one day I remember

今思うこと、ある日いつか思い出す、その日のために

もうそれだけ

  テちゃんのライブトーク見ました。 ソロシングル発売とラルクが動き出すのとが重なってるので どっちも入り混じったような宣伝活動になってましたね。 ソロとラルクをきっちり分けないテちゃんらしい。というか、ソロの込み入った話で 30分間が持つほど、話す内容をテちゃんは持ちあわせていないね。 どうしても内面的なお話だとかこ難しい話を求めたり、探りたがるのがファンであり インタビュアーであるわけなのですがテちゃんってそういうところを 別に隠してるわけでもなくて、もうあれが全てなんだと思う。 私たちが期待するような深みはないと思うんです。音楽に対して、特にソロに関して。 ほんと、ラルクの合間合間でちょこっとやる、それだけ。 けど、やる以上はちゃんとしたものを作って売れたい求められたい(でも自信がない) そこらへん、もう分かった上で質問すべきだと思うんですよ。 ハイディでさえ、雑誌2,3誌見たら同じようなこと言ってるのに、 ハイディ以上に言葉を持たないテちゃんにちょっとでもひねりきかした質問で 他誌、他番組では話されなかったようなエピソードを引き起こそうとするのはきついよ。 本人が考えていることがシンプルなだけに、質問するのが大変ですね、うん。 ビルの見方、あれが今のテちゃんを顕著にあらわしていると思いました。 もう1人のビルフェチの芸能人が、ビルを外から見て、次に中を見て、上に上ってじっくりみる といったようなことをしているとインタビアーさんが言った時に、テちゃんは 「中入るんだ…」と答えてました。 外を見てすごいって思ったら、このビルどういう構造になってるんだろうって 中が気になりますよね?kenちゃんあたりはそれも通り越して「何でこんな形にしたんだろう?」 と聞いてくるんじゃないでしょうかね? どうも、テちゃんはそこらへんまで見ないみたい、興味が及ばないようですね。 鹿野さんとこのラジオレポや雑誌も一通りよんできました。 相変わらず、見ようによってはそっけなく、たまにちくりとさすインタビューなんですが、 最近のテちゃんの意見にわりと自分がしっくりきてるところもありまして。 たとえば、内面的なもの、主張を曲に投影せず、飽きないメロディーを作るところ。 これは、もう、うん。このブログで何回か言ってますが、歌詞より大事なのはメロディだと思ってます。確かに歌詞はリスナーの共感を得やすいし、やっぱりそれを武器にするアーティストも多いけど だいたいメロディーが単純で、曲全体にあっといわせるような展開がないんですよね。 瞬間的に惹かれる人は多いけど、歌詞なんてその時の感情に左右されてるだけなんで 離れるのも早い。「今」は確実に流れていってしまいますからね。すごく短期的。 それより、耳に残る、むしろ音とその展開で内に響かせるようなメロディを 作ることが永続的に残るものなんじゃないかなって思うわけです。 ラルクやテちゃんの書く歌詞って、ファンだけが好むもので、 現代人の求めている歌詞よりずれてるんですよね。 ほら、人生応援ソングや下流社会ソングが今の風潮でしょう? ラルクメンバーやテちゃんは現代に沿わない歌詞を書いたり耳に残る曲を作ることで、 永続的な存在になろうとしてるわけです。 彼らは彼ら自身の活動に関しては至極刹那主義なんですが、曲作りに関しては ものすごーく遠いところ、もしくは時系列から離れたところをみているように思います。 テちゃんは現代に沿わない人だけど、時代遅れの人というわけではないんですよね。 情報を集めるのは好きみたいですから。音楽はきいてなくても、最近のバンドマンに良くある 「売れなくてもいい、一部の人が自分の音楽を理解してくれればいい」 っていう思想や、 「作りたいものと、求めるられるものの違いといった壁にぶつかる」苦悩は心得てるわけですね。 テちゃんはそうじゃないと。売れたい、とはっきりいってます。 売れるために売れ線の曲を作るというのは好ましくないけれど、かといって 売れなくてもいいからって自分の価値観だか思想だとかくどくどやってこじんまりとしてるのも あーんまし、かっこいいことではないですよね。 それならテちゃんの考え方のほうがよっぽどすっきりしてると思うのです。 それに、別にテちゃんはそれで無理をしてるわけではないっていうのがね、いいなぁと。 勝手にポップで耳障りの良い曲が出来るんだもんなぁ。頭で曲が鳴ってるんだもんなぁ。 鹿野さんがうらやましがるのわかるよ。いいなぁ。 テちゃんは現代を知らないわけではないし、現代を見る目は的確だと思います。 けど、その前にテちゃんの好きな時代の曲や世界があって 自分の趣向と現代の趣向にズレが生じることから、テちゃんのジャッジが皆の意向と 違ったりしてしまうんでしょうね。曲作りに関してはは自信たっぷりなのに、 その後のジャッジとなるととたんに自信がなくなるんですよ彼は… もう、「自信もてーっ!」って背中バーン!叩きたいわ。まず、CD買わなくちゃ。 お、そんなこといってる間にPJはじまったー!見たー!