one day I remember

今思うこと、ある日いつか思い出す、その日のために

7/2 L'Arc~en~Ciel またハートに火をつけろ!in神戸国際会館こくさいホール -2-

  んー、人様の神戸レポを覗くと私のは妄想だったのかとさえ思えるほど かなりハイディはこうだったであろう、こうであってほしいレポになってます。 もういいよいっそ妄想で。 そんなんでもよければお付き合いくださいませ、続きいきまっせー。 怒涛の新曲3連チャン。 『SHINE』、やーhydeほんと声がよく出る。抑えない、変に脚色をつけないまっすぐな声が ぐいぐい伸びてくる。あと、わりと溜めて歌ってるね。半テンポずれて入ってくるみたいな感じ。 前に書いた気もするけど、サビが2段階になって展開するのがすきだわー。 あの、歌いだしのフレーズをサビで聴いた瞬間グワっとくる。 新曲1 耳に残りやすい、とっつきやすいダークアップテンポな曲でした。 ちょ、こんなかっこいい曲埋蔵してたなんて、そしてこれを秋冬まで繰り返して聞けないなんて ライブいかなきゃ聴けないなんてじれったいわ! ハイディもノリノリで首ブンブン腕ブンブン腰クネクネ、そして華麗にその場をくるくる回ります。 っていうかね、左右に動けない分ひたすらハイディ回るんですよ。目回るんちゃうかってぐらい。 しかもその回り方が綺麗で優雅でね。 ハイディってラルクだと品のよい動きを見せるんですよ。 HYDEのときはアラクレで。と、いうより無理してやんちゃになってる感じ? ハイディって女の子を(時に男も)きゅんとさせるキュートさと、 近寄れない高質感をあわせもってるから不思議ー。 おっと曲の感想がどこかへいってしまった。 アップテンポなんだけど、途中でドラムがダーンと沈むところがあって テンポが一瞬崩れるのが面白い。 そこが、なんか今ノリにノッてるビジュアル系の曲と違う深みになってるといいますか。 元からもってるものに今かっこいいと思えるものをあわせたような感じですね。 で、DUNEのころの曲っぽいとあちこちから言われている曲ですが、 まぁラニバを通して昔のいいところもいれてみようじゃんっていう感じで出来たように私も思います。 ラニバの産物。ラニバがなければなかった曲かもしれないね。 『SVENTH HEAVEN』がDead or Ariveを今やったら、ならば この新曲は『DUNE』を今やったらっていうことになりますね。 新曲2 後ろの赤い幕がちょこっと開いてモニターに窓と海辺の映像が写ります。 イントロの時点で、『fate』みたいなシャープなミディアムテンポの曲がきたー!と すげぇ胸が騒いだんですが、えらくメロディが歌謡曲チックでした。 しかもために溜めたハイディの歌声がべったぁーっと音に乗っかるわけですよ。 やーもう、ハイディに悲恋の末亡くなった女の人だとか未亡人がのりうつってんじゃねぇの? って思うぐらい、この曲はものっすごく未練とか執着とか女性的な じっとりとした感情が見えました。勝手に。 だからかどうかしらないけど、この曲で「私」って歌うハイディにものすごくドキッとした。 私がどきりとする瞬間はハイディがハイディっぽくなさ、新しいハイディを見せたとき。 この曲を歌うハイディは、ハイディであってハイディではないようなそんな気がしました。 「あなたに出会えてよかった それだけで十分」 歌詞だけならほんわか明るそうな曲にも取れるのにねー。 まぁそのあとに「この命はまだ~」とかいってるので、穏やかではないですけど。 メロディひとつひとつとりあげるとそれほど突かれるところはないんだけど、 全体的にどきどきする。気になる。これハイディ作曲じゃないかな? 「永遠」的な。あとからじわりじわりこれはくる。畜生、結局何だかんだいってこの曲好きなんだ! この2曲だけでもうアルバムへの期待感がかなり膨れ上がりました。 どんだけいい曲抱え込んでんのラルク。 グッズCMではクマが女の子の育ててたマジックビーン食べてボッコボッコにされつつも マジックビーンのせいか女の子にボコボコにされたせいかで興奮したクマが アレしてるところを仏頂面のメンバーが窓から覗くというなんとも悪趣味な感じでございましたー。 Caressではおなじみ投げキッス。 CMでおなじみ『MY HEART DRAWS A DREAM』 イントロで青い照明がステージ全体を覆ってkenちゃんにサスペンションライト。 kenちゃんのキュンキュンしたギターがイルカの鳴き声みたい。 うん、もうイルカと共演すればいいと思った。PVで。 そこから照明がバババー!っと明るくなって、モニターに移るバレリーナさんのように ふわっと軽やかに展開する感じがね、生だからこそ感じ取れる味わい。 最後のテちゃんとハイディのコーラスの嵐は、次から次へと開花し際限なく広がって まぶしい、なんだかむず痒い、ゾワゾワする、止まらない、ノンストップドキドキ。 あふれ出てくる嬉しさとか楽しみで笑顔が抑えられない。その感覚が嬉しくて今度は泣きそうになる。そして最後にハイディの諭す声で歌が終わります。 夢のつまった宝箱を静かに閉じて、「おやすみ」って言うみたいに。 タイトルに「DREAM」とつけられているだけにドリーマーな感想です。 ほんとそうなるんだって!無駄にロマンチストになるわこの曲。 まさに歌の宝石箱やー。ぱやー。 新曲3ハイディのいいところを余すところなく出した曲ですわ。 そのいいところを引き出す感じが「叙情詩」と似てるかな。kenちゃん作曲か? イントロがピアノで。ダークでテンポは遅いけどさほど重くないのは 周りの音に重厚感がそれほどないのとハイディのファルセットの関係かな。 めちゃめちゃ綺麗ですよ。ハイディの声の出し方が。これも食いつきいいでしょう、多分。 ファンがまさに「待ってた!」といわんばかりの曲。 『The Black Rose』 さっきの曲のハイディはどこに行ったんだ!と思うぐらい、ハイディがいいように暴れちゃって もうメロディがちぃーっとも頭に入ってきませんでした。 とにかくノリで勝負、みたいな。や、かっこいいんだろうけどさ。ほんと耳に残ってない。 石川でがんばって聞こう。 はい、このあとkenちゃんMCと続くわけですが、とりあえず前半戦終了ということで。 まぁ、ほぼ、書きたい要素はこの前半にかっつまってるので後半はサクッといきます。 あぁ気づけばもうすぐ石川。 なにやらセットリストは2パターンあるらしいんですが、もう1つのパターンも聞きたいと思いつつ、 神戸のパターンをもう1回体験して新曲を定着させたいという思いもあります。 とにかく、アルバム11月発売ってどんだけー!って叫びたくなるような 新曲がおいしい今回のツアー。まだまだ続きます。