますわ。
腰に手を当て斜めに構えゆっくーりゆっくーり腰をクネクネー。
で、曲の終わり際、ハイディがおもむろに下手の端っこに移動。
なんかそこでひたすらお尻をプリプリふってる?
腕を前にくんで前傾姿勢で、あれ?カメラに向かってしなをつくって・・・あー!だっちゅーの!
な、なにしてんNooooooooo!
でも、ハイディはカメラさんに向かってるのであくまでこちらから見えるのは
ぷりぷりしたお尻だけ。それはそれで間抜けで可愛くて唖然とします。
あんた、かわいいお尻が無防備よ。
頭ん中では私の煩悩をひた隠しにしようと「かわいいかくれんぼ」の歌詞が流れていました。
「どんなにじょうずにかくれても かわいいしっぽがみえてるよ」
「バイバイ」
kenちゃんがモニターに写るクマにちょっかいかけてます。
一時期飽きて構いもしなくなってたクマですが。
相変わらず必死なクマ(操作するスタッフさん)にkenちゃんは蹴りをかましまくってました。
チラっとみては蹴り、チラッとみては蹴り。
「息を止めても時間は過ぎる」って歌詞が印象的ですね。
やさしくて、残酷で、現実的な一言を言われて我に返る、みたいな、ね。
さ、新曲の話はこのぐらいにして。あとは覚書です。MCとかちょこまかした動きとか。
「SEVENTH HEAVEN」の時のハイディの足と腕の動かし方のコンボがたまりません。
あれな、自分でやろうとするやん。両手挙げて「もうどうにでもしてー」な
ブンブンダンスはできるんですが、あの片手をひらひらと華麗にアップダウンさせる
ハイディーダンスは取得しようにも表現しようにも無理です。
ぜひ、その目で見てください。ぜひ。うわぁ、投げやり。
『Killing me』の最初の「はっ!」ってハイディが言うところあるじゃないですか。
あそこがね、気合入れた「はっ!」じゃなくて若干ため息交じりで
「んはぁっ・・・」ってなってたのです。
ちょっと絞りだすような、自然な。そうそうそうそうそう!
正直、「Forth~」のため息よりこっちのため息がキたよ。
そういうため息をひたすらはかせたいと思いました。あぁ、弱らせてみたい!
(ちなみに私、人にこぶしを差し出されたらこぶしを乗っけるような、Mです。
つまりは従うってことで。Sの人は差し出したこぶしをパーで覆うらしい。)
テちゃんにぴったりついて肩をがしっと組んでました。仲良さげ。
でもね、正直ね、仲がいいとおりこして「俺たち仲いいよなぁ~・・・」ってスネオにつっかかって
ラジコンぶんどるジャイアニズムが頭をよぎったのです。
肩を組むハイディの横に「ぐぎぎぎぎぎ…」といった効果音をつけたい感じ。
私ハイディとテちゃんをどうしたいんだろう。と、疑問に思う一幕でした。
ハイディの最初のMCはー、そうそう、「石川ー!」って呼べばいいのか「金沢ー!」って呼べばいいのか聞いてましたねぇ。
私は石川派です。あれ、結局どっちになったんだっけ?
たぶん私の希望にそぐわないほうに行ったから金沢、かな?
石川の会場は2,3階席がなく、扇状地の如く席が広がり段になっていmなして、
割と後ろでも見やすいところでした。
ハイディも「ここ見やすいやろー」っていってましたね。
始まる前に後ろの席いって、ここはあの辺が見えないなとか、見やすいな、とか確認してたらしい。
あとはたいしたこと話してなくて、まぁ、腰を振れと。
「振れば振るほどイイモノ出てくるからよー。」
ハイディは振りすぎて男まで悩殺しちゃうほどフェロモン撒き過ぎないように。
「あの、僕、すごいエッチなんですけど。」って言った直後にkenちゃん、ユッキー、
テちゃんがジャーン、ドコドコ、ベーン!と音を鳴らしたのが馬鹿っぽくてちょっと笑った。
そして、次の曲にいく前のこと。ここ!ここがポイント!
ハイディが何を話すでもなく、あるいは何かを話そうと思い出そうとしているのか、
一瞬沈黙が訪れたんです。
その時のハイディが!マイクを両手でもって右側の顔の付近に寄せてふっと
首をかしげる一連の仕草がしとやかで色っぽかったのです。
そう!「ハイディがしなをつくっていた」とはまさにこの時のこと!
それはさながら京女の如し。
ああもう・・・坊や、7月6日の京都で何を教わってきたのおぉぉぉぉ。
あぁ、ハイディに「おいでやす」といわせたい!おおぅ!
kenちゃんMC、は、最初の「こんばんは」だか「こんにちわ」だか挨拶が小声で小さかったような。
しばらくの沈黙の後「けん、ろく、えん・・・」とつぶやきだす。
何がいいたいんよ、と思っているうちにkenちゃんの発音が徐々に強調された形となっていき気づく。
ken・ROCK・えん
あぁ!そういうことね!
kenちゃんちょっとニタニタ笑って自己満足気味。
その流れでラルク・アン・シエル・・・ラルク&シェル・・・とも言ってました。
ハイディがラルクで、シェルがkenちゃんだと思われていた過去についても話してましたね。
ほかに有名なものあんの?って聞かれ、それぞれが何かいう中あんころもちが
kenちゃんの耳に引っかかりました。
「あんころもち?それ、こしあん?つぶあん?」こしあんです。
「…もうちょっと俺が喜びそうなもん出してくれん?」だめだったか。
「かにー!」あ、それはkenちゃんにとってはめんどくさいものの1つ!
めんどうくさいって言うかと思いきや、「胴体が嫌い」といわれました。酷い。
えー、甲羅ぱかっととると味噌があって、そこに日本酒入れて飲んだらおいしいんやよ。
で、甲羅外れたカニをぱきっと2つに割ってちゅーちゅー吸うと味噌がついててうまいんだよ。
「えびー!」甘エビですね。kenちゃんが「うにー?」と聞き返す。違う違う!
「えびー!」「うにー?」「えびぃー!」「うにぃ~?」の往来。
「じゃー、うにだと思う人拍手!」あんましいません。
「えびだと思う人拍手!」喝采。
「えびね!」そうそう。やっと分かっていただけた。
「今日はしゃべること考えてきてないねーん!今日はライブ途中で思いつこう作戦にでたんやけど、
途中で兼六園のこと思い出して、それっきり何も思いつかんかった。」
そんなkenちゃんのために。
石川は小京都とよばれております。ひがし茶屋街にいけば、ちょっとだけ京都気分をあじわえます。
金箔でも有名です。金箔に使う紙を使ったあぶらとり紙はお土産に最適です。
加賀にはちょっとおっきい和菓子屋さんがあって、奈良の「赤福」をフィーチャーした
「加賀福」なるものがあります。いわばあんころもちのでっかい版。
昔は試食の和菓子が一個ずつ回転寿司のように回ってて、よくそれを2,3個持って帰っては車の中で食べたものです。懐かしき思い出。
最近だと、21世紀美術館なるものが新しい名所となってます。現代アートが基本です。
現代的過ぎて意図がわからないものがたくさんあります。
Linkで使われている、あの水中の中で平然としていられるように見える
「レアンドロのプール」もありますよ。
「兼六園は面白いん?」
「コケがびっしりあるんやろー。」あんた、日本庭園をそんなばっさり。
「昔、コケはカビの一種やと思ってて、家の庭にあったコケを一生懸命むしりとっておばあちゃんにおこられました。
その、とったコケは丸めておねえちゃんとハンバーグごっこしてあそんだり、食べたりしてました。
子供のときは何でも食べるからね。うんこ以外は食べれる。
食べたらあかんよ。」
残念ながら金沢ではどこにもいけてなかったようで。
でも、富山への道中日本海を堪能されたみたいでよかった。
徳光SAとか降りたんかな?あそこ階段おりて海に出ることできるんだよね。
「Link」では、ハイディがテちゃんのスカートをめくり、
kenちゃんがその反対側からカメラでスカートの中を狙う
テちゃんいじりが勃発。前からも後ろからも攻められ大変ですリーダーは。
そして、この曲でいきなり寝転びだすハイディがおかしい。
なんかね、この曲で寝転ぶって言うのはハイディの中で決めてるんだろうけど、
その寝転び方が「あ!Linkだ!寝転んで休日のお父さんスタイルで歌わなきゃ!」って
焦って慌ててやってるように見えるんです。その不自然な感じが可愛いんですよ。
すっごく無理やりなの。
ハイディMCその2。
水着が多くて嬉しいハイディ。目のやり場にはけして困らないハイディ。
kenちゃんに続き兼六園話。
「人生で家族旅行って2回しか行ったこと無いんだけど、1つが奄美大島で、
もう1つが兼六園です。ちっちゃい頃だったから、もう兼六園に行ったこと自体は
写真での記憶しか残ってないんだけど、その時の旅行で覚えてることがあって。
旅行だからホテルに泊まれるもんだとわくわくしてて、
親に『ねぇねぇ!今日ホテル泊まんの!?』って聞いたら・・・」
その時の子供っぽくした言いかたが可愛く思わず「かわいー!」と、湧く客席。
それに対し、「そ、かわいかったの。まだちっちゃかったから。」と返すハイディ。
いまでもその可愛いところしまい込んであるんでしょ?今出てたじゃありませんか!このぉ!
「でね、それ言ったら空気がとまちゃって。そん時車運転してた
おじさんの家に泊まる予定だったらしくて。ふつーに畳の部屋に布団しいて寝ました。
まずいこといっちゃったなぁって子供ながらに感じましたね。
ほんと、兼六園の思い出は写真でしか残ってないけれど、
また同じような写真を撮りに来たいと思います。」
観光地での写真って後から見るとものすごくむなしかったりするんですけど、
この人が「また撮りに来る」なんて言うと味気ない観光写真もドラマチックに感じられるってもんです。
以上!
もうツアーも終盤ですね。
とにかくツアー終わるまでに神戸のこり書き上げます。
あと、モノラルも感じたことだけ書き上げます。
あー、富士急どうやっていけばいいのぉぉぉ。