one day I remember

今思うこと、ある日いつか思い出す、その日のために

FUDGEとハチクロ

  ラブログさんみて気づいたんですけど、Kenちゃんの単行本もう出てるんですね。 昨日がフライングで今日、14日が正式発売日なんですね。 日本海なめんな。 出版物に関しては1日前どころか1日後の入荷です。  ほんとこれいっつも思うんですけどCDの1日前入荷は当たり前なのに何故に本はそういかないの?CDに関してはオリコンの集計の関係もあるんでしょうけど。でもそれ言ったら本もでしょ?     kenちゃんの単行本、が頭に入っていない私はTUTAYAハチクロ10巻と うっかりmen's FUDGEを買ってしまいましたよ。 ううう、ほんとはFUDGEを買うつもりだったんですよ。 ほらなんたって今年は英国スタイルがきてるわけでして。 タータンチェックにマニッシュに乗馬ブーツにエンブレムetc・・・ もうこぞってアパレル業界ぱかぱか出してます。 雑誌でもここぞとばかりとりあげてそういう流れに向かせようとしてます。 でもFUDGEはそんな時代の流れが来ようが来なかろうが年に1回以上英国だの ロンドン特集やってんですよ。にわかで取り上げてる雑誌なんかよりはるかに本場なんです。 だからお手本にするならやっぱりこの雑誌、と思ってたんですけど・・・。 ふっと目に入ったmen's FUDGEを手に取り中を見たら、     とびきりストライクゾーンの写真をみつけて、気づいたら手にとってハチクロ10巻上乗っけてレジにどん。    うわぁぁぁやってしまったぁぁぁぁぁぁ。 なんか前も「資料用★」とかいって、気に入った見開きページの為にsmart買ったね私・・・! 男性のファッション雑誌好きです。あ、あのだぼっとした服とか興味ないですけど。 スーツとかジャケットとかカチッとした服を若干着崩してるぐらいがものすごーく好きです。 特に、雰囲気のある色男がスマートな服着てるともう資料以前に観賞用として買います。 あと、女の私でもまねしてみたいなぁっていうスタイルがあって参考になりますよ。 今年は、英国スタイルといっても去年の英国ビクトリアンスタイルみたいな フリフリゴテゴテフェミニン最上級!とは違い、甘さを抑えたフリルや シックでかっこいいスタイルが多いので男性のスタイルと通じるところがあるんですよね。   とびきりストライクゾーンの写真。 モデルのKEVIN君はもちろんいい顔してたんですけど何より思ったのは、 このスタイルこのポーズで、顔のところハイディの顔埋め込みたい。 いい男前にして考えること結局それ?素敵な写真を見つけて真っ先に思うのそれ? この雰囲気のこのスタイルにハイディを埋め込んでみたい。そうなんです。 それを考えてどきどきしてるんです。 常日頃おもってます。アーティスト写真じゃないハイディの写真がみたいなぁって。 ハイディにいつもと違うものをまとわせたい。描きたい。 あぁぁぁでも私の頭の中と800×600のカンバスとペンタブでは限界が・・・ 思えば、self portraitの写真もそれに近かったのかも。 アーティスト写真ではない、絵の中のハイディっていう存在にどきどきしてたような。 今月の特集の内容がこれまたいい。JAZZスタイルかROCKスタイルか。 それぞれのスタイルにあわせてモデルさんが服着てるんですけど やっぱりというか、いいなって思うのだいたいROCKスタイルでした。           ハチミツとクローバー、最終巻。 花本先生は雨、森田さんは烏、竹本君は三つ葉のクローバー。 守る人と、刺激を与える人と、普通にお話ができる人。  それぞれにそれぞれが補えないところを持ってて。それぞれの役割を持って はぐちゃんに接して、与えてたんだなぁと思いました。 そんでもってはぐちゃんが強かったです。 花本先生がいう前に先手打ったのにはびっくりでした。     でね、私、花本先生みたいな優しく見守るようなタイプのキャラって 地味そうに見せかけといてひそかな人気をあつめる、おいしいところをもっていく感じがして なんかずるい!って思うんですよね、いつも。 そんなんだったらありきたりでもはなっからパーフェクトでな男の方が よっぽどスマートでずるくないって思える。その典型的な例が野宮さん。 もうねー、10巻読んでて募っていくわけですよ。いらいらというかもやもやとしたものが。ちくしょーずるいずるいずるいずるいずるいずるい・・・ ずるいよわたしのはーとうばってくなんてはなもとせんせー。 やんわり遠巻きに眺めてた男が本気モードになる姿ってとってもよいですね・・・。 森田さんね、烏っていうのはその、はぐちゃんを道連れにしようとしたときの 漂ってるオーラが黒い烏の羽みたいだなって思ったのね。鳥ハウルのイメージ。 それと、花本先生同様森田さんもまた観察者だったなぁと。一歩下がって見てる所があった。 ただ違うのは、花本先生は本当に見てるだけなんだけど 森田さんはみてるだけじゃなくてけしかけた。 はぐを見て、はぐの状態を理解して、花本先生に話して、あゆの話を聞いて、真山と話して、 自分も三角関係のなかにいるはずなのに全体を眺め、人を動かすための きっかけ作りをすることが多くて自分自身のことはわりと置き去りだった。 電線の上から地上を眺める烏。地上に降り立つこともできる烏。 空よりも低いところにある電線。花本先生よりちょっと低いところで 全体を眺め全体を掴み動かそうとした人。それが森田さん。   最初から無いより、後から無くす方が辛いに決まってる。 それでも、出会わなければよかったっていうのは間違いなんだよなぁ。    って言う台詞を昔実家にあった漫画で見たことがあるんですが、 竹本君は結局この答えにたどり着いたんですね。 竹本君はけして特別ではないけれど、在ることに違和感や奇異を感じない存在っていうのは 実はとっても大切。守られたり刺激しあったりするだけが人生じゃないもの。