one day I remember

今思うこと、ある日いつか思い出す、その日のために

熱意をこめて紹介する

 

Future Soundtrack

Future Soundtrack

 

 

過去の記事で秋はテナーの曲がはまる、と書いていましたが、

前作「COLD DISC」に続き、今回もアルバムを初夏にだしたストレイテナー

「シーグラス」が夏に飲むカルピスのようにさわやかでびっくりし、

そうか、これからは秋冬に限らず夏もテナーになったんだなと思い知らされた前作。

今回もそのいい流れを維持しながらさらに、さらに、洗練されたPOPな曲たちを

詰め込んだアルバムとなりました。

2曲目の「タイムリープ」なんかはサイダーの炭酸がはじけるようなさわやかさと

キラキラ感があります。

春はあけぼの、夏はテナー、秋もテナー、冬、もちろんテナー。

この勢いで季節を網羅して一年中心地よいテナーの音楽に浸っていたいものです。

 

テナーといえばオルタナオルタナといえばテナー、

英詞で捻りのきいたメロディをクールに歌い上げるホリエさん。

一歩間違えれば不協和音になりかねない、絶妙なバランスの音たちが

星降る夜のごとく耳にながれ、私たちはそこから自分のツボとなる音を

星座をみつけるようになぞっていく。

 

まぁ、私が好きになったテナーは当初から、そして今もこんな感じです。

リズム感だったり周りの音の雰囲気は海外っぽく、

ただし、メロディだけは日本人のもつ繊細さを兼ね備えている

こういうのが自分のツボなのでストレイテナーだったりアレキサンドロスが好きなわけです。

 

そう考えると、今作だったり前作っていうのはそういう自分の好きからは

少し毛色が違います。ホリエさん本人もおっしゃっていますが大分J-POP寄りです。

俗にいう「歌もの」として成り立っている曲が多い。そもそも日本詞が多い。

今作で従来のテナーっぽさがあるのって「Superman Song」と「Last Stargazer」ぐらいじゃないですかね?日本詞だけど「After Season」もそうかな。

あと、攻撃的な曲があまりない。全体的にどこにも喧嘩売ってない。

 

自分が好きなアーティストは大概あまのじゃくだったり捻くれた人が多いんですが、

ホリエさんもアンチPOPなんですよね。もとは。

それこそ2000年ごろにあちこちで流れていた青春メロコアなんて

自分たちじゃぜったいやる気にはならなかったでしょう。

歌詞だってそう簡単に理解されるような安直な表現を好んでいませんでした。

でも年齢を重ねて、その間に様々な悲喜こもごもを繰り返してると

自分は何をそんなにこだわっているんだろうって思って、そのこだわりという名の

「殻」がはずれてくるんですよ。

こだわりをすて、シンプルに中身を伝える。この大切さに気付く。

料理だってどんどんあっさりしたもの好きになってくるしね。

それに、シンプルな素材に深みを感じさせるだけの自分自身がもう出来上がってるんです。

 

ホリエさんはその域に達したんだなと思います。

もう、とげとげしてた声がものすごくやわらかくなって、体温で馴染むシートみたいなフィット感があるし、

本人の雰囲気も「癒し」そのものでバンドマンの後輩寄ってくる寄ってくる。

安直に走ったPOPでも、わかりやすさを狙ったPOPでもない、

たどりついたPOPがこの「Future Sound Track」と思うと、

オルタナテナー大好きな自分も大いに納得できるし、これがまた本当に心地いいし、

ぶっちゃけめちゃくちゃドキドキするんですよ!!!!!

1曲1曲聴き進めるたびに、歌詞カードをめくるたびに

「あのホリエさんがこれを…!?」と声を漏らさずにはいられない。

 

そう、前作のPOPさを引き継ぎながらさらに進化しているのは

ホリエさんの「生々しさ」

 これに尽きます。

 

1曲目の「Future Dance」は赤面して顔を手で覆いました。

いうなれば、声で体なぞられてるような感じ(変態か)

初夏のアルバムだけれど、前作より全体的に湿度があってなんか「梅雨」の

うだるような蒸し暑さも感じる。

あとは6曲目。「もうすぐきみの名前を呼ぶ」

ちょっとさわやかな朝な気もしますが、情景を想像するに照れる。

 

今作は「ラブソング」が多いとのことですが、別にね、いままでも「ラブソング」

かいてなかったわけじゃないんですよ。

ただ、どちらかというと切ない「ラブソング」が多く、抽象的に、断片的に

語られてる感じのものが多かったから、さらりと聞けて、

季節によってはそれがしみてきたりしたわけです。

ですが、今回はぐっと視野が狭まってより具体的になっていて…。

なおかつほんのりと幸せな雰囲気さえかんじる曲もある。

そりゃ、メンバーもどうかしたのかと聞きたくなるってもんです。

 

ストレイテナーのアルバムを聞いてこんなに体温があがったのは初めてです。

 

そのホリエさんの歌声をより引き立たせるように演奏も仕上がっています。

歌に寄り添うように伴奏が成り立っているから、星降る夜というより、

一筋のきれいな流れ星が耳に流れ込んでくるみたい。

インタビューをよんでいると、ホリエさんの歌が変わったのを

メンバーも認識していてそれをリスナーに届けるよう動いていたんだなっていうのがわかります。

 

 

 

 

最初の方に書きましたが、これまでのかっこいいこだわり満載のテナーが

今も大好きです。

でも、これまでのテナーを好きでいたからこそ、今回のこのアルバムが過去最高の衝撃作となり、それでいて納得のいくものとして聴けるんだと思います。

そして、これからテナーを聴く人にとっては、このシンプルかつメンバーの体温を距離感なく受け取れるアルバムを

心地よく聴けるのではないかと思うのです。

ロックキッズにはちゃんと「Last Stargazer」がありますので!

いろんな人の耳に届いてほしいニューアルバム「Future Sound Track」、是非どこかでみかけたら聴いてみてほしいです。

 

 

 

 

天岩戸の外で待つ

あのときあの人はこういう気持ちだったんだろうかとか、
あれはそういうことだったのかとか、考えたりしながら湯船につかる。
昨日は沸かしたまま入ることなく寝てしまった。

それは口にしないほうがきっとうまくいく。
聞きたいこと多々あれど、引き出せないうちはどうしようもない。
そのうち聞けるときがくる。
今日はその成果が1つ。
ほっと胸を撫で下ろして、また湯船につかる。

天岩戸の外で待つ。
華麗な舞を舞うことはできなくても。

12/4[Alexandros]Tour 2017 "NO MEANING" Zepp Osaka Bayside

 

[Alexandros] 2017 Short Tour "NO MEANING" 

初日。

 

 

 

「意味なんてない、やりたいことやるだけ。

セトリを考えるときに、とにかくやりたいことを書き出して

それを片っ端からやることになったらこうなりました。

俺らのわがままきいてもらえますかー!?」

 

 

初めのMCで洋平さんがそう言ってはじまったこのツアー。

このノーコンセプトのライブが自分にとってどれだけ意味があるか。

自分が聴きたい曲が聴けるかもしれない可能性がむちゃくちゃあるってことだよ!

アルバムツアーだったら多くて10曲アルバム以外の曲がきけるとして、

でもその半分は鉄板曲で埋まるから5曲ぐらいしか可能性がないんですよ。

でも、今回は全部だ!20曲から24曲、そこにすべて可能性があるんですよ。

 

 

めっちゃ意味ある。だからわたくし速攻でcrewになりましたよ。

ビギナーズラック狙ってチケット取りましたよ。

おもいっきしライブ終わりに余韻に浸りたくて1人で行くことにしましたよ。

 

 

結果ね、もう、今ここで自分死ぬんじゃないかってぐらい最高のLIVEになりました。

本当に行ってよかった、私的にvenga!venga!を超えた。(あれもまた、アルバムツアーではない妙なツアーでした)

とにかく聴きたい曲がたくさん聴けました。そして一番聴きたい曲が聴けました。

息が止まるかと思いました。

ライブが終わってカシスソーダ的なのを飲みながらかるくふわっとして、

目的地とは反対回りの電車に乗りながら急いで記憶をたどって書き上げたセトリがこちら。

 

 

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いかに頭の記憶が途切れぬうちに書き上げたかがわかる。

とにかく自分が後で読んでわかればいいんだ!

 

これを正しく変換するとこう。

 

 


Burger Queen

can't explain

city

Dear Enemies

Dracula La

Nawe, Nawe

My Blueberry Morning
Waitress, Waitress!

Wet Paint

Don't Fuck With Yoohei Kawakami

I Don't Believe In You

Supercalifragilisticexpialidocious

Thunder

Kiss The Damage

Kids

(新曲)
NEW WALL

ムーンソング

starrrrrrr

Free Fallin' [Tom Petty]

spy

明日、また

Kaiju

(新曲)

Kick & Spin

 

なるほど、新曲だと思った曲は一部カバーだったのね。

たしかに、なんとなくオールドな雰囲気で、燻ったような曲だったから

ん?と思っていたんだけどやっぱり自分たちの曲じゃなかったか。

まぁ、新曲をやりますともなんともいわず、しれっとやるからね。しれっと。

分かるかな?新曲だと思うかな?しってるふりするかな?って

こっちの反応をしたり顔でみているんですかね。

「Kids」のあとにやったのは新曲、ですよね・・・?

セトリのサイトでは曲名がついてて、これもカバーなのかなとおもったけれど、

該当する曲がみあたらない。トランスっぽい曲があって、音の雰囲気はにているけれど

がっつり日本語の歌詞を洋平さん歌ってたからなぁ。うーん。

で、この曲がまたすごくよかったものだから。

透明感と色の奥深さを感じて。深海に静かに沈んでいく様子と、その沈んだ深海の底から

はるか上の水面のきらめきを眺めるようなそんな情景が浮かんだんだ。

こういうミディアムチューンで緩やかに沈んでいくような曲が好きだからなぁ。それでいて重くない。水中で浮かんでるような曲だった。

 

まず、最初が「Can't explain」だった時点でさ、もうこれはなんかあるとしか思えなかったよね。

大体LIVE中盤のみんなの頭に残るか残らないかのところでさらっとやるような曲だからさ。

「Can't explain=説明できない、説明のしようがない」ライブがまさにこれから始まるのだと、まるで宣言しているかのよう。

とことん挑戦的なセトリで来るんだな!よし!って身構えた矢先に「City」が入って、あ、やっぱりそれはそれで不安なところもあるのね?と思ったり。

すでに情緒不安感が漂ってきてた。

ディアエネもうれしかったなー。この曲ジェットコースターみたいだなってサビを聴くたび思う。

 

 ステージの後ろに「LET'S GET FUCKED UP」の文字。

これを指さし洋平さんが「後ろの文字読めますかー!?意味わかりますかー!?

『可笑しくなっちゃおうぜー!』って意味です!!!」

と嬉しそうに言う。

この時、これから起こる出来事でこんなに頭のネジがぶっ飛ぶライブになるとはつゆ知らずのーんとMCをきいておりました…。

 

 

 

「Dracula la」のあとに「Nawe Nawe」でしたっけ?逆でしたっけ?

MCで「普通、Dracula laの後にNawe Naweはやらないね。」って言ってたような気がするから、この順番でいいのか。

WCIPのツアーでなぜかセトリに入らなかった曲。「なんでだろう?」って洋平さんも訝しんでましたが、たぶんバラードが多かったんだよ。あのアルバム。

磯部さんはこの曲をやりたかったそうな。ツアーの途中で、洋平さんが「曲一部変える」って言った時に密かに「なーうぇっ!」と小声で希望してたみたい。

だから、「今この会場でだれよりも楽しんでいる」と嬉しそうに話していました。

私も、この日ライブで聴けて、改めて好きになれたような気がします。

 

 

そんなMCの後に入ってきたのは「My Blueberry Morning」

うわぁあああこれも私ライブで一回も聞いたことないうれっしぃぃぃい。

ってはしゃいでたけど案外周りがワッ!てなってない、笑

まぁ、レア曲がきけたときって、はしゃぐよりつい嚙み締めちゃうよね。

もう次いつ聴けるかわかんないから。

そのあとの「Waitress! Waitress!」でのみんなのはしゃぎっぷりときたら。

まってました割と定番な曲!みたいな。

2サビ後の洋平さんの英語のパート、これまでDVDで見てきたのやらライブで

きいていたような激しくたたみかける口調じゃなくて、

低音でささやくような口調だった。ストロングキスもぜんぜんストロングじゃなくて

めっちゃソフトに歌ってて、逆に子宮がぎゅっってなったわ。

 

 

「Don't fuck~」が早くもここで登場!?ってぐらいの曲順で入ってたね。

しかも「Wet Paint」の後で、のっけからバーン!とテンションが上がるのではなく

緩やかにテンションが上がっていったね。

白井さん(今日はなぜかストライプ柄のシャツ)のギターソロも

激しいというより哀愁漂うメロディを奏でておりました。

そんな中、しれっとドリンクを飲む磯部寛之川上洋平。ふつーに休憩しとるやん。

ひとしきりギターソロがおわると洋平さんが白井さんとアイコンタクトをとって曲再開。

 

ドンビリの後にMCが入ってました。

どこでどんなMCが入ってたかはもう時系列ばらっばらですが、

ここでは次に歌う曲の話をしてましたね。

あと、わりと序盤のほうのMCに入る前に、お客さんがメンバーのことをよんだりしていて、

その中にあの、例の、なぜか強気なお客さんのヤジみたいなのが飛んできたんですよ。

「かかってこいよ!」ってやつ。

それに対して洋平さん「ふはは…!『かかってこい!』だってさ(磯部さんに話しかけるように)」

と、余裕そう。そういや自分らのファンにはこういう風にいってくる奴いるよね。

って久しぶりにファンの感触を思い出すかのように。

あなた今年の1月めっちゃそれでキレてましたよね!?

なんなら、言ったやつに吹き矢飛ばしたくなるぐらいには私少しトラウマになってますけどね?

いやー、全然反応が違うのでこっちが面食らった。

洋平さんが大好きな大阪という土地がそうさせたのか初日故にそんな気にならなかったのか。

 

 

で、次の曲に関するMC。

「次の曲も、全然やってなかった曲なんですけど、あれですね・・・ここUSJが近いんですがまさに、そこに喧嘩を売るような、ね。」

喧嘩を、売る?

最初わかんなかったんですよ。ハリドリに使われた「ムーンソング」じゃ喧嘩売るどころか握手しちゃう感じだし…?

「この曲歌えますか?」の声に「歌えるー!」と反応するお客さんのうちの一人。

「え、え?次にやる曲知ってるの?なんでなんで?笑」

「いや、USJに喧嘩売ってる曲っていったらもう1曲しかないじゃん、笑」

って、磯部さんが洋平さんに言っていたのを聞いてようやくわかった。

ってその曲やるんかい!!!!!?すーぱーからふり、かりふら…えっと、

そんな感じのタイトルの曲!!!!

あたふたしました。あぁでもこの曲ダウンロードしといてよかった…。

バンドのアルバムには入ってませんからね!?私も何の気なしにアルバム曲

以外で自分が知らない曲を調べている時に知って、洋平さんの歌い方がかわいらしくてついついダウンロードした曲です。

その後「ここさえ歌えていれば大丈夫」と、洋平さん指導の下、曲名にもなっている部分の発音の練習をし、

皆でせーので歌うとこれがきれい歌えていて「すごいじゃん!みんな。」と洋平さん。

「メリーポピンズも喜んでるよ。」と磯部さんも嬉しそう。

おかげさまで、ライブが終わった今でもちゃんと歌える自分がいます。

曲きいててそこだけノリノリで歌ってる。

 

 

そしてここから雰囲気ががらりとかわります。

雷の音。

この雷の音はいかにも効果音CDの中に入ってそうな安っぽい音だったんですが、

そのあとの女の人の声?それとも洋平さんの声を加工したもの?がバラバラになって入ってきてゆっくりと例のあの曲になっていく。

WICPツアーで「swan」→「Run Away」→「Starrrrrr」と3曲やったときに、曲間でアレンジをして次の曲にいつのまにかなっているあの雰囲気を思い出しました。

洋平さんが手拍子をし始め(たような気がする)、それに合わせるように客席も手拍子、オリジナルのテンポより少しゆっくりとした「Thunder」が始まりました。

ゆっくりになっているのに妙に体が揺れてしまう、そんな心地よいテンポで。

オリジナルよりも少し音が抜けている?ほんと、バンドサウンドではない、ダンスフロアへと会場が表情を変えるようなおっしゃれーな曲へとさらに変貌を遂げて、

うわああああこの音源くださいいいいい是非とも次のシングルの3曲目にいいいいいい。

って心の中で叫びました。

 

 

もうね、おなかいっぱいだったんですよ。

「Can't explain」もきけた、ディアエネもBlueberryMorningもカリフラもサンダーもきけた。十分すぎるぐらいだ。

でも、サンダーのアウトローを聴きながら、不意に、あぁ、今のこの雰囲気ならば

次、あの曲がきても悪くないな、あぁ、でも「Come Closer」かな。

そんなことを思ったものです、あの時。

 

 

 

 

 

 

そしたらきたんです。「Kiss the Damage」が。

 

 

 

 

 

 

 

うそおおおおおぉん…!

え、間違ってないよねこれ、「Kiss the Damage」だよね…!と、しばらく動揺を隠せずにいた私です。

きてほしい曲がその時ドンピシャで来たことなんておそらく長いライブ参戦人生の

中で一回もなかったんじゃないかな。

そうかそうかこの日のためにとっておいたんだ・・・。

まぁ、ラルクでいうと「fate」みたいなミディアムチューンのちょっと暗くて、

わりとAメロBメロでベースが流れているのが聞こえやすい曲。

で、ライブでの出現率はまぁ・・・「Anemone」ぐらいなもんかな。

「TIME SLIP」とまではいわないわ。一応アルバムツアーではやってくれているから。

白井さんが個人的に推していた曲で、MVの候補にも一応あがっていましたが

他メンバーの評価としては「地味な曲」。

サビの所のギターの鳴らし方がちょっとむずかしいやらなんやらって副音声で話してたような気がする。

なんでもありなこのツアーで、しかも白井さんの誕生日にライブが入っている

このツアーなら、彼の推し曲をやってくれるのではと、実はちょっと期待してた。
でも、自分の行く日にやってくれるだろうとは思わなかった。

ふたあけてみたら、ここのパートはがっつり固定されてるところで

短いツアーだけれども、このツアーのレギュラーに入ったんだとうれしくなりました。

 

 

この曲、とにかく今の洋平さんでずっと聞きたくてしょうがなかったんですね。

3枚目のアルバムを初めて聞いた時、洋平さんの声の艶やかさ、色っぽさを格段に

上げたといってもいい曲。だけどまだ若さがあってね。

膝の擦り傷をちろちろとなめる洋平少年ぐらいしか想像できなくて。

じゃあ、今の彼ならどう歌うんだろう。NYに行って、いろいろと衝撃受けて、

でも、その受けた痛みにキスをして笑って受け入れて先に進んだであろう彼が。

歌詞にもっと血が通って年相応の色気をもったらこの曲はどうなるんだろう。

 

 

妄想は膨らむばかりですよ。 

この曲に対する私の変態加減はそこまでにしておくことにして。

いやあー、もう、ほんとよかった。うれしかった。なんかもう訳が分からなったからもう一回聞きたい。

この曲で一番歌詞が耳に届く部分って、ここですね。

 

「信頼しきった人に いとも簡単に裏切られて 心を閉ざして保険かけて 傷つかないように生きてる」

 

歌いながらさみしそうな洋平さんの顔が一瞬見えたような気がしなくもない。

大人ってそうね。傷に敏感よ。傷つかない方法を探すのが大人よ。

 

 

 

 

 「Kids」もうれしかったです。サビでわーっと目の前の視界が開けるような感覚。

まさに、MVの少年と同じような気分ですよ。

そういえば、この曲もわりと白井さん推してた曲ですよね?

今回「Schwarzenegger 」の曲が多かったように思います。

それもまた今回のライブがすんごく好きな理由なのかもしれません。

このアルバム好きなんだなぁとしみじみ思いました。

 

 

この辺でまたMCあったかな。

新曲作ってるよーって話。

「新曲ね、たくさん作ってます、もう。

あのね、どれをどういう風に届けていったらいいのかって考えてて。

今回出した曲はまぁ、今一番出したい曲たちだったけれども。

ほら、今はさ、1曲ごとに曲を買えてしまう時代だから。

将来的にはね『アルバム』なんてものもなくなってくるのかもしれない。

そうなったらそうなったで僕らも別に、そこにこだわることなくやっていくんだと思うんですが、

まぁ、『アルバム』を作らせてもらえるうちは、ね。

『アルバム』ってね、一つの大きな絵みたいなもので、どこにあてはめたらいい絵になるか、そういうのを描いている気分。」

 

ニュアンスはこんな感じです。

ちなみに、この、アルバムをひとつの絵に見立てる話は現在発売中のロッキン・オン・ジャパンの最新号に掲載されているインタビューでも語っております。

この日は全体的にしゃべりが優しくてね。

本人は「今日、こんなに話すはずじゃなかったのに…みんながしゃべらないししゃべっても反応してくれないから…。」とぼやいてましたが。このちょっとぽつりぽつりとそれとなぁく客席との距離感を探り探りで語りかけているのがよかったよ。

磯部さんがそれに対して「いいじゃんしゃべれば。」とちょっと突き放してたのも面白かったです。

「今日は、初日だから、ちょっとアットホームにね!」って前のお客さんの手をにぎにぎしてました。よかったね。

 

 

しゃべらないといえば白井さん。

洋平さんが白井さんに声をかけるとイヤモニをはずし「ん?」と反応する白井さん。

「え、いやいや今聞こえてたでしょ!?演奏していないんだから、笑」

「音楽聞いてたりして。」

などと、洋平さんやら磯部さんに弄られる白井さん。

わたくし今回白井さん側におったんですが、白井さんを四六時中みて分かったことは、

 

・しゃべりはしないがとにかく歌をよく口ずさんでいる。

・ギターを演奏する前の基本姿勢が前屈みで腕をだらんと下げたオランウータンスタイル。

 ・たまに顎がしゃくれる

・メンバーがMCしている時、微動だにしない(ことがある)

・客席側に身を乗り出してきた時に見える鎖骨は美しい

 

 

と、いうことでした。で、しゃべりは洋平さんによるとオプションだそうです。

ロゼさんよりしゃべんないとか。

そんなロゼさんもちょいちょい拝見することができました。

ナーウェかドラキュララで、さっと入ってきて座ったかと思えばあれ?いない?

あ、またいる!?とちゃんと、ピアノ・キーボードを使う曲に応じて出入りしていました。

ただ、アンコールの時だけは普通に前からズンズンと入ってきてたのがおもしろかったです。

ロゼさん細いなぁ。

そしてカシラにいくとなんとなくロゼさんを最近思い出してしまいます。

 

 

磯部さんは、ハーフアップでしたねぇ。

もっといかついあんちゃん風になるかと思いきや、実物は以外にもさわやかで。

風にあおられてふわっとなびく髪と、客席の奥を見渡すときにピンと張る

首筋とあごのラインがとてもきれいでした。

でも、そろそろ前髪下してもいいなぁ。顔が見えてない状態でベース引きながら体揺らしてる姿が好きなんだなぁ。

そういや、客席の靴をひろってた。

「これは誰のですか?」と聞くと複数手を挙げてて。「正直に。」とあらためてきくと

なぜか、上手にいる男性が。

「え、お前よくそんな動いたね!?あ、ダイブしたのか。」

と、洋平さんも驚いたなかなかのやんちゃな男性ファンでした。

「じゃー、この靴、ヒロが終わるまで履きます!」と、冗談めかして洋平さんが言いましたが、

磯部さんが早々に客席に向かって投げだし見事キャッチしました。

「落し物は、きちんと警察にとどけましょう。」の一言を添えて。

 

 

サトヤスさんの衣装は、その、なんだ、縄文時代弥生時代みたいな

皮っぽい服着てた気がする。髪は1つにまとめてたね。後ろから風が当たると髪の束が数本上に上がってメデューサみたいになってた。

彼もまた今回はあまりしゃべりませんでしたが、最後に「ありがとうございました」と言って合掌、スマイル。

どこまでも優等生な奴です。

 

 

メンバーのことはこれくらいにして。

ライブの最初に聞かない「ムーンソング」もなんだか新鮮だったな。

これも大好きな曲だから最初にさらっとやられてしまうより、会場が暖まってきたころにやる方がしみる。

「Starrrrrrr」と並べることができるのも、何でもありツアーだからできること。

 月や星やら、夜の風景がやっぱり似合うなあ。

新曲にも「月」というワードがありましたな。

「大人にならずとも」とか聞こえた気がする。ひらりひらりとファルセットへと声がかわる部分がとても綺麗だった。

夜の海、光の届かない深海で、月の光を求めるような曲だった。

 

 

アンコールにやったもうひとつの新曲は、ゴリゴリっとした少しハードな曲。

サトヤスさん好きそうだなあ。

ってぼんやり聴いていたんですが、あれ?この曲のAメロBメロなんか聞き覚えが…

 

あー!私が聴きたかった初期「Come Closer」のAメロBメロをちょっとテンポ落としたやつじゃない!?

 

私の勘違いかもしんないけれど!

まだ派生しとるのがおるんか…。だとしたら私この曲すごく好きになりそう。

この日聞いた新曲、すべからくみんな好きですよ。

こうやって更新されていくんだなって感じがする、バンドがね。

次のアルバムものすごく大人なアルバムになりそうだなぁ、ともうだいぶ期待値があがっております。

いい意味で抜け感があって、曲同士がぶつかり合わなくって、通して聞くと気持ちよくなるような。

ラルクとおんなじで、彼らはあんましコンセプチュアルなアルバムは作らないけれど、

あえて統一感があるといえるアルバムをあげるとするなら、実は「Schwarzenegger 」がそうなのかなって思います。

なんかラテンアメリカな匂いがする。「Waitress!Waitress!」にイメージを引っ張られているだけかもしれないけれど。

なんとなく、あちらの国の荒野を車で走って旅をしながら聴いてみたくなるアルバムなんですよ。

しかもあのアルバムってそれまでのアルバムと違って、ライブでやることを考えずに、いろいろと新しいことにチャレンジしてみたっていうアルバムですよね?

現在、海外でおもいっきし手を伸ばしてあれこれやってみている状況とすくなからず似ているような気がするんです。

だからかもしれないけれど、今回のライブに自然と「Schwarzenegger 」の収録曲が入ってきたのかもしれませんね。

いや、ただ単にやってない曲が多いっていうのもあるんだけれど。

次にできるアルバムはその「Schwarzenegger 」の進化版?まぁ、ちょっと北の都心の方へと場所を変えていますがそういう風になりそうだなぁ、なんて勝手に思っておりますよ。

ほんっと「ALXD」なんて曲と曲のガチンコ対決みたいなもんだったからね!笑

EXIST!」は曲のバイキング状態になってるし。

食べ方、聴き方次第ではえらく胸焼けするし疲れたりするんですよ。

だから、今度は和食でもフレンチでもイタリアンでもいいから、コースをいただきたいね。

 

 

今日はもう、定番やんないんだろうなって思ってたら、

最後にやっぱりあの曲が。

「Kick&Spin」ほんっと好きだねー!好きっていうか安定感があるんだね。

これやっときゃ間違いない!みたいな。

あ、でも感想で最近ラップがはいるの好きです。

 

 

 

 あーーーーーーーー。とりあえず、思うことはかききった!!!!!!

聴きたい曲が聴けて最高、私の魂の一部をZepp Osaka Baysideに置いておきたい、

死んだらそばで流れている安治川に遺灰を投げてほしい、

と思えるぐらい幸せな時間で。後半はそんなことばっかり考えてた。

まぁ、これで当分は[Alexandros]のライブ行かなくても大丈b…ヴぁぁない!!!!!!!!

 

 

 

 

 

「Come Closer」聴いてないよ!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

こらー!GIGSのインタビュアーさんが「これライブでどう化けるか楽しみですね」ってきいてるのに対して「そうですね」って返してたのどこのどいつやー!

「Kiss the Damage」からの「Come Closer」ていう頭がくらくらするような夢のセトリはどこにいったんやー!

あーーーーーーー!!!!!

 

 

「Come Closer」を生で聴くまで、ライブ参戦はやめられないなぁと

思った大阪の夜でした。