one day I remember

今思うこと、ある日いつか思い出す、その日のために

music station

  13日の金曜日、ジェイソンではなくラルクがお茶の間に到来した昨日。 私は「セーラー服と機関銃」をみて堤真一に大いに萌えていたわけですが。 ヤクザだけど実態は義理と人情にあふれた下町の男で 頼りなさそうな風貌にみえるけど皆のまとめ役。 白シャツに黒のロングコート、そしてめ組の服とさらし姿に狼狽…。あぁぁたまらん、たまらんよ。 女子高生にしどろもどろする堤さんがいいよ。「八代目!」ってかっこよくきめた堤さんもよいよ。 最早30代好みではなく30代後半から40代前半へとシフトアップしている今日。 母に電話で「あんたも年とったねぇ…」といわれましたがこれもその兆候なのでしょうか。 確実にいえるのは、ラルクが40代になってもモウマンタイ。     コラコラ若さを取り戻せ!久しぶりのラルクの登場じゃないか! 「今日はラルク界隈祭りだ!」とキャーキャーしようじゃないか!と、思ったけど 年齢的には堤さん等中年俳優陣とどっこいどっこいだ。 しまった。私より一まわり以上も上の彼等から若さを得ようとすること自体間違ってた。 ですがね、ですがですよ。 いつまでたってもテレビで見る彼等は年相応の落ち着きというものには程遠い人たちですよ。 浮き足立ってるのはあっちか、それとも見ているこっちか。 存在感や、スター性という点で彼等は貫禄を得ていると思うのだけれど 「落ち着き」という点では貫禄は皆無のような気がします。 ギャーギャー騒ぐ、必要以上に司会者に絡んで空回りする(たまにあるけど) といったような落ち着きのなさじゃなくて、 そういう若いアーティストにも、はたまたトーク少な目でしっかりと歌い上げてはけていくような 大御所のアーティストにも属していないということ、つまりどっちつかずな 人たちという意味で彼等は落ち着きがない、と。そう思うわけです。 彼等は「今」についていこうとしているのか「昔」に寄り添い大切にしていくのか どちらでもあってどちらでもない。それが彼等を大勢のアーティストたちからぽっと浮かせてしまう。 好きであろうがなかろうが多分こう思うでしょう。「あなたたちどうしたいの?どこへいくの?」 いつ見ても身構えてしまうはそのせい。 不思議だなぁ、インタビューをみてるかぎりじゃ確実にどっしり佇んでるイメージなのに。     「まだラルク好きなんだ?いい加減好きじゃなくなってると思ってた。もっと落ち着きなよ。」 と、これは兄にいつぞやか言われたこと。 ラルクを聞いている私は落ち着きのない妹、であるのと同時に これはラルクそのものが「落ち着きのない」バンドだとも言っているんですよね。なるほど。 その落ち着きのなさ、危なっかしさが今でもラルクにはあって それが時として「衝動」みたいなきらきらしたものに若い子には見えて それに惹かれて好きになったりするんだろうな。 今なお増え続ける10代のファン。そして周りからは今だに10代のファンがメインだと 思われるほどの…、うん、若さの途切れないバンド。 やっぱり彼等から若さを得ることにしよう。     歌ったのは「Caress of Venus」でしたね。 Mステブログから、どうやら「The Fourth Avenue Cafe」をやるっぽい雰囲気が流れていて まぁシングル再発したわけだしタイミング的にはそうだよな、と思っていたわけですが。 これだとあまりにも順接的な流れで「えっ!」っていう気持ちにはならないですよね。 皆が安易に予測できるものをわざわざ隠したりするようなことをラルクはあまりしない。 基本的にちょっとはずす。 と、いうわけでまんまと、ね。「えっ!コレが聴けるんだ!」ってなりましたよ。  ハイディの声は先月初めまでソロで荒く歌ってたものとは思えないぐらい すっかりラルクモードになっていて伸びよく歌ってましたねぇ。 衣装もね、重ね着レディースからかっちりしたジャケットスタイルになって… あぁラルクラルクだ…とおもったらジャケットの後ろからフードでてるー! 何あれ可愛い!インナーにパーカー着てるのか!おぉぉここでも重ね着が! カジュアルだな!そして若いな! パーカーが黒いからあまり目立ちませんけどこれフードの色が薄かったら もうちょっと着崩れた印象でなんかジャニーズの若い子がやっているようなスタイルになってたよ。 あぁそういえばゆるゆるふわふわちょっとはねてるパーマもどことなく亀梨君のそれと似ている。 それからテちゃんの衣装がV6のメンバーとかぶってたとか何とか (見てないので詳しくはわからない) ・・・ジャニーズに対抗してるといわんばかりですね。 「君が笑うと嬉しくて」でちょっと笑ってた。よーし今日は歌詞間違えてないぞー、の笑み? 「さあお気に召すがままに」で顔をそらす瞬間の表情がいい!今日の一番。若干アヒル口「何が起きても放さない」の「はさない」でちょっとまぶたを持ち上げたときの 目の潤みが…潤みが。放すもんかー!ふんがーっ! これが半年全国駆け巡ってそれからちょっぴり家族サービスで南国いってきた人なのか。 やけた肌はすっかり雪化粧。ハイディのお肌にはやくも初冠雪。 FAITH DVDのジャケットにみられた、タフで程よい肉つきの半裸は今や黒のジャケットに すっぽりおさまってみる影もなく。そして、がむしゃらに、一所懸命に突っ走っていた ソロハイディの必死な表情はどこへやら?余裕綽々たるフロントマンの涼しい顔。 テクマクマヤコンだ。テクマクマヤコンで変身してるんだきっと。     歌以外のところはみれてないんですが何でも岡田君とハイディが並んで座ったそうで! なんてときめく二人組なんだ。お内裏様とお雛様だ。おめでとう!(?) 基本この2人になんの接点もありませんが、こう、仲介役にTOKIOの長瀬君あたりが入って 目の辺りが濃い3人組で繋がってほしいと日々夢見てます。 むくむくと1ヶ月先のライブが楽しみになってきました。 モチベーションをあげるための今回のMステ出演だったのかもしれませんね。