one day I remember

今思うこと、ある日いつか思い出す、その日のために

「バハシシ」って笑うワンピースのキャラがいつか出てきそう

  写メ日記にも書きましたがBahashishiの金沢フリーライブに行ってきました。 えっと、知ったのはちょっと前です。深夜ぼんやりテレビを見ていたら 東京プリンがこのアーティストをピックアップしていたのがきっかけ、だったはず。 曲ちょっといいなぁって思いながら見てたら東京プリンの方かBahashishiの方か 定かではないけどYEN TOWN BANDを好きらしく、それに通じる物があると言っていて、 アドレナリンがボファッ!と出ました。 それで目が覚めてオフィシャルでちょっと試聴したものの、その時はそこまでひっかからなくて。 ユラリさんの声がそこまでピーンとこなかったんですよ。そう、そこでいったん忘れまして。 その数日後、スーパーで。 野菜をふんふーんと見てました。そこのスーパーは有線のJ-POPチャンネルを流してます。 オリコンチャートtop10に入るような曲が流れていく中、ふと、「ぴん」と引っ張られたように 聞こえた歌がありました。しばらく耳に残って、気づいたら帰り道でサビの部分を 鼻歌で歌ってました。これは自分相当気になってるなと思い、USENへいって多分 このチャンネルを流してるだろうっていうのを見つけ出してソングリストとにらめっこ。 これっていうのが見つからなくてうーん…ってなった時ふっとよぎったのがBahashishi。 なんとなくそれっぽいような、という予感の下再度オフィシャルにアクセスし 試聴したらあたりだったというわけです。 今回流れていたのは先月発売されたシングル、「気まぐれな流れ星」でしたが、 その他にもこのシングルの2曲目である「Drawing」や、ファーストアルバムに 収録されている「月の呼吸」はどうやら有線かラジオで聞いてたみたいで知ってました。 こういうことはたまにあります。頭で認識する前に耳が認識してるということ。 やっと頭と耳が繋がったよありがとー!って嬉しくなります。アドレナリン大放出。 ひょっとしたら地方回ってくれてるかもって、ライブスケジュール見たら ものの見事に今日金沢でやるという情報をキャッチし、 これはもう運命だと思い今日という日を楽しみにしてました。 しかし、今日の金沢は曇り模様で風がひんやり冷たく、 明日テストひとつあるしちょっとやめとこうかなとも朝思いました。 通常はインストアライブだと思うんですけど金沢のYAMACHIKUのフリーライブイベントって ひょっとしてたまに外でやってるあれかー!ということに気づきちょっと悩んだんです。 ですがいきました。そしていってよかったと心底思いました。 10分前ぐらいにいって、座ってたわけですがその時点で3人しかいなくて 一生懸命宣伝してるスタッフさん見てて、もういたたまれなくてね。 そうだよ私だっていつもは通り過ぎるよビラもらっても。 知ってる人は少ないのかなぁ。 まぁそれが当然で、知ってもらうための地方プロモーションだよなぁそれは本人たちが 一番理解してることだよなぁって思いながらリハを聞いてると、ユラリさん登場。 写真で見るよりどえらいかわいかった。ふわゆるパーマにシフォン素材のワンピース つま先の部分がはがれてる履きつぶしたブーツ。黒い上質のロングコート。 マイク調整で声をだした時点でぶわぁってなりそうになった。 当たり間えっちゃ当たり前だけど響きがねCDにはないものがあってね。 本番前に2曲ほどライブでやらない曲をきかせてくれました。実質6曲聞きましたね。 リハが終わるとコートを脱いで、わぁ寒そう。と、隣から声が。 気づいたら人が集まっててなんとなくほっとしました。 本番で歌ったのは「月の呼吸」「気まぐれな流れ星」「Drawing」とあと、たぶん「Line」。 全然サイトで試聴してたのとちがってて、ちょっと歌い方を変えたのかなって感じもした。 がんばりすぎず気持ちよく歌ってて透明感が混じった。 よくさ、インストアライブの様子がテレビで流れたりするでしょ?そのとき女の人が 曲聞いて泣いてるのとか、嘘ーって思ってたけど、あの気持ちちょっと分かった。 もうね、たまんなかった。直に歌声が響くとねたぶん知らない曲でもぶわってくるんだわ。 もちろん歌だけじゃなくて演奏もベースの音が結構強くて軽やかに流れる感じで 歌が重くならない、自然と体が動くような感じでよかったです。 ドラムの人が途中でとってもいい笑顔をしてました。あとで握手した時も その人だけこの寒い中手があったかくてとっても愛嬌のある人でした。 この夏にフェスに2つ3つほど出ており、年末はロキオンのカウントダウンライブに出るそうです。 で、ライブ終わってからのサイン&握手会で後ろに並んでた子が「無人島Fes」に行って ファンになったことが判明し、ここでもほっとする私。 ギターの浩一さんが「意外と知ってる人はいたんだね。」といってました。 そうなのそうなのただ意思表示が弱くて後からこっそり伝えるのが北陸人なの。 そんな日でした。うん、充実した時間だ。 ギターとベースの音楽のルーツがロック・パンク・ミクスチャー・ジャズ・ファンク、等 なかなか私の好みとするジャンルを網羅してて、ユラリさんがR&Bやジャズやレゲエと 非常にいろんな要素をメンバー間で持ち合わせているところがいいですね。 いろんな持ち味を楽曲に投下できそうで聞いてて飽きないだろうなぁと。 ちなみにバンド名である「Bahashishi」はスワヒリ語で「心」。 ちょっとお勉強になりました。おススメです。